普段健康な肌の方が、夏から秋へ、冬から春へと季節の変わり目になると肌の調子が悪くなるという人が多いようです。私たちの顔は、常に外気にさらされていて、夏の強い日差しや、エアコンなどの冷たい風、ホコリなどの影響を毎日、知らず知らずに受けています。
特に季節の変わり目は、気温の変化が激しいので、お肌にストレスを与えてしまう時期です。気温の差が激しくなる前に、肌への負担が少ない基礎化粧品を使用し、お肌をいたわってあげましょう。
~季節の変わり目の肌荒れ症状~
「なんだかお肌の調子が悪いな?」と感じながら、そのままにしておくと、お肌がカサついて化粧ののりが悪くなったり、洗顔後や化粧水を付けた後などに肌がヒリヒリしたりという症状があらわれます。
◎口周りが乾燥して、肌がヒリヒリする
口周りの筋肉は、物を食べる時や喋る時に大きく動かすことが多いことから、口周りの皮膚は薄く柔らかくないと動かしにくいのです。皮膚が薄いということは、内側の保水力も弱いので乾燥しやすいのです。
◎肌が赤くなる
肌が乾燥して敏感になった状態で刺激を与えてしまうと、頬が赤くなったりヒリヒリしたりします。
ひび割れした角質層の隙間から肌の奥に直接刺激が伝わってしまい、赤く荒れた状態になってしまいます。
◎肌がヒリヒリする
肌が乾燥しないようにと使う化粧水が、ヒリヒリと感じます。
化粧水でヒリヒリを感じると、化粧水があわなくなったのか?アレルギーなのか?
と思うかもしれませんが多くの場合、その原因は肌が乾燥して角質が乱れている状態になっています。
普通肌用の化粧水や美白化粧水などの高機能化粧水を使っている場合、敏感になっている肌に刺激を与えてしまって、ヒリヒリすることもあります。
◎目の周りがヒリヒリする
目の周りは特に肌が薄い部分です。
乾燥しやすく、外からの刺激にも弱いので、肌の丈夫な人でも季節によってはカサつきやすくなります。敏感肌の人は特に注意が必要です。
◎季節の変わり目の敏感肌とアトピー
季節の変わり目になると敏感肌になるという人や、普段からアトピーでスキンケアに苦労している人は、どうしてもスキンケアが難しくなってしまいます。
敏感肌とアトピーでは症状や程度が違いますが、共通していることは肌のバリア機能が壊れているということです。
肌の外部からの刺激に極めて弱い状態なので、刺激のある化粧水やタオルなどの摩擦などを避け、肌に刺激を与えないことが最も大切です。
~季節の変わり目の肌荒れ予防~
◎質の良い睡眠
自律神経の乱れは、生活習慣も関係しています。
睡眠はしっかり取りましょう。
免疫細胞は睡眠によって促進されますが、睡眠不足が続くと免疫力低下に繋がり
自律神経が乱れやすくなります。
季節の変わり目は特に、質の良い睡眠・長めの睡眠がとれるよう工夫することが大切です。
◎乾燥肌の予防に効果的な食べ物を摂る
季節の変わり目の敏感肌には、ビタミンAやカロテン・ビタミンCなどと合わせて、カルシウムの摂取も効果的です。
・ビタミンA
皮膚の粘膜を形成するのを助けて肌の角質化を防ぐ作用がありますので、肌荒れ乾燥肌を防止してキメの細かいお肌を作るのに役立ってくれます。
鶏・豚・牛のレバー・うなぎ・にんじん・しそ・バジル・チーズ・たまごなどに
ビタンミンAが豊富に含まれています。
・カロテン
カロテンは体内でビタミンAに変換されますので、基本的にビタミンAとしての効能があります。
にんじん・赤じそ・パセリ・ほうれん草・かぼちゃ・春菊・小松菜・にら、などの
緑黄色野菜に含まれています。
・ビタミンC
シミの原因となるメラニンの生成を抑える効果が期待でき、新たなシミをできにくくする予防効果と、既にできてしまったシミを薄くするという効果があります。
更に、肌の保湿と弾力に重要なコラーゲンやエラスチンの生成を助ける役割もあります。
肌が老化するのは加齢によって増える活性酸素のダメージで、細胞が分解してしまうことが原因ですが、ビタミンCには活性酸素を抑える抗酸化作用があります。
メロン・キウイ・いちご・レモン・オレンジ・小松菜・フロッコリー・赤ピーマン
ほうれん草・トマト・アスパラガスなどに含まれています。
・カルシウム
鎮静作用があり皮膚が敏感に反応するのを防ぎ、皮膚を強くする働きがあります。
牛乳・チーズ・ヨーグルト・うなぎ・いわし・ししゃもなどの小魚・桜えび・
しらす干・しそ・こまつな・バジル・納豆・豆腐・ごま・ひじき、などに含まれています。
◎乾燥肌の予防に良い飲み物 を飲む
・抗酸化作用を持つルイボスティー
ルイボスティーは美肌効果・老化抑制が期待できるノンカフェインのお茶です。
活性酸素は身体を細菌やウイルスから守る働きがあり、なくてはならないものですが
紫外線やストレス、激しい運動が原因で活性酸素が体内で過剰に発生してしまうと
酸化ストレス(身体の酸化反応と抗酸化反応のバランスが乱れ、酸化状態に傾くこと)
よって細胞が傷つき老化を促進させます。
人の身体には活性酸素を消去する働きのあるSOD酵素(酸化ストレスを減少させる役割を持つ抗酸化酵素)が備わっていますが、年齢とともに減少してしまうため、抗酸化物質を含む食品を日常的に摂取する必要があります。
×××××乾燥肌に良くない食べ物と飲み物×××××
身体が冷えて血行が悪くなると、肌の代謝が悪くなり、乾燥しやすくなります。
生野菜や冷たい飲み物の摂り過ぎは冷えの元となるので注意しましょう。
お酒の摂り過ぎは身体や肌の水分不足を引き起こし、乾燥を招きます。
また、内蔵に負担をかけるものや、身体を冷やす食べ物は肌トラブルを招き、回復を遅らせてしまう可能性があります。肌トラブルを起こさないようにするためにも、肌にとって良くないものはできるだけ摂らないように心がけましょう。
・脂分が多いもの
揚げ物やスナック菓子、ファストフードなどで脂分を摂りすぎると肌を酸化・老化させ
コラーゲンの生成を妨げます。
・冷たいもの
生野菜や冷たい飲み物を摂り過ぎて内蔵が冷えると全身の血行が悪くなり、老廃物を排出しにくくなります。
・カフェイン
コーヒーなどに含まれるカフェインは、抗酸化作用をもつビタミンCを壊して
肌の新陳代謝を遅らせます。
季節の変わり目は、特に肌が乾燥しやすい時期になります。
とにかく丁寧に、肌を刺激から守る保湿ケアをすることが一番大切です。
間違ったスキンケアが原因で肌トラブルを引き起こすこともあります。
季節の変わり目の肌荒れ予防には、できるだけシンプルなスキンケア、普段より
刺激の少ない基礎化粧品《ルイボススキンローション・ルイボスゲルクリーム》の
ご使用をおすすめします。
お客様より「このクリームにはパラベンが入っていますか?」という質問を受けることがあります。
結論として・・・
極少量の、しかもパラベンの中でも刺激の極めて少ない「メチルパラベン」を使用しています。
「パラベン」を使用する目的は、腐敗を防止する効果を持ち、化粧品や食品の保存に役立つものだからです。
ですから、パラベン無添加であれば封を開けるとその瞬間から腐りやすくなるという事でもあります。
防腐剤無添加は、確かに防腐剤やパラベンでのアレルギーを引き起こす可能性はゼロになりますが、その分、化粧品を早く消費しなければ、逆に腐った化粧品を肌に塗ってしまうという恐れもでてきます。
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