『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和4年12月30日
タイムパフォーマンス重視の傾向が強くなっている世の中。
例えば、倍速で見たり流し読みをしたり。
な~んか『丁寧な暮らし』から離れて行っている世の流れという感じ。
そんなに急いで、どうするの?って感じやけどねぇ。
『ちゃんと観る』ことが出来なくなっている人達が、すごく多いんじゃないだろうか。
自分の興味関心が薄いものには、特にその傾向が強い感がある。
✳これ要注意です。
知らず知らずに『観るから、眺めてしまっている』人達が増えている。
一つ一つキチンと丁寧に事を為す。
この習慣が自身の生活を『丁寧な暮らし』へと誘(イザナ)うんやけどなぁ。
『心、ここにあらざれば、見えども見えず』です。
丁寧な暮らしをしたければ、興味関心が薄くても、心をちゃんと、ソコに置くこと。
自分が流し読みをしたり、興味関心の薄いものに、心を置こうとしないから、
自分の運命の身の上に同じ目に遭うことがあるんです。
丁寧な感性を働かすことに尽きるんです。人間成長や、丁寧な暮らしには。
物を見る時は、ちゃんと真正面から見る。斜めから、眺めない。
自分の心の丁寧さが、欠けてゆくから。
天皇陛下は、絵画の展示会で、一つ一つ真正面に立って(真正面ですよ)、
絵画鑑賞をされている。一つの例外なく。
こういうのは、出来そうで中々全てに於いて出来ないのが、ワシを含めて世の
多くの人達じゃないでしょうか。仕事も同じです。
事務処理の帳簿記入でも、これ設計事務所の設計図面だったら、キチンと丁寧に記入するやろうに、なぜ?事務の帳簿記入や顧客台帳記入になると、
サッサッサって感じで丁寧さを欠いてしまうのか?
『まぁいいか』って、疎かにしている心があるからやと感じます。
キチンと丁寧にできる為には、心をソコに置くことでしか出来得ない。
何気ない日常の、いわゆる倍速傾向(興味関心の薄い)が、
知らず知らずに自身の心の丁寧さを欠如させていることに気付かない。
これ、人間の心の深い所の根に影響するんですよ皆さん。
丁寧に、一つ一つこなしていないと『魔が差す』ことが増えて来ますよ。
魔が、心に差し込まれて来ることを『魔が差す』と言うんです。
世の中、魔に差し込まれている人ばっかり!って感じです残念ながら。
例えば、魔が充満している女性が、財産のある人柄の善良な男性と結婚する。
物質的生活は格段に豊かになってしまうから自分勝手が『過ぎる』ようになっとる人が多いんじゃないかなぁ。
人間、多少の自分勝手は誰しも有ることですが、過ぎるのは要注意です。
今の物質的生活を出来ている恩を忘れている人、これ多いんです。
こういう人を『恥知らずな人』と言うんです。
家庭に於いては、中心になる主人の考えを理解する努力が、いの一番なんです。
自分の心の充実の為には。これ解りますか?
自分の主人を尊敬できないようじゃ、いくら金があっても、心の充実はありませんから。
先ずは、考え方や価値観を理解する努力をしませんか。あなたの充実の為に。
会社で言うなら、社長の考えを理解する努力が、いの一番なんだけど、
そこに心が向かないのが不幸の始まりなんです。魔が心に差し込まれているからです。
恩を忘れない。恥を知る。これが人間なんです。
人間の皮を被った魔がほとんどかも知れんですねぇ世の中。
ワシの30年以上前から知っている男性社長(二代目)。
昔から人柄は良いんだけど、財産ある家庭に生を受け、お金の苦労をせず60歳近くになっているんだけど(無借金経営・内部留保金19億円は先代が築いた)
美人の嫁が『魔が取り憑いている』としか思えないから、自分勝手が『過ぎて』いて、何十年も。不幸やなぁ~と感じざるを得ないんです。
金はあっても、心にやすらぎや充実感が無いのは、幸福とは言えません。ワシの価値観では。
この嫁、もしこの旦那じゃなかったら、経済的裕福な日々を過ごせていないのに、自分の主人の考えを理解しようという感覚が無かったから、恩を忘れている。だから、恥知らず。
『魔』というのは、まことしやかに上手に忍び寄って来るんですよ。
美人だったり、さも、なるほど!と感じてしまう言葉だったり。
上手に『信念の打ち立てられていない人』の心を、振り回しに来るんです。
振り回されてはいけません❗❗
相手は親切心溢れる言葉で振り回しに来るんやから、魔っていう奴は。
しかも、仲の良い人を介して。
だから、ついつい信じてしまうんですよ信念を打ち立てられていない人は。
何を言われても、自分らしい生き方を貫かないと。
と言っても、自分の頼り甲斐のある人生哲学や社会観や、価値基準を持ってないと『自分らしく』は生きれないんやけどね。
自分の生きるスタンスを確り持って、世間体に迎合してはいかんのです自分の
人生なんやから。
自分の生活の責任を取れない他人の言葉に、そんな無責任な発言に振り回されてはいかんのです。自分が自分らしく生きて来た自信があるんなら、貫くんです!
血ヘドを吐くくらいの体験を乗り越えて自分には、この生き方しかない!と自覚しないと人生哲学は確立できんのよ。
そういう体験や自覚の無い人には、解らないだろうとは思いますが想像くらいはしてみてほしいですね。
もっぺん言いますよ。
さも、あなたの為よ。
と、アドバイスというスタンスで、仲の良い人の身体を借りて、振り回しに来るのが魔のテクニックですから。
こう考えて下さい。
人生半分は自分にとって、都合の悪い事が来るし、半分は都合の良い事が来るんだと腹を据えたらええんです。
『腹を据えるとチャンス。逃げるとピンチ』なんやから、ほんまやで。
例え、金が貧乏になったり、病気になったりしても、大丈夫。
だいたい、病気になったり、事故したりしたら、そういう人の心が少しは解るもんやし、自分の心が少しはまろやかに成るもんです。
それは、魂の成長に成るんやから、有り難いと思わんとね。
お金でも厳しい状態が続く体験をするから、お金の無い人の気持ちが汲めるんです。貧乏、病気、事故。それもまたよしホトトギス。の心境が大切。
経済が厳しくても、心を、ソコに置く習慣で丁寧な暮らしをしている人が、充実感溢れる生活が出来ているんじゃないでしょうか。
心を『ソコ』に、一つ一つ置く。キチンと丁寧に観る。
これだけで、充実が来ますよぉ~っ❗
幸福の源泉は、ワシはこの二つに集約されると思うてます。
家族の心が解放されていて、社員の心が解放されていること。
これが大前提なんですよ、皆さん!
そして生活が出来ている『経済力』があること。
この二つが耐震構造に成るんです。基礎工事なんです。
だから、人生を打ち建てる順番は、
この心の解放から始めないと、行かんという価値観です。
皆さん、自分に向き合ってみませんか。