ピンチの時に消極策を執ってはダメ‼️
消極策を会社で言うなら、経費削減とか社員の給料減額とか、銀行は人員整理せよ。と言うて来ますよ。
人情なんて欠片もない保身一択が多いです。
全く人間というものが解っていない。お金至上主義で且つ、担当者が自己保身やから、
そういう事しか浮かばないんです。
経営は人間学です。
そもそもピンチの時こそ、心一つに一致団結して積極策に全身全霊で向かうべきなのに、
給料減らされてモチベーションは上がりませんから。
そんな心理状態で積極策を実施したって上手く行く筈ないんです。
そう思いませんか?
ピンチの時こそ積極策を執って『思う一点に集中して攻める』ことが大事なんです。
ピンチの時に消極策を執ると、ジリ貧に陥って行きます。
ビンチの時こそ、今為さないといけない施策を、四方八方から考えて
『的を射た戦略』を見出だし、その実現の戦術(具体的手段方法)を
『全員が一致団結して一点集中』の、積極策一択です。
積極策を上手く機能させてゆくには『売る人が、その氣にならないと、
良い商品も売れて行かない。』という価値観です。
これ、言い得ていると思いませんか?
昔、ある製薬メーカーの業績が低迷していた時、当時の社長は起死回生の新商品を開発していました。
そこで、消費者であるお客さんと、直に接している自社の卸し先の全薬剤士に、
今度の新商品の凄さの説明に時間と心を注ぎました。
すると、お客さんと直に接している薬剤士全員が、
本心から『この商品は凄い‼️』『これは売れる‼️』と、信じたんです。
その状態を作り上げてから発売したんです。
だから大ヒットしピンチを切り抜けました。
『売る人が本心から、これは凄い!』と思うから、良い商品は売れて行くんだと思う訳です。
的を射た積極策を一致団結して取り組む為には、成し得る為には、
全員が人間力を身に付けていないと、これまた上手く進まないんです。
なぜか?と言うと、
人格の低い、人間的魅力の無い人達で仕事して、上手く行く筈ないでしょ‼️
人格低くて、他人事(ひとごと)的な仕事で出勤さえしていれば給料もらえる根性の人達が、
質の良い仕事なんて、出来る筈ないんです。
『人間力』とは人間的魅力の略語です。
この『人間力』を感じる人が少なくなっている感じを否めない。
商売で儲けていて意気揚々としている人は多いんだけど、
人間として深みが感じない人、多いなぁと思う訳です。
昔は素直で自惚れ感なんて無かったのに、って感じる人がおるんです。
やっぱり『深み』が滲み出ている人に、魅力を感じます。
つまり、人間的魅力=人間力は『深み』だと言えるんじゃないでしょうか。
深みを感じる人は人間として『器の大きい』人と言うか、器を感じる人です。
人間の器の大きな人は『取引をしない』懐(ふところ)の深い人間です。
大多数の人は人間関係を取引関係と勘違いして人生を過ごしているから、
お金の損得の域を超える価値観が湧かないんです。
そういう人を『惨(みじ)めな人』『小賢しい人』と言うんです。
キツい言い方とは思いますが、何と人間として生まれて来て情けないことか。
お金の奴隷に陥っているんですよ知らず知らずに。
深みを身に付けるには知識、教養、哲学や、包容力、優しさ、威厳等々が、
備わっている人間でないと、深みは滲み出ないし、人物とは呼べない。
威厳とは、その人と接して、自ずと頭が下がってしまう何とも言えない深み、
人間性を感じてしまう雰囲気なんです。
そして人生の価値観の第一義が『お金』じゃない人です。
誰だって、年数が経てば、比例して年齢を重ねる訳やから、
付き合っている人が若いから、年齢を重ねている人より良いってもんじゃないんです。
若い人も同じように年を重ねて年配者になって行くんだから。
要はどんな人と一緒に人生を歩むのか!が、一番大事なんです。
特に夫婦。そして会社が一番長い時間共に歩む場所なんだから、
どんな人間性の人達と歩むのか!が人生での一大事なんです。
社長しかり、社員同僚しかり、です。
結局『お金』が最終目的かい?って人達とは真の人生の充実は芽生え無い!んです。
だから『人手』を募集してはいかんのです。
自分の金儲けの為だけじゃない?人手が足りない。って思っている人達。
自分の金儲けの道具として、求人と言う名の人集めじゃないの?本心は。って
感じざるを得ない会社、多いよぉ~。
自分が求人(提示)している待遇で、自分は、ハイ喜んで!って入社しますか?
って自問自答してみると良いと思う訳です。
お金は自分の人生を心豊かに歩む為に必要なのは当たり前ですが、
お金の為に人生を生きて行くんじゃないやろうに、と思う訳です。
聖書も教えているでしょ『パンのみにて生きるに非(あら)ず』と。
一人一人の心の充実が人生の目的な筈なんです。
お金は、手段に過ぎないんです。
人柄が良くても、究極『お金が一番』の人は多いから、中々人生は難しい。
やっぱり人間的魅力のある人達と共に歩むから、充実が生じるんです。
年齢が若い人達も必ず年齢を重ねて行くのは確定なんだから。
70歳80歳になって行くんだから、お金の奴隷に陥っては人生の充実なんて来ないんです。
それこそ『何の為に、生きるのか?!』を、よくよく自問自答してゆく思考習慣しか、
自分の人生を心穏やかに、心温かいものにはして行けませんから。
身に降りかかった苦難を、自らの知恵と工夫で、グチグチ言わずに克服して来た体験が器を形成しますから。
父親の如き厳しさと、母親の如き優しさを兼ね備えた人物に深みは備わるんだという信念です。