先週の金曜午後に国の独立行政法人である中小企業基盤整備機構(資本金約1兆1千億円)という所(東京本部)からワシ宛に電話がありました。
「何のご用ですか?どこでうちのことを、お知りになったんですか?」と聞くと、先方は「ちょっと指示がありまして御社のホームページ見ました。で是非香川社長を取材し、中小企業の在り方の参考にしたいので御社にお伺いしたいんです。」とのこと。
そうなんですか、ということで、電話口でエモーションの仕事の流儀や生き方、経営の持論や、行政機関の在り方や金融庁の在り方、銀行の融資の在り方を話しました。
特に銀行融資の在り方として「決算書でなく、その会社の経営者と社員が、何度ピンチを勝機に変えて来た体験を持っているか、ということと、事業の着実性と収益性で評価しないと不良債権を掴み兼ねないですよ。何故なら、何度もピンチを勝機に変えて来た体験は応用力が身に付くもんです。だから、今後何が起こるが誰も分からない不透明な時代に、応用力が身に付いている人間達は工夫、工夫、工夫、提案、提案、提案でクリアーして行けるからです。」と話しました。
あとホームページに「香川湧慈の考え方」がありますから、それクリックして、じっくり味わうように読んでから来て下さいね。
それと、あなたが指示を受けたのは、誰からなのか、どういう経緯なのか、根本理由を来るまでに把握してから来て下さいよ。「理由を明らかにする」のは大事ですから。(笑)
と伝えました。
えらい興味増幅されたようで、すぐにでも行きたいと言われるので、いつ来るんですか?と言うと、出張スケジュールの許可が下りれば12月中に、とまぁ早々と、と思いました。
これも何かの巡り合わせと思い、じゃあ、昼イチで来て下さい。
4~5時間ずんやり、うちの仕事の流儀を、お話したり、見せたりします。
で、一泊して下さい。晩飯食べましょう。と言いました。
ワシは県外からの来客者には、出来るだけ一泊してもらい、晩飯を共にするようにしているんです昔から。
先方さんが電話口で最後に言われたのは「香川社長が仰る、経営は温かさ。という言葉は初めて聞きました。ものすごく興味があります。」と。
まぁ、日本の中小零細企業の本質的な「統一ある発展」に多少なりとも役に立てるなら、有り難く嬉しく甲斐があることです。
※統一なき発展は分裂に至るんですよ。
また発展なき統一は衰退に至ると思うのです。
ちなみに、いつもの調子でこんな話しを電話口でしました。
なぜ、
人の道を中心に会社を経営してるのか、
なぜ、
一気にお客を取らない方法を執っているのか、
なぜ、
エモーションのお客さんのご親切の紹介が9割以上あるのか、
なぜ、
基盤作りに20年間地べたを這う思いで全国47都道府県に個人顧客を作り続けて来たのか、
なぜ、
起業する前に人生曲線を描いてからGOしたのか、
なぜ、
アメリカナイズされた商売じゃなく、日本的経営で、零細企業にこだわるのか、
なぜ、高利適売が零細企業には大切なのか、
(薄利多売は大手企業の役割、中小零細は、高利でも多売にしてはいけない)
などなど、、、。
皆さん、中小企業基盤整備機構という独立行政法人を知ってますでしょうか?
一言で言えば、小規模事業者を支援する国の機関です。(具体的には、どんな支援をしてるのか、あんまりワシは知りませんが)
ワシには中小零細企業経営者に「いい意味の刺激」を与える施策がありますので、そういうことを伝えられたら、と思っています。
これも何かの「お役目」と捉えて。
まぁ、今週は早々に、このメッセージを携帯にメモしてたので、これを発信します。