「ピンチはチャンス」と軽々しく言う人、おるよねぇ。
それを話すなら具体的に自身の実例を語って言うなら未だしも、実体験の無い人は言うたらいかんと思います。
人間が軽く見られるよ。と言いたい。
ワシは「ピンチとチャンスは同時進行」やと実感します。
常に、同時進行してるんやと考えを深める習慣を持つことを、お勧めします。
今年に入ってワシの本業であるルイボスティーが昨年来の大干ばつで生産量が、
今年は更に激減しているとの南アフリカからの連絡がありルイボス原料を扱っている会社は大打撃を受けること間違いなし。です。
昨年原料輸入価格が12%値上がりしたばかりなのに、今年はたぶん50%の値上がりになる感じです。
年間生産量約11000トンが今年は4000トン不足との情報。
うちが扱っているオーガニック認定茶葉は11000トンの内約3%の330トンの生産量。
今年はオーガニック認定茶葉の栽培生産者が半分になっているとの情報。
情報によると多くの原料扱い会社は、非オーガニックの安いルイボス茶葉に移行する模様。
非オーガニックルイボス茶葉でも、かなり生産量が少ないから、ネットやドラッグストアで、
原料調達が困難で、ルイボス販売から撤退するんじゃないかとの声が聞こえて来ます。
オーガニック認定茶葉を扱って来た会社も、安売り思考(志向)の所は非オーガニックルイボス
約30年ルイボスに携わって来たエモーションは、信念を貫いた商売を着実にやって来たお蔭で年間のオーガニック認定茶葉扱い量は自社の所帯人数にして、適正量なので、輸入価格が、50%値上がりしても、年間扱い量は充分確保出来ます。
質に於いて「ピンきり」のピンを貫いて来たのと価格で商売していない(安けりゃいい。と言う)ので、
どんどんオーガニック認定茶葉を扱って来た業者が無くなって行くのは、エモーションにとって、
また商品価格と販売姿勢を昔から、考えに考え抜いて戦略を組んで来たので、
市場のパイが激減してもゼロにはならない市場だと信じているから、逆に質のシェアを拡大出来ると考えておるんです。
いや市場のパイじゃなく、供給量激減だから、まぁさぬきうどんに例えるなら、小麦粉生産量が激減したとしたら、大型規模のうどん屋さんは、営業出来なくなるお店が増えるということです。
ルイボスティーも農作物ですから、機械的に作れる物じゃないから、どうしようも無いんですが、
皆さんの業界に置き換えて、ご一考あれ!
ピンチはチャンスではありません!
ピンチとチャンスは、同時進行!しているんだと考え直して、