今週はワシが38年前に脱サラ起業・独立自営の道を歩むキッカケになった、
社会教育家の田中真澄先生(86歳)からメールでメッセージを頂いたので、
過分な評価で恐れ入るんですが、
内容に『新しい意味の家業の形態で事業を行なうことの正しさ』を実現している。と洞察してくれているところに感激したんです。
普通は『家業』というのは血縁や親族だけで事業をする事を言いますが、
エモーションは血縁でない人達で『家業』を経営している形態ですから、
それを『新しい意味の家業の形態で事業を行なうことの正しさ』
と、表現してくれています。
まさに、田中先生が昔から提唱し続けている事業形態の価値観と、
共感してくれていることが『言い得てる。見事に見抜いているなぁ。』と感じた次第なので、
それを今週のメッセージにしたいと思いました。
こんな内容でした。
香川様へ、田中真澄からのお礼状です。
香川様、このたび新刊拙著をお届けいたしましたところ、折り返し貴社の商品や諸々の資料と共に、
ご丁重なお手紙をいただき、誠にありがとうございました。
香川様の格別のご厚意に心からお礼を申しあげます。
お手紙や諸資料から、香川様が益々社会的に重要なお立場になっていかれていることを知りました。
創業後35年になられるのですね。
香川様がハッピーファミリーの集まりで、私の講演をお聴きくださったのが
(昭和59年7月20日)キッカケとなり、今日のご成功を道を創造して来られた
ことは誰もが為し得ることではございません。
それだけ香川様は数少ない逸材でいらっしゃいます。
香川様が志向して来られた独特の経営方針は、今日のコロナ禍・ウクライナ戦争の影響による不況に対しても堂々と対応していける道です。
つまり『新しい意味の家業の形態で事業を行なうことの正しさ』を、香川様は
見事に証明なさっておられるのです。
今後、我が国の企業は目下進行中の不景気に苦しむことでしょう。
それだけに香川様のご存在は、特に中小零細企業の経営者の目指すべき理想像として、益々注目が集まることと推察しております。
お便りでは、香川様は100年カレンダー上で120歳の誕生日を命日として
おられるそうですが、その大きな志が今の私たちに最も必要なことです。
今の多くの日本人にはその志・夢・念い・自己目標がありません。
ですから人様への礼状ひとつ出せないでいるのです。
只今の不況はまだまだ続くと思います。その結果、リストラで中途退社を余儀なくされる人々が続出すると思われます。
そうなれば人々の中には起業を試みる人も増えまいります。
その際、大切なのは「一人起業」でもやっていける具体的な事例です。
幸いにも香川様は、その起業をご経験になり、今日の成功を掴まれました。
従って、香川様は起業の指導者としても、多くの人たちに慕われるようになっていかれると存じております。
いずれにしろ、これからは香川様の時代です。
香川様のご指導で新しい人生100年時代を生き抜く人々がどんどん出てくる
ことでしょうし、またそうあってほしいと私は強く願っております。
香川様のご健勝とご隆昌をお祈りしつつ、お礼のお便りとさせていただきます。
香川様、ご親切なご配慮、本当にありがとうございました。
田中 真澄
で、こういう返信をしました。
田中先生。過分なご評価のメッセージ。嬉しく感じています。
「新しい意味の家業の形態で事業を行なうことの正しさ」 と、表現なされて
下さいました。なるほど!!と感じました。
このお言葉、使わさせて頂きます。ありがとうございます。
商売をしていて、お客さんから「一番お得な買い方は、どういうものでしょう?」と 言われることは、まま有ると思いますが、
僕は、こういうように言われたことがありました。
「香川さんが、喜んでくれる買い方でお願いします。」って。
その言葉を聞いた瞬間グッと来て、涙が込み上げたことがあります。
お客さんが、買おうとしている会社に対して「あなたが喜んでくれる買い方で
買いたい」って、 その人は善い人やなぁと。素晴らしいなぁ。
と感じましたね僕は。
やはり先ずは、売る側が、善き影響を与える習慣を自然体で為していることが、
お客さんにも、善い影響を与えるんだと思います。
先生も、自然体で、心は、いつもベストコンディション。
でお過ごしくださいませ。 感謝します。 と返信した次第です。
皆さんは、人生の起点になった影響を受けた人物はいますか?
居るなら、折に触れ、近況を報告してますかねぇ?
斯く言うワシは、何十年と続けてますよ。
田中真澄先生の『積極的に生きる』という講演は38年前22歳の時に初めて聴いた時、衝撃でした。
人生の転機で起点になりました。
脳の思考回路が変わりましたから。
だから、うちの経営指針書の『はじめに(歴史)』に、昭和59年7月20日社会教育家 田中真澄先生と出会い、独立を志す。
と明記してるくらいですから。
起点になった人。
影響を受けた人。
に、
折に触れ近況を報告してみませんか。
それが恩返しなんやけどね。
きっと、嬉しいと感じてくれますよ。