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『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ」令和元年12月13日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ」令和元年12月13日

 

毎週のメッセージを、ガラケーから希望者に送信しているのは二百数十人います。

 

99.8%は経営者の人達なんですが、翌日の金曜にフェイスブックに投稿していますので、フェイスブックで読んでくれている人達の中には、経営者じゃない人も何人もいると思います。

 

直接ガラケーから一斉送信メンバー登録している99.8%は経営者だからなんでしょうが、経営に関するメッセージが多いのも、ご了承の程を。

 

 

 

経営者の脳は四六時中経営のことを考えていると言うか、思っている人種の脳と言うか、

 

まるで『好きな人』が出来たばかりの人は、

 

いっつも『その人』のことばかり想っているのと同じ感覚やと思います。

 

 

 

そこで、うちが比較的チームワーク良く会社運営が出来ている一つに

 

『情報の共有化』が為されているからじゃないかと、ふと浮かびました。

 

 

 

皆さんの会社では、情報の共有化が日常的に出来ていますかね?

 

うちは、いわゆる役所のように、たらい回しにはしません。

 

役所やトロくさい会社ではよくあるでしょう()

 

『さっきも同んなじこて言うたやん!また、言わないかんの?😂』というような事。

 

うちは、お客さんに『私は知りません。』は、無いようにしてくれよ!と

 

昔から口酸っぱく社員に言うて来ました。

 

 

 

うちで一番大事にしている『顧客台帳』へのちょっとしたメモを、

 

重要視していますし、重要視させています。

 

電話での『やりとり』の『要点』を必ず記入するよう義務付けています。

 

何年何月何日に、こんなやりとりがあったと言う要点をメモしています。

 

まるで病院の一人一人の『紙カルテ』に医者がボールペンで記入しているように。

 

勿論パソコンでの顧客管理は当然していますが紙カルテを会社設立以来活用しています。

 

 

 

例えば、数ヵ月後や、一年後或いは、数年後に何かの電話があった時に、

 

『あぁ、それは何年何月何日のお電話で、このようなやりとりをしている記録がございますから、これこれこういうように、お客様が言われていましので、このようにしましょうか。』的な。

 

 

 

また、顧客台帳を見てアフターフォローのお便りを出そうと思った時、どういうやり取りがあったかの、

 

事情確認が出来るので、アフターフォローに役立っているんです。

 

顧客台帳について社員に口酸っぱく指導しているのは、事情を知らない人が、顧客台帳を見た時、

 

『あぁ~こういう事情なんやなぁ。』と理解でき、判断できるように要点を必ずメモせえよ!と()

 

この事は、ホンマに事あるごとに、耳にタコができるくらいに言うてますよ。

 

毎日掛かって来る電話も、電話記録張に記入しています創業以来約30年。

 

 

 

お客さんとの『ちょっとした会話・何気ない会話』の重要ポイントを、共有化せないかんよ、と伝えています。

 

単に注文だけであっても、何気ない会話の中に、お客さんが例えばサロンとかスクールを経営している

 

(これつい先日あった電話なんですよ、でピン!と閃いた訳)とか、

 

或いは商売をしているとかが、会話の中にあれば、社長にスグ伝えないかんで、と。

 

この人には『取り扱いのおすすめ』をしたらいいな、とピン!と来たら、

すかさずワシは社長名で、そのお客さんに直筆のお便りを書いています。

 

取り扱えば、あなた様のお客様にも、お得で便利な仕組みにしています、

と自然体の流れの『プレゼン』をしています。

 

そういう、ちょっとした情報が、取り扱いの受注につながっているんですね。

 

 

 

うちの社是は、これを理想としているんですよ。

 

あぁ、社是というのはですね一言で説明すると

 

『こんな会社でありたいということを一言で表した言葉』ということです。

 

『阿吽の人間関係』がエモーションの社是です。

 

この阿吽の業務が為されている時、チームワークが良好となり、功を奏す事になるんです。

 

 

 

数年前だったか、うちの女性社員の一人に、彼女は真面目なんだけど、

 

ワシの言うことが瞬時に理解できないと感じたので

 

(ワシは『口ぐせ』として、ポンポン、ポンポン言うてしまうので)

 

すかさず、こう言うたことがありました。

 

 

 

TSUTAYA行って『プラダを着た悪魔』を借りて観てみい!

 

編集長演じるメリル・ストリープの、ものの言い方が、ワシじゃ。

鬼上司の意図を汲み取ってくれよ。

 

新人社員演じるアン・ハサウエイが○○ちゃんじゃ。

 

そういう観点で、よぉ~に観てくれ。

 

で、最後のシーン(編集長がタクシーに乗って行こうとした瞬間の顔の表情)の感覚で仕事ができるようになってほしいと願っとるから。

 

と言いましたね。

 

 

 

これが『阿吽の人間関係』のビジネスバージョンと言いましょうか、

 

何か理解を促したいと思った時に、映画とか、

 

言わんとしている意図を理解してもらいやすいツールに成りますね。

 

部下の飲み込みが鈍いなぁと感じている上司の立場にある皆さん。

 

『プラダを着た悪魔』を観てもらうと良いと感じますよ()おすすめします👍

 

 

 

自分の願っていることを、理解しやすいように伝える手段として、

 

『引き出し』は、色々持っていると、指導しやすいですね。

 

 

 

ワシは昔から『ちょっとしたこと』に敏感に成れ!と指導して来ました。

 

ちょっとした事を感じ取る能力を『センス』と定義しています。

 

だから、センス良く業務をこなすのが、業務から『仕事』に成ると社員に言い続けて来ました。

 

商売は、この『ちょっとした事』に感度良く成れるか否かで、

 

成約になるか、の分かれ目になることは往々にしてあると感じるんです。

 

まぁ、結論を言えば、

 

「事を為すは人にあり、事が成るは天にあり。」なんですが、

 

事を為す意識にセンスが重要なんだ!と強く言うて来ました。

 

ちょっとした事を疎かにするなよ。

 

事細かく顧客台帳には記載しとけよ。

 

商売で一番大事な物は『顧客台帳』なんだと昔から言うて来たんです。

 

顧客台帳が、商売が出来る基盤なんやから。

 

 

 

また、顧客台帳何万人居ても税金掛からへんし()物質(現金や不動産)には税金掛かるけど。って。

 

顧客台帳さえあれば、後々商売が努力で可能に成りますから。

 

昔の『真の商人』は、顧客台帳を大事に引き継いで来たんだと感じて仕方ないんですよ、ワシはね。

 

そういうことを踏まえて社員一人一人が強く成らんと、

真のチームワークは発揮できんのです!!

 

誰かが、やってくれるだろう、とか、社長がやってくれるだろう、とか、

 

一瞬でも思うなよ!そななこと思うとる間はプロやないんやでって。

 

今のサッカー日本代表森保監督の意識と言動のようなもんですよ。

 

一人一人が自分のポジションを確り緻密に、果たし切ることで、

 

チームワークが発揮されて行き、会社としての成長につながるんです。

 

一人一人が強く成ることでチームワークが発揮されるから、

 

今の待遇が何とか維持されながら、将来の道が拓かれて行くんですよ、

皆さん。

 

 

 

逆を言うと一人一人が強く成らんとチームワークは発揮されませんから。

 

世の中、安定なんか、無い!んです。

 

常にサーフボードに乗っているようなもんじゃないでしょうか?

 

そう心して、毎日朝になったら、ヨッシャー今日もヤルゾーッ!の氣合いを

自分が自分に入れる習慣が、実は、他の社員や会社のチームワークをより良くして行くんです。

 

 

 

今週、言いたくなったのは、こういうことです。