誰かが話していることを聴いて、本当に感動した人は、
「感動しましたぁ~」なんて言いません!!
感動しましたって口に出るのは、感動の域に達していないんだと感じるんだけどねホンマに。
本当に感動したら、言葉は出ないもんですよ。
そう感じませんか?
ググッと、胸が詰まるもんです。
「あぁ~っホンマやぁ~❗」「うぅ~んんっ❗」と唸るもんやし、
項垂(うなだ)れますから。
そう感じませんかぁ?
また「覚悟があります」って、言っている人は、覚悟が定まってないような気がするなぁ。
覚悟って、丸ごと受け入れる心境です。
だいたいにして人は、自分の都合で、受け入れるか、受け入れないかを決めているんですよ。
それはそれで、いいんだけど、覚悟という事に於いては、都合で決めるもんやないと思うんです。
例えば病弱な子供や、何か障害を持っている子供の健康状態が良くなっていると喜び、 悪くなって行くと嘆いている人を見聞きしますが、
ワシに言わせたら、それは丸ごと受け入れてないんです。
昔ワシの知人が、自分の友人(障害を持つ子供が居る)に
『お前は自分の子供を受け入れてないなぁっ!!』って、
言っているのを、たまたま聞いて、なるほど!と思った経験があります。
丸ごと受け入れるというのは、条件をつけたら、いかんのです。
好むと好まざるに関わらず、縁あって自分の下に生まれて来た子供や、
会社で言うなら自分が一旦は受け入れた社員なんやから。
丸ごと受け入れる心境が、その人の覚悟と言うもんなんです。
そして丸ごと受け入れるから、その人を認めていることになるし、
その人が生きて来るんですね。
ホームドラマと、大河ドラマがありますが、あなたの人生、どっちが好みですか?
ワシは昔から機会あれば言うて来ました。
ホームドラマより、大河ドラマの人生を歩みたいなぁと。
振幅大きいけど、一生いっぺんなんやから、触れ幅激しい大河ドラマが、
おもろい人生やと感じるんだけどね。
昔、ワシの師匠の講義に、こういうのがありました。
「勤め人(サラリーマン)が定年退職を迎えた時に、社長に対して、お陰様で無事大火なく会社で過ごさせてもらいました。有難うございました。」
って言う挨拶をするような人生を歩むなっ!て。
『無事大火なく』とは、何にもチャレンジして来なかったという証しです。
つまらん人生やなぁと感じますね。
ワシがもし勤め人ならこういう退職の挨拶をするなぁ。
「長い勤め人人生で、過去のあの事は、私の責任で会社に多大な迷惑を掛けてしまい、申し訳ありませんでした。
しかしながら、この販売ルートの開拓はお役に立てたと自負しております。
長い間、お世話になりました。有難うございました。」
的な挨拶をするなぁ。
穏便に大火なく。は、チャレンジしていないということじゃないかなぁ。
人生、攻め以外に勝利なし。です。
攻めるとは、思う一点に全力投球する事を言います。
また攻めるとは、チャレンジの連続であり、創意工夫の連続なんです。
人生常にチャレンジ。常に創意工夫が、人間を輝かす基礎に成ると思えるんだけどねぇ。