先週、後輩経営者から報告を受けました。

『以前から忠告して頂いていた幹部の二人、一人は、辞めてもらって、

もう一人は自分から辞めたんですよ。』って報告でした。

ワシは言いました。

『善かったなぁ、今から善い社風に向かって行くでぇ。』って。

数年前に、その後輩経営者が自社の社員達に『毎週メッセージをくれている香川社長が、社員の人達誘って一杯🍻やりますか。と言ってくれているので、行きたい人、行ける人は言うて来て。』って、

社員の人達に話して、数年前に、そこの社員４名(内幹部二名：先代の時からの幹部)と後輩経営者と、ワシの６名で食事しました。

その後日、ワシはいつもの如く、色々と個別に手紙を書き、参考にしてもらえれば、と自分の経営に対する価値観綴り等を送りましたら、そこの若手社員達は、ワシの実話に感銘受けてくれ、届いた『香川湧慈価値観綴り』を読んで、手紙で感想文が届きました。とても嬉しく感じたのを覚えています。

で、ですよ。幹部二人は、メール返信すら全く音沙汰無しだったから、

ちょい心配になって、後日、その後輩経営者に老婆心ながら、と忠告をしていました。

香川湧慈の価値観には『返事せん人は誠実さが無い証拠』という人物評価をしています。

思うに、先の辞めてもらった幹部と、自分から辞めた幹部は、ワシに言わせると、誠実さが無い人としか思えない。

誠実さの無い幹部に就く部下は哀れ。というのがワシの価値観。

業務能力は乏しくとも心の素直な若手社員達が伸びるも伸びないのも、

幹部やトップの人間性がかなりなウエートで影響しますから。

そもそも会社や社長に対する忠誠心の無い幹部の立場にある人は、幹部に非ず。です。

立場が上に成るにつれて、人格を磨いて人間的魅力、つまり人間力を付けないと、部下が哀れです。

断つべきを断たない限り、新しい秩序は立ち上がりませんから。

トップがハッキリするから、部下は付いて来るもんです。

会社のあるべき姿や、社員のあるべき姿を、明確に示すのが先決なんです。

明確な理想像を描くのが経営者の第一の仕事だと言うのが香川湧慈の価値観です。

明確な理想像を、ジグソーパズルに置き換えると、後は、一つ一つ丁寧に、

ピースを埋めて行きやすいんです。

ジグソーパズル型経営をやりながら、パッチワークキルトのように手持ちの生地で、結果をデザインして行くことで、納得度を高めて行くんです。

つまり、手段(トライ&エラーを積み重ねながら)からスタートして結果をデザインして行くパッチワークキルト型経営を、入れながらジグソーパズル(理想像)のピースを丁寧に埋めて行きましょう。

これが自分に自信が付いて行く経営の在り方やとワシは思います。