今週は岐阜の飛騨高山と多治見の同友会仲間に「よし!遊びに行ってあげよう」と、
ふと約一ヶ月半くらい前にピン!と閃いたので、飛騨高山の友人と、多治見の友人に前以て連絡していました。
で、行って来ました。
思えば、一年前と一年半くらい前に飛騨高山のカ○君達や、多治見の、柴○君や磯○君や伊○君、木○君や高○君が、
ワシに会いたいと一泊でエモーションに訪問してくれました。
たぶん、ずんやり7時間は(笑)ワシの話(仕事の流儀や人生観、社会観、
価値基準)を聴いてくれたり、大いに経営談義に、語り合いました。
また昨年夏には多治見の同友会例会報告者に呼んでくれて交流が出来たし、
柴○君、磯○君、伊○君、木○君、三○さんが、うちのルイボスティーを大量に買ってくれたり、
飛騨高山のカ○君も、友人経営者の水○君にルイボスティー紹介してくれたら、これまた大量に使ってくれて。
岐阜は縁が深いなぁ、有り難いなぁ、という感情が湧いて来て、
『遊びに行ってあげよう。会社も見たいし、社員の人達にも会いたいし。』と思った次第でした。
で着くなり彼らの社員の人達にいきなり(笑)いつもの調子で気安く声掛けて、勉強会です(笑)
『社員の第一はやねぇ社長の考えを理解する努力をすることやでぇ~⤴。
社長の考えを理解しようと努力せん人が社員になっては、いけません❗❗
先ずはこの姿勢が無い人は、日本人やないんや。業務能力だけでええんちゃぁんて思ってる人はアメリカ行けえ、ちゅうの(笑)』
『だから、アメリカは学歴も人種も貧乏も、問わない。与えられた仕事の能力さえあれば高額報酬得れる国や。
しかし、契約社会や。イエスかノーか。ハッキリしとる。中間がない。
曖昧さがない。
社員の一生なんて考えない。終身雇用なんてアメリカ社会の始まりには、
無かったんやから。』
『成果とは何か?の、違いが日本人とアメリカ社会とは違うんよ』
てな感じで、あらゆる角度から持論を語りながら相手に質問もしながら、
皆ワシの話に前のめりでした。
後で各社長からお礼言われました。
わざわざ自費で岐阜まで来てもらって、社員教育してくれて、
僕も気付きが一杯出来て、目から鱗が何ぼもありました。って。
いやいや、これがワシの仕事なんやぁ。
うちの経営指針書見てみて、経営目的をように読んでみてん。
『自分の生き様を通して、縁ある人に勇氣と感動を与える為のキッカケを与え続ける人生を歩むこと。』
と書いとるやろ(笑)。って言うてます。
皆さん方は、自分の縁ある人に、自分の言動生き様を通して、勇氣や感動を与える為のキッカケを与えているでしょうか?
こういうのを、本当の贈り物と言うんじゃないかなぁと、思う訳です。
これは余談ですが、
多治見には飛騨高山から出て15時に着く予定だったので、18時から懇親会設定してくれていましたから、
時間がかなりあるから良かったら『歴史に学ぶ経営学』と題して、二時間くらい話しようか?って前以て言っていたんですよ。
源義経秘話、初代会津藩主保科正之秘話、楠木正成、堀秀政、上杉謙信、
武田信玄、日露戦争の大山元帥と児玉源太郎、明治天皇と乃木希典、
山本権兵衛が東郷平八郎を選んだ理由や、
伊藤博文の金子堅太郎への命令のやり方、出光佐三秘話や松下幸之助、
臨場感溢れんばかりに語れますから(笑)
二時間じゃ足りないけど、話しようか?となっていましたが、社員の人達との話になってしまったので、
歴史に学ぶ経営学は、改めて機会を作りますから、お願い出来ますか、ということになりました。
夜懇親会の時に、昨年うちに来てくれたメンバーの中に高○君が、遅れて駆け付けてくれました。
多治見の柴○君が高○君に同級生でもあり、すごく良い仲らしく
『香川さんこいつは、何言っても、ウンウンはいはい、って言って何もせん奴なんすよ』
って、散々な言われようで、周囲の高○君をよく知っている仲間は同じ感覚だったので、
突然ワシは、高○君にこう言いました。
『高○君、売上無かっても、メシ食えるんやろう!』って。
思わず彼、うぅぅっ!『はい。』って。
で、ワシ『それはそういう家庭に生まれて来た運命や。仕方ない。ご先祖に感謝せないかんなぁ。そういう境遇を。
けど、ご先祖に甘えたらいかんなぁ!甘えとんとちゃうかぁ?そやろっ!』って瞬時に言いました。
ものすごく胸に響いたらしく、一瞬で目に涙が溜まってましたね、高○君。
『高○君の誠を現さないかんでぇ。誠つまり真心や。真心を行動に現すから、先祖が喜んでくれるんやで。
「まこと」の漢字には四つあるんや。
真事(まこと)真理(まこと)信(まこと)誠(まこと)
真事は物理的事実、真理は宇宙の真理、信は自分が信じているという事実、
誠は真心つまり良心のことや。』
って言うたんですね。
皆さんもそうですよ。
有り難いことにメシ食える境遇であれば、あなたのご先祖に感謝せな。
でも先祖が築いてくれた境遇に甘えたら、いかんと思いますね。
どういう生き様をして行くのがご先祖が喜んでくれるのかを考えるキッカケになればと、今週のメッセージを投げ掛けますね。