ワシは『歯に衣を着せぬ、もの言い』をするのは性分だから、ある意味仕方ないんです。
ただ、毒舌にも似た『もの言い』ですが、筋が通っていると自負しとるんですが何か?(笑)
人間の性分は、治らないと思うので、性分を周囲の人達に善い影響を与えたり、善い示唆ができるように成るには、
自分の『思いやり』の気持ち、つまり『心配り』しか無いと思う訳です。
要は、思いやりの気持ちがあっての発言か?
相手を見下しての発言や、自分を正当化する発言かの違いです。
じっと観察していて、多く感じる『見下しているなぁ』と思う人達は、
語弊を恐れず言わしてもらうなら、
国会議員はじめ県議や市議に感じてしまうんわ、ワシだけでしょうか(笑)?
相手が、どんな行動していても、やっぱり、見下す思いや、
いきなりの言い訳は、いかんのよ。
いきなりの言い訳とは相手の発言を受け止めずに『いやいや』ってスグに口走ってしまっていませんか?
自分の信念や、哲学に則っての否定発言なら分かります。
がしかし、往々にしてあるのが、自分を正当化する為に、ついつい口走ってる人、多いように感じるんです。
例えば、先週うちの会社での出来事。
うちは殆どがフリーダイヤルでの注文や問い合わせを受けるんですが、
化粧品を注文したいというお客さんがあり、
注文内容は聞いていたんですが、お客さんから、支払いの都合で、
後でHP サイトから注文します。(ルイボス化粧品はサイトでも販売しているので)と、言われたので、一旦それで事を終えていたんです。
で、二週間くらい(先週)経って、そのお客さんから電話があり、
まだ届かないんですがという問い合わせ。
応対した社員は、二週間前の電話のやり取り(うちは電話記録帳を30年近く毎日、手書きで記入してますから)を話して、お客さんがHP サイトから注文し忘れていた事を理解してもらったので、そのフリーダイヤルで商品注文を確認して、発送したんですが、それを耳にしたワシはやねぇ、社員二人に言いました。
「サイトから注文します。って言われていたんやから、
数日経ってもサイトからの注文が、あったんか無かったんか、
気に掛けてやなぁ、注文無かったんやったら、お客さんがウッカリ忘れてるかも知れんのやから、電話してあげて、様子を聞いてあげる、気配りが大事やで。
別に、営業の電話やないんや。ひょっとお忘れになっているのでは?と思いましたので、、、って、心配りの電話をしてあげた方が、まともなお客さんなら、
わざわざ有難うございますって感じてくれるんちゃうかと思うんやけどなぁ。
うちの姿勢は、そこまでやるかの精神やろ、それ、毎日心掛けんといかんやないか。」と言うたんですね。
そしたら社員二人が、先の(笑)『いやいやいやっ』って、お客さんに電話で連絡してあげなかった理由を口走るから、注意を促した訳です。
問題は、ちゃんとした自分なりの哲学があっての行動とは、思えなかったからなんです。
もし、そのお客さんから問い合わせの電話がなかったら、
たぶん、ずっとそのまま放置、やったんちゃうかぁ?気に掛けてあげてた?
常に心を配る、思いやりの気持ちが、あらゆる事に行動として出てるんか、
ということをエモーションの社員は大事にせな、なぁ。と言うた次第でした。
人は、ついつい口走ってしまう癖が、誰しもあると思います。
だからと言って、お互いが注意をせんかったら、精神性の向上は無いんよ。
愛情の反対は無関心と言われて来た理由は、納得できます。
お客さんに関心を寄せる。一緒に働いている人達に関心を寄せる。
心を配ってあげる。そういう社風であり続けたい。これがワシの信念ですね。
ワシの価値観は、否定すべきは、先ず自分の考えです。
自分が今考えている事は、ほんまに間違いないんか?
相手の為になってるんか?独り善がりになっとんちゃうか?
と、自分で自分に聞き直す心の習慣が大事なんです。
他人を疑う前に、先ずは自分の考えを疑え。という思考習慣。
で、納得行くものだけを発する習慣が大事。
相手の発言は、一旦はちゃんと聴いてみる。こういう習慣が組織の皆に身に付いている風土で、あり続けたいと思うた次第です。