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「香川湧慈のインスピレーションメッセージ平成29年2月10日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

「香川湧慈のインスピレーションメッセージ平成29年2月10日

店や会社や、また一家を治めて行くにしても、親子のような親しみ方をすることは、

理想的な形ですが、ここに危険も潜んでいるんです。

親しみ過ぎて礼を欠くことに陥る可能性があるからです。

ケジメが付かなくなり、秩序も規律も無くなるとダメになって来ます。

「一悪生ずれば、百悪集う。」です。

だから、経営者は社員の些細な「まぁいいやん」には厳重注意せないかんのです。

ここホンマに大事なんですよ、皆さん。

わがまま放題に育ててしまった部下は、もはや用いることは出来ません。

世間を見てて、新入社員の、人間としてのレベルが下がっている感あり、です。

上に立つ者が部下の私的な生活面に対して、それとなく心配りすることは大切なことですが、

公私の区別を明確にしておかなければ、ただの甘やかしでしか無くなるのです。

昔、ある大名がこう嘆きました。

「今日(こんにち)の世に、弁慶や佐藤兄弟(佐藤継信・忠信兄弟)がいない」

(源義経に忠誠心豊かに仕えた家臣が弁慶であり佐藤兄弟です。)

と言った時、家臣の一人がこう言いました。

「否、弁慶や継信、忠信等の無きには候(そうら)はず。義経の無きにてこそ候(そうら)へ。

もし、今も義経如きの主(あるじ)あらば、弁慶も継信、忠信等も、目を突く程に、

出で来たり候(そうら)うべし。」と答えたと歴史は語ります。

どういうことかと解説すると、

社長が幹部達に「最近の社員は、社長に忠誠心豊かに働く者がいない。」と嘆くと、

有能な幹部は社長にこう答えた、ということです。

「いや、社長そうではありません。忠誠心豊かな社員がいないのではなく、

源義経公のような人情溢れ、仕事の出来る経営者がいないからです。

もし今も義経公のような経営者ばかりなら、忠誠心豊かな社員も、目を突く程に出て来ると思います。」

どうですか?

あなたは上に立つ者として、人情溢れ仕事の出来る人物ですか?!と己を省みましょう。

自分は「これ」をしていないと自分では無い!というものを見つめ直して立てて行くこと。

これが「らしく」ということ。

「これ」は、今まで生きて来た歩みの中にしか、存在しません。

一つ一つ教えている事に「慣れ」が生じていないか。を振り返ること。

その一つ一つ教えている事を、もっと丁寧に理解納得するまで、教えること。

才能の無い者にも、丁寧に教えているか。

才能の無い者が理解納得するまで、教えているか。

自分達は、これをしなければ生きて行けないという念(おも)いで、最後まで責任を持って取り組んでいるか。

それが志を貫くということです。自分がやった事を整理して、報告をする。

これが次に起こる事の準備となるんです。

究極の危機管理は、ちゃんと毎日丁寧にチェックして報告を受けること。また自分からも報告すること。

腕一本足一本失っても、自分は「これ」で役に立つ。というものを持つことが危機管理に成るんです。

社員一人一人に、仕事をさせる役割を作っているか。

社員一人一人が、納得できる仕事をさせているか。

犬ですら、エサをくれる人でなく、散歩(犬の仕事)をさせてくれる人に付くのである。 

ましてや、人間をや。です。人間は苦しい時ほど、身の周りのものを握り締める。

でも一旦、手のひらを開いて行くことが、苦からの脱却になる。

まさに「放てば、満てり。」である。

理想を時折り「理想はここに在る!」と振り返るしか、理想と現実のギャップを埋めることは出来ない。

「ものさし」は、自分の背中に刺すこと。

その「ものさし」=「判断基準」が、自分の背筋をピン!とさせるんです。