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『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和2年8月21日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和2年8月21日

『自分らしい、自分の会社らしい、自分のお店らしいやり方で売上を上げることに、磨きを掛ける。』

これに尽きます!

うち(エモーション)は、これを追求しています。

 

理由は、気分がいいからです。

同じ売上を上げたとしても、自分らしいやり方で上げるのは、やっぱり気分がいいもんです。

 

少ない人数の会社や、お店って、巨万(ゴマン)とあるでしょ。

小さい会社小さいお店だからこそ、自分らしいやり方で、売上を上げることが出来るんです。

 

その源泉が『社員の心の統一』です。

上手く行っていない所の共通していることは『社員の心の統一』がまったく出来ていないところやと、思えるんです。

 

社内風土、店内風土が一番の『教育者』なんやけど、

そこに気づいていないオーナー達が多いんじゃないかなぁと、つくづく感じてしまうことがあります。

 

社長の第一の仕事は、良好な社風作りです。

 

全身全霊を懸けて、

全身全霊を懸ける訳やから、出来てなければ何十回でも何百回でも注意したり、繰り返し言う勇氣を持って取り組まないと、成り得ませんから。

 

自分の会社の、お店の良好な社風作りに取り組むことが、建築で言う耐震構造です。

 

先ず、小さな会社や小さなお店で誰かを雇う時、手が足りないから雇うようなことをしていませんか?!

小さな会社や、小さなお店の、人を雇う前提は、これに尽きると思うんです。

 

『この社長と一緒に働きたい』という気持ちと『この社員となら、生涯面倒見てやるぞ』という気持ちです。

 

この気持ちが、お互い感じないなら、その後『良好な社風』作りは、かなり難しいと感じます。

 

良好な社風が形成されていないとチーム一丸(イチガン)には成れません。

そもそも、同じ職場で働く人達が、

社長の考え(どうやって会社を維持発展させて行くのかという仕事のやり方や、社員の将来をどう考えているのかという価値観)

 

を、理解しようと努力したいと思わせないような風土なら、上手く行くはずないんです。

 

だから『良好な社風』作りに、社長は全身全霊を懸けて取り組むことを優先せないかんのです。

それに応えるような、社員全員の協力が必要なんです。

 

そうしないと、如何に優れたビジネスモデルを実行しようとしても中々、

気分良く進まないし、成果は得られないと思うんです。

 

そして、もう一つ。

社長は、一日も欠かしてはならんのは『種まき』です。

 

斯く言うワシは、この種まきだけは、一日も欠かしたことはないんです。

26歳で銀行員を脱サラして33年目になりますが、種まきだけは欠かさない毎日を歩んでおるんです。

白鳥の姿のように、顔は、優雅に。しかし水面下では足を動かすことを止めずにです。

 

なぜか分かりますか?

社員全員の生活という責任を感じているからです。

社員は、そのことを汲んで仕事に励まないといかんと思います。

 

『種まき』とは、こちらから、なにがしかのキッカケを作ることなんです。

こっちからキッカケを作り続ける、しかも、違和感を感じさせないようにすることが、真の営業だというのがワシの価値観なんですよ。

 

だから、種まきが毎日出来ない人は、営業は出来ないと感じます。

良い悪いじゃないんです。

向き不向きもありますが、責任感の問題なんです。

 

営業するんなら、種まきは、一日も欠かしてはいけません。

というのがワシの考えと実践なんです。

営業無くして、社員に給料も払えないし、待遇向上の原資にならないし、

会社が潰れてしまうからです。

 

そして社員の皆さんに強く心してほしいことは『一事が万事』を、

日に一度くらいは心してほしいんです。

 

業務の慣れが、ウッカリミスを起こします。

同じウッカリミスを繰り返しているなら、

その繰り返されるウッカリミスを、いつも同じ社員が発見しているんじゃ、

いかんのよ。

違う社員同士が、気づくようじゃないと、いけません。

 それは『キチンと仕事をする!』という気持ちの欠如です。

 

違うミスは、新たな仕組みの発見に成るんです。

だからワシは社長として、違うミスは叱ったことはありません。

同じウッカリミスを、叱っているんです。

気持ちに『慣れ』が生じているから、その心配りの無さを叱っているんです。

こういうことを言う、社長の心情を汲むのが人間らしい人間だと思うんです。

 

プロに慣れは無い!プロは、いつも初心!なんです。

ちょっとした気の緩みが、成長を止めてしまうということをワシは身に沁みて分かっているから、

一事が万事ということを身に沁みて分かっているから、

口やかましく『同じミスをするな!』と言うてます。

 

どうでもいい事は、どうでもいいんです。

社員が軽く思っていることの中に、社員がそこまで気づいていない『大事な事』があるんですよ。

そこに、四方八方氣を配ってしまう脳になっているんですよ、ワシはね。

 

会社が衰退する原因が生まれる元は、何か?

分かりますかねぇ。

それは、社員一人一人の、まぁいいか。という何気ない気持ちなんです。

くれぐれも、要注意なんです。

つまり、品質は人質(ジンシツ)なんです。

 

社員一人一人の『まぁいいか。』と『日常業務の慣れ』が雪でなく、霜になるんです。

 

霜は、音もなく忍び寄って来て、根っ子を腐らせることをワシは知っているから、四方八方に氣が配れるんです。

 

全社員が、そのことを心して、全社員が一丸となっている姿を『美しい』と言うんです。

些細な事に、氣を配れる。心を配れる。『ちょっとした事』に敏感になる感性。

 

皆さん、美しくありましょう。