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「香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ平成30年7月6日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

「香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ平成30年7月6日

社員の安月給の上に成り立つ会社の利益は、本当の利益じゃないんです。

こんな会社、ほんまによおけ(多く)ありますよぉ~。

そこで働く社員の、大多数がやねぇ、個人の生活に於いて、世帯主じゃない人達なら、 給料は時給で、仕事柄高収入を得にくい業種業態(価格決定権の無い下請け業)なら、

社員に高い時給は出してあげれなくても、社員が自分の能力を伸ばせられて、経営者の愛情を感じていれば、

自分の特性に相応しい業務に特化した、役割分担で、その社員は、

自身の人間性と可能性を引き出せるからいいんです。

つまり、合意と納得の経営が出来るので、そういう会社に対して上記のことは言うつもりはありませんが、

そこで働く社員の個人生活で、世帯主だとしたら、文化的な生活が出来得る給料を払えっ!
と訴えるものです。

また、利益の業績だけが良い会社が、優秀な会社だと持て囃されていますが、

業績とは何ぞや?

あなたの定義を明らかにせよ。と言いたい。

言葉は、その人なりの定義により、異なるからです。

人間性に立脚した戦略を実践し、業績を上げて行くことが、全社員の充実につながる。
という考えですワシはね。

人間性と科学性(戦略に則った儲けのこと)と、

社会性のバランスとその高さの追求が会社のあるべき姿です。

なのに、こんな社長、多いんですよ。

自分は、ごっつ高給を取り、豪華な家を建てて贅沢していながら、

そこの社員の収入の、ごっつ低いこと。

社員も、文化的生活の出来得る給料や待遇を与えての、社長の高給なら、

何も言いませんよ、ワシは。

不様、風(ふ)が悪い、恥ずかしい、と感じないんかなぁ、と感じてしまいます。自分だけ「ええ目」して。

カッコ悪いなぁとワシは昔から思って来ましたね、そういう社長達を見て来て。

そういう人は、経営者とは言わないんです。単なる「社長」です。

世の中に社長は巨万(ごまん)と居ますが、果たして経営者は?と、

よく言うてますよワシはね。

経営の経は、人の道という意味です。経営の営は、経済活動という意味です。

だから、人の道を実践しながら、経済活動をすることを『経営』と言い、

そのトップ責任者を、経営者と言うんですよ、皆さん。

だから経営者に成る為に終わりの無い、『人間とは何ぞや!』の、学びを、

勉強を、せないかんのです。

社員数が多い会社には自分の業務にヤル氣があり、

その社員なりの会社の発展を真剣に考えている社員も、何人か出て来ますが、

おんぶに抱っこの社員も多くなってしまうもんです。

だから『経営者』は、己れの哲学で社員一人一人の哲学を切って歩むことが

必要不可欠なんです。

どういうことかと言うと、社員の考えを聴いた上で、自分の考えと社員の考えと、自身の中で検討し、より将来の発展、充実に至るであろうと思う方を、

選ぶのが経営者です。

もし、経営者自身の考えの方が、より将来の充実につながると判断したらなら、己れの哲学で以て、部下に、理解納得を得られるように導いて行く、

諭して行くことを、己れの哲学で相手の哲学を切る。
と言うんです。

『理解納得を得られるように諭して行く』これが大事なんです。

これを実践するには、己れの人生観、社会観、価値基準を確り持って、

深めてゆくことを欠かしては出来ないんですよ。

経営者は、会社の中心人格です。

社員に対しての教養と判断の中心でなければ導いて行くことは出来ません。

そして経営者は、社員の師匠という存在に成らねばならんと思うのです。

仕事に於ける師匠であり、人間としての、ものの考え方、

将来を指し示す存在。

最後に、経営者は、社員の親でなければなりません。

無情の愛を注ぐ親という存在。

この三つを兼ね備えてこそ、初めて社員は、自己の能力をより発揮し、

充実感を得るんだという考えで、貫いているんですよワシは。

主・師・親(しゅ・し・しん)

主とは、教養と判断の中心。師とは、師匠的存在。

親とは、無情の愛を注ぐ存在です。

社員も家に帰れば、家族の『主・師・親』なんですよ。

だから、会社の経営者だけのことを言うとるんじゃないんです。

誰しも、自分の人生の経営者なんやからね。

家族が居るなら、家族の人生の経営者という認識を持ってほしいもんです。