「生き方の美学」
自分の生き方を確り貫いていると、それが自分の美学になって行くのに、
自分の生き方すら、確りと持とうとしないから、他人に振り回されるんじゃないかと思う訳です。
生き方の美学を持っていると、他人に振り回されるようなことには、
ならないと思うんだけど。
他人に上手に言われて、結局何か損してるとか、嫌な思いをしたとか、
そういう人、多いと思うんです。
まぁ、相手も自分が得する為に「あなたにとって良い話だから、、、」
とあなたを利用しようとしたんだと思うんだけど、
あなたに「生き方の美学」が確り備わっていたら、ハッキリとした判断基準と、物事を洞察する能力が備わっているものやから、振り回されることはなかったんじゃないかと思うんです。
ひがみ、妬(ねた)み、愚痴を周囲に、無意識に平気で言う人よぉ~け、
おるでしょ。
そういう人は毎日が充実していない、心が満たされてない、
足るを知っていないんです。
物欲に際限が無い人達なんです。
ほしい、ほしい、ほしいと、もしあなたが思っていたら、
いつまで経っても、心は満たされんとおもうけどなぁ。
まぁ、こういう人達が、いわゆる「普通」の人だと自覚しとかな、
あなたが振り回されて疲れますよ、と言うときます。
不平不満、愚痴、泣き言悪口、文句ばっかり言う人は、
生き方の美学なんて持ってないだろうし、他人が羨ましく見えている人達なんです。
そういう人達は、中々変わりませんよ。
だから、あなたが振り回されない心のコントロールを身に付けるしか方法は無いと思うんだよね。
自分の心のコントロールを身に付けるには、生き方の美学を確り持つことと。
つまり「人間とは何ぞや」を深く洞察する心の習慣を心掛けることやと思います。
まぁ、分かりやすく言うと、自分らしく在ることです。
「自分らしく」と「自分勝手」は真反対やから、
そこんとこ勘違いせんように。美学やからね。
客観的に自分を見て、美しい生き方してるか?
学べる生き方してるか?この二つや。
「らしく」とは、思い付くまま、好きなことするんじゃないんやで。
組織(夫婦・家族・会社・地域等々)の発展の為に、自分は何をすることが、役に立てるのか、
自分の得意(役割)を発揮することで自分も組織も充実するのか、
を考えて行動することを「らしく」と言うんです。
だから、男は男らしくを考えてみる。女は女らしくを考えてみる。
社長は社長らしくを、社員は社員らしくを、親は親らしくを、子は子らしくを、夫は夫らしくを、妻は妻らしくを、考えてみるんですよ。
夫婦の発展につながっているのか、
家族の発展につながっているのか、
会社の発展につながっているのか、
これを、あなたが何かしようとした時に、ちょっと考えてみるんです。
そういう習慣を身に付けていると、振り回されなくなりますから。
「経営=人生=人間とは何ぞやを探究すること。」だとワシは昔から思って
来ました。
皆さんも、人間とは何ぞやを探究しながら、人間洞察力を深め、生き方の美学を確り持ってみてはどうですか