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『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和4年8月19日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和4年8月19日

目的とか目標は、持たないといけないのか?

人生懸けて、こういう人生を歩みたい!

という想いの無い人は無理に目的を持たなくてもええと思うんですが、

どんな性格の人にも、心底『愉しい人生』を歩んでいるのか?

だけは、自問自答してみることを勧めます。

なぜなら人生は、心底から愉しむ歩みが出来ていれば、善し!と思うから。

他人と比べる意味も無いし、他人に、とやかく言われる筋合いも無いからね。

だから、自分の『楽しい』ではなく『愉しい』を、ちょい掘り下げて考えてみる、省みてみる。楽する『楽しみ』は、真の『愉しみ』とは、次元が違うと感じておるんです、ワシはね。

こういうことが有意義な人生を見出だして行くようになると感じる次第です。

社長という人達の『楽しい』人生という観点で、こんな人達、多い気がするんです。こういう社長です。

社員の安月給で福利厚生も無く、経営陣だけが高級取りの会社で、自分は『楽しい』と感じている社長達、まぁまぁありますよ。

会社で数千万の高級スーパーカー買って、毎月100万の支払いのリース料払っている知り合いの息子さん居るんですが、

まぁ、そのスーパーカーを希望する社員が乗りたいと言えば、予約制で、

社員も謳歌出来るようにしていればワシは、何も言いませんが(笑)

その親とワシは知り合いで、先週彼が言うてました。

『息子はイケイケドンドンで、親が言うても聞く耳持たんのよ。

一回、躓(つまず)かんと分からんわぁ。

躓いてほしいんやけど2億の借入の保証人は親の俺やからなぁ。』

と言うから、ワシはアドバイスしました。

『会社の数値上の業績がええんなら、銀行に言え。

年間の返済元金を、利益と減価償却で賄えていて、2年続けて債務超過じゃないなら、経営者保証外せるから銀行に言うて行ったらええんよ。

銀行からは、保証人外しましょうか?って、絶対言うては来んからなぁ(笑)

または、実質会社運営してるんは、息子やから、息子に保証人変更してくれ、

って銀行に言うてみ。』って話たんですよ。

ワシが経営指針という言葉に出会って、取り組んだのが平成5年1月。

約30年前になり、以来縁深く、経営指針に取り組んでいる経営者に関わり合っておるんですが、目的って、持たないといけない。みたいな感覚になり勝ちですが、無理に目的を作る必要は無い。とワシは思うてます。

無理に作る事自体が、不自然やから、です。

ワシは、真剣に全身全霊を傾けて『何のために経営するのか、何のために生きるのか』に興味関心が、沸々と湧いて来たから、人生目的、つまり経営目的が生み出て来たんですが、湧き上がって来んのなら、無理に目的を作ることなんて、

せんでええのです。

ワシは、誰にでも共通する目的として『人生を愉しむ。快適に生活する。』と

いうことなら、異論は、ほぼ無いんじゃないか、と思う訳です。

会社は誰のもの?ちょっと考えてみるのも、大切です。

もし、社長だけのものと深層心理で思っているなら、他人を雇用してはいけません!なぜなら、心が結び付くはず無いからです。

会社は、愉しく快適でなければ、会社を経営する意味が無いのよ。

それ以外、会社の目的は、有り得ないというのが香川湧慈の価値観やから。

社長と社員の心が結び付いているから、合意と納得と共感が生まれて来る土台に成るんです。

先週ある経営者仲間から聞いたことですが「会社は経営者だけのものやから、、、」って言う人を香川さんどう思いますぅ?って(笑)聞かれたから、

ワシはすかさず言いました。

『そういう人は、求人したらいかんなぁ。他人を雇うな!自分だけで商売せないかんわっ!そうせな、雇っては辞め、雇っては辞めの繰り返しに陥るでぇ。

会社は自分だけのものと考えるんが悪いんやない。

なら、他人を雇ってはいけません!やけどなぁ。ワシの価値観は。』

って話しました。

皆さん!『人生は愉しく快適に歩む』これ、目的にしてはどうでしょうか?

また目的がある人は、その目的を深く深く掘り下げて考えてみたら本当に『愉しく快適』に到達しますか?

自分だけの快楽の楽しさではなく、愉快な人生って、深いと思うけどねぇ。

愉快なという意味で、愉しむ。とワシは漢字を『楽』でなく『愉』と書いて区別して来ました。

あなたにとっての快適な生活とは?

本当に一生通して快適と成りますか?

愉しい人生と成りますか?

たまには、深い意味での『愉しい人生』を、学ぶ読書でもしてみませんか?

今週ワシは、うちの社員全員に、ある本を新品Amazonで買ってプレゼントしました。

あの水泳の池江璃花子選手のお母さんが書いた『あきらめない「強い心」をもつために』というタイトルの本です。

ワシは昔から、経営の勉強は『人間とは何ぞや』を学ぶこと。

教育の勉強は『母親とは何ぞや』を、学ぶこと。という価値観なので、

たまぁ~に、こんな人の母親って?どんな子育てして来たんやろうか?って思うことがあるんです。

で、あの白血病を克服して選手として立派に人生を愉しんでいるんじゃないか、と感じた池江璃花子選手の母親を学んでみようと思いついたという訳です。

皆さんは、人間とは何ぞや。母親とは何ぞやを、学んでますか?