今週、好きなマンデリン・フレンチロースト(珈琲豆)をペーパードリップしてもらった珈琲を、
同級生の自家焙煎店『珈琲倶楽部』で飲んでいて、ふと思い浮かんだことなんですが、
うち(エモーション)の番頭の大西君の娘が、
東京の芸能プロダクションに所属するシンガーソングライター『みゆはん』
(ネット検索してね)として活躍しているんですが、
そやなぁ、女性のシンガーソングライターは有名無名ようけ(沢山)居るやろぅなぁと思いながら、
自分の青春時代は昭和でしたので、こんな感情が浮かんで来たんですね。
昭和を代表する女性シンガーソングライターは、何人かいるけど、
誰もが『代表格』と認める人は、誰かなぁということが脳裏に浮かんだので
メッセージしようかと思いました。
自分が凄いなぁと感じるNo.1を挙げよ、
と言われればワシはやっぱり中島みゆきと答えますね。
ユーミンも、竹内まりやも昭和を代表する女性シンガーソングライターですが、この三人は異論はないんじゃないかと思いますが、
やっぱり!何と言っても、中島みゆきの歌詞は、他に類を見ません。
あの人は天才じゃないかと感じていますよ。
あんなエネルギー溢れる歌詞を、書けるなんて。
暗いイメージがありますが、苦労している人や、苦労を克服して来た人そして、一所懸命何かに挑戦している人や、挑戦して来た人にとっては、
沸々、沸々と心の底からエネルギーが湧き出て来る歌詞の曲が何曲もありますね。
いやぁ人生の奥が深い詞を書けれるシンガーソングライターが中島みゆきですね。
暗い歌詞の曲にも、人生の奥深さを感じますから。
ユーミンでワシが一番好きな曲は『ひこうき雲』ですが、
荒井由実時代昭和48年19歳の時に発売された曲で、16歳の時に書いた詞らしいのですが、
最初に聞いた時、この曲は特攻隊の心境を書いてるなぁと感じました。
16歳で特攻隊の心境を書けるなんて、天才?凄い16歳だったんやと感じたものでしたが、
後々調べてみたら、
小学生時代の幼なじみの男の子が亡くなった『死をテーマ』に歌詞を書いたようですね。
そういう事情は知りませんでしたので、ワシは特攻隊の心境を書いたものかと思っていましたね曲を聴いたら。
で数年前にジブリ映画の『風立ちぬ』を観に行き、主題歌だったので、
やっぱり特攻隊やん!と思ってましたね。
あんな歌詞を10代で、書けるユーミンも天才と思えますが、
エネルギーが沸々と湧いて来る歌詞の凄さやエネルギーはやっぱり中島みゆきやね。
巷でヒットしている曲の歌詞に、
『大丈夫だよ』とか『頑張らなくてもいいんだよ』『安心して』的なものがありますがワシは、
甘っちょろいんじゃないの?って感じてしまうんです。
ワシは、ようそんな無責任な言葉は吐けません(笑)
中島みゆきの曲の数々の歌詞には、人生ドン底じゃないかと思える状況に在る心境の人達に、
沸々と湧き上がるエネルギーを与えてくれる詞が、多いよねぇ。
『地上の星』『ヘッドライト・テールライト』あんな歌詞、何処から浮かんで来るんだろうと昔、思いましたね。
『プロジェクトX』の今井プロデューサーが中島みゆきへ頼み込んで作った曲が、この二曲でしたね。
歌詞の中で言っていますね。
世の中の多くの人は『人は空ばかり見てる🎶』と言っているでしょ、
地上の星の歌詞に。
『空』つまり、雲の上の人や存在ですから、
有名な人や、何か陽の目を見た実績を挙げた人のことを言うんですが、
世間からは陽の目を見られていないが、
自分のやるべき事をコツコツと実践している多くの人達のことを『地上の星』と言っていますね。
その人達へエールを贈っている歌詞ですね名曲『地上の星』は。
『名立たる者を追って輝く者を追って、人は氷ばかり掴む🎶』
これなんか真理のような気がしましたね。
現在の大衆の社長と呼ばれる人に置き換えてみると、
名立たる人や輝く人を追って、時間とお金を使い、
氷ばっかり掴んでいる人が多いんじゃないかなぁ。と感じているんですよ。
昔から言われている格言のようなものに、
金持ちは、多くの貧乏人から毎月、その人が払えるお金を搾取しながら、
自分を肥え太らせる。と。
何かの事業で上場し、多額な創業者利益を手にしたんなら、
多くの大衆社長から、銭取るな!と言いたいねぇ。
社会貢献活動として、
自分の考えや行動して来たことを銭取らずに教えてやったらええんじゃないの!
と言いたいんだけどね(笑)。
そんな陽の目を見た人達に金払いながら勉強になっていると勘違いしている
大衆社長。
『氷ばかり掴む🎶』に陥らないように。
ワシに言わせたら、追うべきは、自分の理想像ですよ。
他人を追うべからず、己れの理想を追え!!理想像が未だ無いなら理想像を考えよ。
ですよ、ホンマに。
ヘッドライト・テールライトの歌詞のサビなんか、
現役で活躍してた人達に、体力や氣力が衰えて引退がよぎっている心境の人達や、挫折し勝ちな心境の人達に『ヘッドライト・テールライト旅はまだ終わらない🎶』
のエールですよ。
名立たるアーティストがカバー曲にして来た『ファイト!』のサビに、
『あたしの敵はあたしですぅ。ファイト🙋戦う君の歌を🎶戦わない奴らが笑うだろぅ🎶』『ファイト🙋冷たい水の中を🎶奮えながら登って行け🎶』
この奮えながらは、武者震いの奮えです。
寒いから震えているんじゃないんです。
自分の生き方にブレずに武者震いしながら生きて行けと、
勇氣、湧きますね。自分の敵は自分だ!と言っていますね。当に真理やなぁ。
『糸』なんて悟りの詞ですよ。
『糸』の中で幸福の事を「幸せ」でなく「仕合わせ」という文字で表現していますよね、
ワシが、この曲を聴き詞を読んだ時、奮えたのを思い出します。
鳥肌立ちました。
日本人としての幸福とは何ぞや、を知っていたからです。
日本の古来からの幸福=しあわせは『幸せ』という文字は書かないんですよ、
皆さん知らないでしょ?
『幸せ』は西洋の象形文字から来ているんです。
手枷(テカセ)足枷(アシカセ)の象形文字から来ているんです。
何となく、そんな図形に見えませんか?『幸』って文字。
それとは全く違う意味を持つ日本語の『仕』とは『為す事』を意味します。
仕=為す事だから『仕合わせ』は『為す事を合わせる』意味なんですね。
つまり、人は一人では生きて行けるものではありません。
二人以上居れば、その人達が自分の本来の役割を自覚して更に協力して、
共通の目的の為に、自分の役割を果たし合っている状態を『仕合わせ=幸福』と言って来たのが、
日本人なんですよ。日本語って奥が深いと感じませんか?
この状態、会社でも、家庭でも、あらゆる組織にも、的を射てますよね。
為す事を各々の自覚の下、協力し合っている状態を人間の幸福と言うんです。
『自覚の下(モト)』ですから、やらされているんじゃないんですよ。
皆さん方の会社や所属する組織では、或いは夫婦や家族では、
為されていますか?
それ無くして、お金も物質も、長生きも名誉や地位も、
一場の『まぼろし』に過ぎないと感じませんかねぇ?
人間、ドン底には誰も陥りたくないけど、
あぁ自分はドン底状態やなぁと感じている人に言いたい!
ドン底状態の心境から沸々と湧き上がるエネルギーを歌詞からもらえることって、あると思うんです。
甘い言葉に振り回されず、今の状態から立ち上がるエネルギーを、湧き立たせてほしいんです!
天は自ら助くる者を助く。ですよ。
自分の将来の道を拓いて行く為に、自分で自分を奮い立たせな、いかんでしょ!
そのキッカケの為に、歌でも映画でも読書でも、自分から進んで、行動するのよ、ホンマに。