何気なく様々な人を見て感じること。
『へらこさ』を感じる女の人が、ワシは一番好かんかなぁ。減なりするんよね。
へらこさ感じる男よりも、へらこさ感じる女の人の方が、
何か、見苦しい感じが強いんよねぇ。心が美しくない。
『へらこい』とは香川県の方言で『ずるい』とか『賤(イヤ)らしい行為』という
意味。
へらこい人は、男でも女でも嫌やけど、
女の人の「へらこい」のは減なりしてしまうなぁ。
女の人は断然『健気(ケナゲ)さ』が美しいと感じます。
健気さって言うのは、
良心から自然と発露している相手を思いやって努力している行為のことです。
この解釈は香川湧慈の定義ですが。
女性の皆さん。あなたの健気さが、日頃から現れていますか?
健気さに年齢は関係ありません。
日頃、何気なく使っている言葉を、自分なりに『定義付け』すると自分の芯が
養成されて来ますから、たまには自分なりの『定義』を考えてみることを勧めます。
あなたの定義する健気さは、どういうものですか?
形の整いを美と言い、心の美しさを徳と言うby香川湧慈
これも自分なりの『美』と『徳』の定義なんです。
このような習慣の訓練が、概念整理につながり、表現力の豊かさにつながって
行きます。
概念整理さえ、出来ていれば、いわゆる会話に於いて、文章に於いて、誤解されることが少なくなって来ます。
だいたいのトラブルは良好なコミュニケーション不足。
つまり、人間関係と、良心の発露が出来ていないことから始まるんだと感じます。自分の意見を、相手が勘違いしないように、発言する努力をせんから、
伝わらない。その為に『定義化』することが大切。
また、あなたに付いて来てくれない。としたら、
あなたが、厳しいから他人(ひと)が付いて来ないんじゃないと思うんです。
信頼出来ないから付いて来んのです。
なぜ、信頼出来ないのか?
それはあなたの『良心からの行為』じゃないからやと思います。
プラス強烈な頑固さ、他人の意見に心を向けない我欲を感じるから他人(ひと)は付いて来んのです。
人間関係のキーポイントは『良心の発露』と『多様なる価値観』つまり、
相手を認める素直さで人間の幅を拡げることやと思います。
自分と違う価値観を、一旦、認めてみることで人間の幅が拡がるんです。
人は、心の幅が拡がれば、見えて来るものがありますから。
男は度胸。女は愛嬌。と昔から言われていますが、
ワシは、男は器量。女は健気さ。やね。
器量とは、心の許容量や寛容量や、勇氣や、情熱です。
人間皆『へらこさ』は心に在ります。消えることは無いんです人間やから。
だから、健気さが、へらこさを上回ってほしいんです。
コップ一杯の濁った水も、透明なプールに移すと、濁りは見えなくなりますから。
濁り=へらこさ。へらこさ=しょうもない見栄、プライド。
だとしたら、それを上回る良心=健気さで、居続ければ、
運は巡って来ると思うんやけどなぁ。