『世の中は理不尽且つ不平等』なもの。
人間は皆、生まれた時から、いわゆる不平等なもんです。
中小零細企業の経営者でも資産は人それぞれです。
中小企業で10数億円内部留保がある会社の後継者も居れば、
全く物質的資産が無い人も居るのが世の中。
麻雀に例えるなら配牌の不平等は有るという事実。
経営は、与えられた牌(パイ)をどう組み合わせて、
どのようにビジネスマーケットと向き合うかだと思う訳です。
酷い配牌やなぁと嘆いても、それが事実。へこたれてはいけません。
それなら覚悟してバラバラの牌を敢えて集め『国士無双』を目指すんだ!というアプローチもあるんです。
最も扱いにくい牌(従業員)ばかりを全種類かき集めることで、
業務に従事するだけの『従業員』から、
経営者の考えを『理解納得共感』してもらえる『社員』に昇華させてゆく努力の先に
『役満』へと昇華させる戦略も出来る筈。
つまり『最悪の手札』と思われても、それが唯一無二の武器に化ける可能性は、有るんです。
社員や、自社資源を、麻雀牌に例えるのは、分かりやすい比喩として捉えてください。
中小零細規模の企業には、極々わずかな資源しかないんだから、
また、少数の『素人』(しろうと)集団なんだから、どう『組み合わせる』か、
にかかって来るんです。
『素人』(しろうと)とは『素直な人』と捉えて、少数の素直な人達で、精鋭を目指すんです。
一人一人を生かす組み合わせや、持ち得る資源を組み合わせることが、
官僚や学者が逆立ちしても勝てない『国士無双』と成ることはあるんです。
また『あの分野はもう終わりだ』と見捨てたニッチ領域を再生させることも有り得るんだと考える。
『古臭さ』を『本物のヴィンテージ』へと再定義するとか。
周囲が捨てた牌を拾い集め、誰も想像しなかった新しい物語を編み上げることで、市場を独占するとか。
『地獄を見た』という体験は、言葉の重みや判断の鋭さを磨き上げるんだから、
同じような絶望や閉塞感を感じている人々の心を震わすように、
使えない資源は無いんだと考える。
あらゆる資源は活用できるし、活用すべきなんです。
その為に、独自性の追求をする。そして、ほんの少しの他者を真似したパターンを認識した上での、
自社への応用。これを両立しなければならない。
自社や自分の為にカスタマイズされた模倣困難(真似することが難しい)な
アプローチを独自に編み出せば、不安感が消え、希望が湧いて来ますから。
それを実践していると社員全員が社長の方針に、共感が生まれ一致団結するようになって行きますから。
経営は『数字』だけではないんです。
そこで働く全員の心の統一が為されていないで『善い会社』と言えるんだろうか?って、思いませんか。