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『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和3年2月19日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和3年2月19日

経営者が学び合いをする会にせっかく入会しているのに、

自分のしょうもないプライドや見栄を脱ぐえ去れない人、

多い気がするんです。

 

『学び合いの会』というのは、しょうもないプライドや見栄を脱ぐい去る勇氣を培って行くから、

吸収できるもんなんやけど、吸収出来てないんちゃうかと感じる社長や

後継者、多いと思うなぁ。

 

例えば、経営のピンチ

(売上激減や銀行借入のピンチ状態や社員の反乱とまでは行かなくても、

社長の気持ちを理解しようという気はサラサラない社員等)

に、陥りつつある状況なのに、

 

その会のメンバーの誰かに、自分の恥をさらけ出して、相談できる相手を一人や二人作るくらいの人間関係を持てない社長や後継者。

 

それが出来ないんは、その会の活動を、しょうもないプライドや見栄を取り

払えないまま『意氣に感じる』域にまで取り組まんから、

信頼関係が出来ないんです。

 

ただ精力的に活動するだけじゃ、いかんのです。『意氣に感じる域』に達しての活動じゃないと。

その会の目的、本質を追求する行動をせんから、意氣に感じる域に行かないんやと思う訳です。

人生、すべてエッセンシャル。本質を追求せな、充実には至らんと思う訳です。

 

自分の『ゲスト意識と行動』が、(積極的に関わろうとしない姿勢をゲストと言うんです)

必ず自分の会社で現れて来るのに、気付きもしないんよ。

 

しょうもないプライドや見栄を取り払って、トコトン活動しているにも関わらず、意氣に感じないなら、止めたらええのよその会を。

 

なのに、本質を追求しようとキャスト意識で活動せん人達が『忙しいから』という理由を言い訳にして、

商売につながらんからという内心のくせに、体(てい)の良い言い訳で止めて行く。これをワシは『もったいない』と言うとります。

 

本質を食べてもないのに、美味しくないと言う。美味しくないから食べない、止める。と同じなんですよ。

 

また自分の会社がピンチに陥ってしまってから、相談する人も居りますが、

結果相談でなく、中間相談せなぁ。

 

何の為に『学び合い』の会に入ったん?

その会のメンバーと、心を裸にして、人間として深く関わり合わな信頼関係なんて結べへんと思うんです。

 

自分の会社の『社員との人間関係』を経営者仲間に相談できる間柄が大事なんですよ。

会社も一緒や。社員と人間として深く関わり合う信頼関係こそが、経営力を高めるのに、そこに全身全霊を懸けようとしない社長や後継者。

 

だから商売は行けてても、ストレスが溜まり悶々としてたり、

やがて、その商売が傾いて行くんとちゃうかなぁ。

 

会社の中には、人間として出来た社員も居れば、人間として不届きな社員も居るもんですよ。

不届きとは、自分の金の損得しか考えない、楽な勤務のことしか、考えない、社長の気持ちや考えを理解しようとしない社員のことです。

 

だから経営方針をハッキリ発信せないかんのです。強烈で熱烈な発信を。

 

経営方針というのは、当然『筋』が通っていることが大前提です。

筋が通っているということは、人の道に敵(かな)っているということ。あらゆる業務に、筋の通った方針をハッキリさせて行くんです。

あらゆる業務に人の道を現して行くんです。あらゆる業務に、ですよ。

 

電話応対、帳簿記帳、社員間のコミュニケーション、隅々にです。何ぼでもあるでしょ。

 

人の道を業務に、方針にして行くと、自分の損得しか眼中に無い社員は、

居心地が悪くなって、自分から辞めて行くもんです。

逆に、その方針が居心地の良いと感じる社員は、益々共感してくれるもんです。

 

それを『仕組み』と言うんです。

仕組みが先か、教育が先か、と相談されたことがあるんですが、

すかさずワシは『仕組みが先や。仕組みが出来てると、教育がしやすいから。』と言いましたね。

 

会社が傾く99%の原因は社長一人に、あるんです。しょうもないプライドや

見栄が、その要因のほとんどです。

社員の内面に全身全霊で向き合う勇氣の欠如です。

 

実は今週、経営者仲間から『香川さん、会社のことで相談があるんやぁ、、、』と、

相談事を聴いてアドバイスしましたが、本人に言うた内容を、

このメッセージを読んでいる『社長』の皆さんにも、自分に置き換えて読んでみて下さい。

 

こういうことをです。

会社の借金のことを、社員にオープンにしてますか?何の為に借金しとるんか、説明してますか?

 

会社はちゃんと儲かってるんか、赤字なんか、ちゃんと説明してますか?

赤字なのに、ボーナス出す為に銀行借入してる社長おるでしょ。

そんなことしたらいかんのよ!

給料は、借金してでも出さないかんけど。

 

ボーナスは権利やないでぇ、言うとくけど。社員皆が仕事に励んで利益が出たから、出すもんがボーナスです。

キャッシュが赤字なのに、賞与というのは、有り得ないんです。

だいたい、夏冬のボーナスなんて出すなっちゅうんです。

 

毎年ボーナス出してたら、社員は『生活給』になってしまって当てにしてしまうんです。

どうすん、突然業績が悪くなって、赤字でキャッシュが無い状態やのに。

 

出すなら『決算賞与』にせえっ!と、聞かれたらいつも言うて来ましたワシは。

決算賞与は、当てにしないし生活給とは思わんのよ、まともな社員は。

これこそボーナス感が湧くのよ。

また決算賞与は、社員皆のチームワークにつながるんです。

 

社員の総合能力は給料で差を付けるんです。ワシは、そうしています。

この『総合能力』の定義を社長はキチンと決めていなければいかんですよ。

そしてその定義を社員が『なるほど』と感じてもらえるものを。

 

社員に対する総合能力とはどういうことを言いますか?概念整理せよ。

皆が共感できる定義を明らかにせよ。です。

 

そういう事をイチイチ整理し、明文化することを経営指針に取り組むと言うことなんよ。

決算賞与は、全社員のチームワークで勝ち得たものやから、年間の勤務時間で公平に割って分配したらええのです。

能力の差は給料で付けとんやから。

 

全社員(パート社員もやで)で、その人の年間勤務時間で割って分配したら公平なんやから。

社員が、理解納得そして共感してくれる説得力を持たな、経営者とは言えんのよ。

 

社長も社員の人達も、人生の課題ってあるでしょ。

 

その課題を『人の道』そして『家族』に照らし合わせて考えたら、解決の糸口が見つかるんです。

 

なぜなら、人の道や、家族は本来『利害』を超える間柄だからやからです。

 

利害つまり損得感情を超えた存在に成らないと、信頼関係って結べないと思うんです。

 

もっぺん言います。

 

人間として深く関わり合う信頼関係こそが、経営力を高めるんですホンマやから。

 

会社を潰さない為にも社長も社員も、人の道に則った、

人として深く関わり合う行動をしてほしいと願うとるんです。

 

あ、そうそう、その相談者に、これも言いました。

 

その『不届きな社員』にワシも頭に来た()から、そなな人は社員やない!

会社の一員、仲間やない。辞めさせえ。他の社員も迷惑になるでぇ()って。

 

そしたら○○さん『もう辞めさせた。』って言いました()

ほんでも、その原因は○○さん、○○さんが悪い!

 

会社の借金のこと社員にちゃんと言うとん?

言うてないから、社員は会社はようけ(沢山)儲けとるのに、ボーナス出せよ。って社長に向かって言うんやで。

全然儲かってないのに勘違いされるんよ。社長の人柄や行動を解っている社員は、言わんでも解ってくれると思うけど。

 

まぁ、色々大変やけど済んだことより、今からどうするかや。

一旦更地にして、建て直しせな、また砂上の楼閣になってしまうでえ。

共感してくれている社員達と共に、着実に再構築して行ったらええのよ。

それが出来得るビジネスモデルなんやから。

 

そして銀行にも再建構想を丁寧に説明して行くんよ。

社長の気持ちを、考えを、理解しようとする社員達ばかりなら、

着実に積み重ねて行けて、耐震構造ができ、未来が拓けて行くでえ○○さん!と話したんです。

 

共感してくれている社員と共に業務をして行くことを『仕事』と言うんです。

だから、仕事は気分がええもんなんですよ。

皆さん、業務を仕事にしていかなぁ!ホンマですよぉ。