うちの社員達は、何か話すと、その意図する内容が理解できない時に『えっっ!いやいや○○やわっ。』って、口癖のようにワシの意図することの反対みたいな返事をするんですが(笑)
『話せば解る』とワシは昔から信じ切っているから、何の不安もありません社員に対しては。
皆さん中々相手が解ってくれない人も多いでしょうが、
自分が『話せば解る』と信じてあげないと、いつまで経っても理解仕合えることには到らないと思うんです。
先ずは、自分が、ちゃんと筋道立てて話せば解るんだ。と信じてあげる気持ちが大事じゃないでしょうか。
だからワシは、いわゆる腹が立つことというのは、かなり無くなりましたね。
まぁまぁ、タイミングを見て、ちゃんと筋道を立てて話すことさえしていれば、
相手は『あぁ!なるほど!』と理解納得してくれると、先ずは信じること。
特に、上に立つ立場の人間が、部下に対して『話せば解る』と信じない限り、
部下からは上司に対して『あの人は、話せば解ってくれる。』とは中々、成らんもんやと感じます。
話せば解る。は、自分が道理を立てながら、そこに情が流れていないと、たぶん、解り合えることは難しいんじゃないかと思う訳です。
道理と情理が一つになっているから、筋道立てて話ができ、相手の心に伝わるんです。皆さんの気持ちが、相手の心に中々伝わらないとしたら、それは物事の道理を体系立てて考えることをしていないからです。
感情が先に立って話するからなんです。
情とは、相手の将来の幸福、充実を願っているあなたの優しさのことです。
つまり、伝わらないのは、あなたの優しさの欠如とも言えます。
愛があれば、あらゆる角度から考えることが出来るはず。
あらゆる角度から物事を捉えられるはず。
それが出来ないなら、愛が乏しいんだと自覚せないかんなぁ。
愛が溢れている人を、神は好んでくれるんだと思う訳です。
逆に、愛の乏しい人を神は、中々応援してくれんのじゃないかと、思う訳です。
中々、相手に自分の思いが伝わらないのは、
あなたの、相手に対する愛と情が薄いのかも知れんのです。
では、愛が溢れ、情が深く伝えられる秘訣はこれじゃないかと思うんです。
誰しも、愛が溢れて、深い情が内在しているんですが、それが現れないのは、
自分が自分の人生の意義目的を見出だしてないから。の一言に尽きるんです。
生涯を通して、心底から納得ゆく自分の人生の目的を見出だせてない人が、
あまりにも多過ぎると感じます。否、見出だせてないんじゃなく、見出だそうとしてないんです。だから、あなたに内在している愛も情も発露しないんだと感じるんです。
楽ですよ~。
心底からの自分の生きる意義目的を見出だしていると、へこたれることもなく、自惚れることもありませんからね。愚痴も出ませんよ。
商人も勤め人も、主婦も、自分の人生を心底から納得ゆく姿を描くんです。
愛と情が生き方に現れて来るから。