『会社は社長の人格の反映である』
この一週間ニュースはフジテレビグループの不祥事ばっかり。ウンザリ👎️なんだけど。
大手企業の大体がやねぇ、従業員時代に売上を上げたという業績を残した人が将来の社長に昇進。
というパターンやなぁ。オーナーの同族が後継社長というのを除いてやけど。
売上を上げた業績があるから、社長に向いているとは言えないんやけどねぇ普通。職種が違うんだから。
従業員として業績向上に優秀でも、経営者に向いているか?は別。
そもそも『業績』に対する定義が多くは売上なんだろうね。
『会社は社長の人格の反映』というのは真理やと思う訳です。
だから社長は『人物』が就くべきなんです。
人物つまり人格や人徳があると周りから評価される人が、トップに立つべきやと思うんやけどねぇ。
売上を上げるのが長けている人だけの従業員を社長に昇進させると社風が非人間的に陥る可能性は大なんじゃないかと。
『業績』の定義を心温かい風土形成、社員の人質、良質な顧客が多数居る、
社員一人当たりの粗利額、継続的に儲かる仕組みを構築した等々。
というように明文化するんです。明らかに公示したら善いんです。
働いている人達それぞれに『役目』が存在するんだから、
自分の役目は何なんかを、自分が内観し続け見極めること。
それが確立できていれば、社長から次期社長就任の打診があった時に、
己の果たすべき役割を話できる筈。
少年野球で言うなら、普通野球少年は四番でピッチャーやりたいと望むのは多い筈。
だから交代で順に四番でピッチャーやらしたら良いんです。
やりたい事をやらしてやれば、やがて自分が自覚するようになります。
チームが勝つ為には、自分の役目は何かを。
高校野球になると自分の得意ポジションを自覚しますから。
試合に勝つ為には自分は、どこのポジションならチームの役に立つのか?を自ずと考えるし、自主的に研鑽努力するもんです。
会社も同じ。
自分がこのチームの中で、何に長けているのか。何を以て役に立つのか。を
『まともな』社員なら考えて努力していますから。
『自覚のある役割分担』を『らしく』と言うんです。
自分らしい。とは自分が自覚してチームの為に役割を果たしている状態を言うんですよ、皆さん。
自分勝手とは全く違いますから。
あなたは、自分らしく働いていますか?
それとも、自分勝手に仕事してるんですか?
会社に於いて当然働いている人の権利はあります。が、そもそも、権利を主張している人達のチームって、
善いチームですか?と言いたい。
人間として当たり前の道理と情理の間柄なら『責任と感恩』の関係に自然と成っていますから。
そういう会社は、全員が自然に、権利と義務が身に付いていて、口にする人なんか居ないもんです。
お互いに感謝する気持ち、恩に感じる気持ちと、沸々と責任感が湧いているもんです。
責任感は、本来哲学で言うと『愛国心と社会的任務の自覚から生じる』んです。
会社に置き換えて言うと『愛社心と自分の役割の自覚』から湧き出て来るんです。
愛社心があれば、無責任な行動なんて出来ません。
自分の役割の自覚があれば、必ず会社内に伝わるもんです。
自覚のある役割分担と愛社心が、一人一人にあれば善い社風が形成されて行くもんです。
と強く言いたい!と思った今週でした。