成功と人間的成長は、同じか?
と問われれば、ちょい違いがあるんじゃないか、とインスピレーションが浮かびました。
『成功』する人の特長は、何かを知っていたからと言うよりも、
知らないことに、どう対応するかを知っていた人。と言えます。
そして明確に説明できる原則を使って、一貫して行動している人です。
つまり自分自身の原則を持つことが先決と言えます。
『成功』は、自分が掲げる理想像に対して、現実を近付けて行っている状態を言うんだと思う訳です。
理想と現実のギャップを埋めて行く行動をしていて、着実に理想像に近付いているなら、
それはその人にとっての『成功』だと言えると思います。
人それぞれの理想像を描いて、そこにフォーカスして行動したら、いいんです。
『人それぞれの理想像』だから、理想像の中身によって、
人間的に成長しているか、そうではないかは定かではないなぁと。
世間で認識されがちな会社の成長は、大体に於いて、従業員数が増えたとか売上と利益が右肩上がりになっているとか、拠点(店舗や支店)が増えているとか、を言うていますが、
そこで働いている人達の人格が高く、人柄が善く、人間的成長が伴っていなければ、
成長ではなく膨張企業に陥っているんです。
成長企業と膨張企業を見誤っている人達、多いんじゃないかなぁと感じる訳です。
あなたの会社は、成長企業?それとも膨張企業になってやしませんか?
人間の指紋が全員違うように、体質も似ている人は、居るだろうけど、同じじゃない筈。
会社も、自社の体質に合った経営をしないと『全社員の充実』には至らないんです。
先週のメッセージで、
うちは『社員と社員の家族と、お客さんから愛され続ける会社を目指している』とメッセージしました。
社員一人一人皆、個性が違う訳なんだけど、
目の前の人に、優しく接している人が、人間として成長している人ですハッキリ言って。
あなたは、相手が何を発言しようと、優しく接していますか?
頭にカチン😡と来たとしても、優しく接している人が、人間的に成長している人なんです。
特にうちの社員達にはそういう人間性を備えてほしいというのが、
一番の願いなんです。だから社員間で、思いやりのない言動が起こることが一番辛い訳です。
エモーション一家の長としての親心です。
縁あって共に同じ会社で働いている間柄なんだから、
何があっても、あなたの『優しさ』が大事で大切なんだ。と肝に銘じてほしいんです。
そういう人達ばかりの社員が居る会社は『善い会社』なんです。
そういう社員ばかりの会社の幸福な状態を、一言で表すと、
こんな心境が、心地好い状態であり、充実感ある日常なんです。
『社員同志が、思いやりを発しながら、自分の今日やるべき仕事はやり終えた。
さぁ、今晩何食べようかなぁ。と軽やかな気分で家路に帰っている心境。』
こういう状態を大多数は『幸福』と言うんじゃないでしょうか。
先週メッセージしたアンパンマンのような、
目の前の人に、優しく接している状態を幸福と言うんじゃないでしょうか。
『何々してやっているのに』って思っている人は、成長しているとは言えないんです。
これは体質が違う人達でも、共通する心理ではないでしょうか?
皆さん方の『自社らしい経営』に舵を向けてみて、
本当に今やっている経営スタイルは、自社らしい経営なのか?
自問自答してみることを勧めたいなぁ、と思った今週でした。