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「香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ平成26年4月18日」
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

「香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ平成26年4月18日」

昨日、うちの株主の一人である有能な経営者から電話があった。
 
遡ると十数年前に、そこの会社の子会社設立に当たり、名前だけ社長になってもらえないかという依頼があり五年間そこの会社の社長を無給で務めたことがありました。
 
その時(十数年前)その経営者から「香川ちゃん、新会社で一千万円の融資を受けないといかんようになったんやぁ。」と電話があった。
理由なんて聞かずに、すかさず「ええでぇ、印付いたらええんやろ。銀行さんいつ来るか、銀行から電話させて。」
と即答した。
 
で、後日銀行の課長が宇多津まで来て「香川社長と○○社長はどういうご関係ですか?」と聞くから「△△課長あなたの友達から、同じ事頼まれたら、あなたは僕と同じようにするぅ?」って言いました。
 
「いやいや、しませんよぉ。」と言うから、
 
「僕らは、よっしゃ分かった。と言える関係です。
寿命終えて、あの世に行っても、ずっと付き合える関係やなぁ。また、僕には関係ない、この一千万ですが万が一被っても構わない覚悟があるから受けたまで。その覚悟と信頼と能力が無ければ、そもそも受けませんしね。まぁ、そういう関係です。お察し下さい。」と言ったら、銀行の課長
「はぁ~そうですかぁ。」って言うてました。
 
結果何の問題もなく、五年後には社長名義交代し、しかも、事務所家賃として、一部屋分毎月家賃を今まで振り込んでくれてたので、年間78万だから、やく12年で936万も収入になってました。
 
だから、うちの内部処理として、また気持ちとして、ルイボスティーを家賃収入分に値する数を毎月その本社に送ってあげていました。
 
来月からエモーション内に在籍させていた、その子会社を本社に吸収することになったから、家賃発生がなくなるので申し訳ないとの電話でした。
 
「いやいや、こちらこそ今まで長きに渡りお世話になり有難うございました。」とお礼を告げた次第です。
で、ついでに「もう○○さんとこ、社員300人は超えたんちゃぁん。あんまり大きいせん方がええんとちゃいますかぁ。」と言うと
「そうなんやぁ、ここらで事業の方向を新たな分野開拓に動いてるんやぁ。」
と言われるので、
 
「昔言うたと思うけど、年間2億の利益出して、税金8千万だか9千万だか払って残り1億ちょいなのに、銀行の返済元金が毎月2千万やから、年間2億4千万も払わないかんから、銭足らんやん。払いの為の借り入れせんならんのは、どうなん?拡大成長戦略しかないのぅ?銀行は財務優良企業で事業有望企業やから、担当者は自分の成績上げたいばかりに、上手いこと言うて、何ぼでも融資持って来るでぇ。カモにされたらいかんでぇ。と言うたわなぁ。」
と電話で話しました。
 
さて、昨日の電話のやり取りからも、皆さんに考えてほしいのは、ほんまに規模を大きくすることがええの?ある大手外食チェーンは160店舗閉店したって、労働条件極悪で人が辞めて募集しても集まらないらしいのです。と、この前友人から聞いたけど、
 
だいたい大規模になると、会社での人格教育は出来ないのが多くあり、そこで働く人達は、労働力とお金の交換所になってしまって、情とか、人格研きとか思いもしないし、ロボット化するんじゃないかと思ってしまうのです。
 
自分の事業の「適正規模」を見つめることから、生き生きした会社運営が始まると昔から思うて来ました。
 
やっぱりワシは「日本の零細企業のモデルを目指す!」ことに全身全霊懸けていることに、より確信と核心を抱いた一週間でした。