商売やっていて、売上が大きく、従業員数が百人前後の規模の会社の社長は、
無意識だとは思うんだけど、
売上が小さい商売人や従業員数の少ない商売人を、どこか見下してないですか?
そう感じる人達、多いんです。
そういう人達は『経済至上主義』の思想が、心の占める割合が大きいんだと思う訳です。まぁ、そう成らざるを得ない規模でもあるから。
もちろん経済至上主義でない、事業規模の大きい経営者は稀にですが居ると思いますが。
あなたは『何』至上主義ですか?
つまり何を人生の一番 大切なもの(至上)に置いているんですか?ということを
問いたいんです。一度、よくよく内観してみてはどうですか。
経済至上主義つまり、自分の中での一番は『お金を沢山稼ぐこと』の人達に言いますが、まぁ、信じる信じないという価値観ですが。
お金は自分の持って生まれて来た『因縁』以上は入らないんです。
貯まらないんです。神道はそれを悟らせます。
ワシは、それを学んだ30年前に『そうなんかぁ~っ!』と、ある意味愕然としました。この自分の因縁なんて誰にも分からないもんです。
因縁は、努力ではどうにもならないもの。だから、自分が儲かっていない事を
諦めるんではなくて、努力して努力して、努力し尽くして『観念』して生きるしかないんです。
お金を沢山稼いでいない人達のことを無意識に、見下してしまっている人達は、お金は因縁以上に入らない。ということを理解出来ないんです。
その人達の人間性や能力とは関係ないんやけどねぇ本来は。
今、稼げているのは、自分の努力なんだ。と捉えている人達、多いんじゃないかなぁ。まぁ、仕方ないことですが。
勿論、努力して努力して、努力し尽くした結果ではあるんですが、
その人固有の『お金の因縁』なんです。
お金は自分の因縁以上には入らない。いや、貯まらないんだと感じる訳です。
自分の事業が伸びているからと言って、商売規模の小さな人達を見下してはいけません。社長の人格に相応しい会社に成って行くんです。
規模の大小では無いんです。そのことを、胸に留めておいてほしいと願います。
また『因縁』というのは、お金を稼ぐと同時に他者の因縁がくっついて来るんです。従業員数が多ければ、多いほど、多種多様の因縁を受けます。
お金は、稼ぎ方や使い方で、その因縁を被っても、流すことが出来るか、受けてしまうかが決まって来るということもあるんです。
そうなんやなぁと覚悟して下さい。
世間を見ていて、あるでしょ。
お金には生涯困らないだけのものを貯めていても、家族の仲が悪かったり心が 通じ合っていなかったり、自分または、身内が病で大変だったり、娘さんの男運が悪かったり、従業員を含めた人間関係がゴタゴタの社長。
お金でしか関係性を保てていない社長と従業員。
お金を稼ぐということは、善し悪しでなく、他者の因縁が被って来るんだということ。昔から言われているでしょ。『横取り』は悪い事。
だから、お金を稼ぐのは『縦取り』でないと悪因縁をもらってしまうんです。
好むと好まざるに関わらず。
己の本業で『正しく稼ぐ』ことを言い『正しく使って』初めて『縦取り』に成ります。
その稼ぎ方や、使い方で『縦取り』に成るか『横取り』に陥るか、に別れます。本業で稼いだお金を、経営陣だけで多額な報酬を得て、従業員へは世間並みしか支給していない会社、多いと感じます。
善くない因縁を作っていることに気づいていないんよね👎️
お米の流通のニュースをやっていますが、一次から五次くらいまでの問屋があるって、報道していましたが、その問屋全てがマージンを取っている。
何で?問屋が二つ以上絡んで来るの?って感じ。その意味をワシは理解出来ていないので感じてしまいますが。これこそ『横取り』じゃないかなぁ。
社長の皆さん。
自分が稼いだお金を、何に使っていますか?
お天とうさんが見て、恥ずかしくない誇れる使い方をしているのかを、
自分に問うてみてほしいと思います。
天に向かって恥ずかしくない生き方を、そしてお金の使い方をしているんだろうか?この自問自答、内観しか、自浄作用に成らないんです。
そして善き行動しか、善き因縁を作るキッカケに成らないんだと思う訳です。