人間の本質はやっぱり『好き』が行動の源泉やなぁと、つくづく感じますねぇ。
あなたが誰かに対して『いいよ!』と行動してしまうのは、
その人に好意を抱いているから。これがほとんどだと感じます。
信用していても、自分の身銭を切って行動しないのは『好き』の度合いが少ないから。つまり、その程度の縁の深さです。
まぁ、その人との縁は浅いんかも知れんなぁと判断したら、ええのです。
善い悪いじゃないんだから。
その人が喜んでくれるなら、自分の出来る事で、役に立ってあげたら、
ええのに。と感じること多々あります。
そんな時『あぁ、してあげへんのは、好きの度合いが、そこまでやないんやなぁ。』って思います。平凡の中に真理があるんよなぁ、と思う訳です。
社長の立場の人が自分とこで働いてくれている人達に、
給料だけ払(ハロ)とけばええやろ。的な思いしかない社長、よぉけ居るんやろうねぇ。だから、単に業に従事ている『従業員』から『社員』に昇華せんのよ。
社員とは、社長の考えや価値基準を理解しようという心があって、
納得し、共感の域に達している従業員を社員と、ワシは定義しとるんです。
先週得意先の社長からTV『情熱大陸』に出たことのある鰻屋の匠の『鰻の蒲焼き』を入荷できるから買いませんか?とエモーションに来社されました。
その場に居た社員の一人が『じゃあ二枚』って注文してたので、
ワシは後で得意先の社長にラインしました。社員の同居家族分全部で16枚注文するから、さっき○○君が注文した二枚はキャンセルして。ってメッセージ。
で、その社員が、その日の午後に、その得意先に仕事で納品に行った際に、
その社長が『香川さんすごいなぁ、まぁまぁの金額になるのに、全員の家族分まで。』って、言うたらしいんです。
でうちの社員は『えっ?いつもしてくれますよ。』って返答したようで、
その社長ビックリしてたって帰社して話してくれました。
たぶん、その社長は、自分とこの従業員に、そこまでしたいって、気持ちが無いのが日常なんかなぁと感じた次第です。という報告があったので、
ワシは、ならついでにこれも言うたら良かったのに(笑)って。
うちは社員全員に医療保険や積立型医療保険も、全額会社でしてくれてますよ。って(笑)労働と給料の交換所だけでは、侘し過ぎるし心通じ合わんしねぇ。
って言うてあげて示唆してあげたら良かったのに(笑)って、話したんですよ。
この出来事からピン!と今週のメッセージの題材が浮かんだという訳です。
仕事の受注をもらう事で『好かれている』ということは重要かなぁと思います。
言われなくても、至れり尽くせりの提案や、業務内容を見たら、任せようと感じるもんです。それが、好かれてゆく図式かなぁと。
やっぱり仕事の出来る人は、こっちが言わんでも丁寧に提案や素人が理解できるような説明を、至れり尽くせりでやってくれるもんですよ。
そういう人には価格を超えて、注文するお客さんは少なからず居ますから。
あなたは、至れり尽くせりの提案や業務を毎日やってますか?!
そういう観点と感点が無いのは、ワシは仕事とは言わんのです。
『そこまでやるか!』の精神とは、
一人一人が自分の責任を追求する姿勢を言うんです。
こんな人生を歩みたいという『決意』が先。
その決意が『責任感』を生みますから。そして、責任感が『方法』を生むんです。決意が責任感を生み、責任感が方法を生む。
つまり、工夫が出来ない人は、責任感が足らんのです。
責任感が足らん人は、人生を歩む決意が無いんちゃうかなぁ。
決意するのに、お金要らんのに、ねぇ。
昔からよく言われるでしょ。
『女は弱い。されど母は強し。』って。
何が違うか?同じ人なのに。それは、責任感の差です。
では、また来週✋