一昨日ワシに実例報告講演を依頼されました。
タイトルは
「社員に愛される会社作り」
サブタイトルが
「~福利厚生の観点から~」というもんなんです。
このタイトルとサブを見て、主催者はワシのことを知ってるから、こういうことが経営にはもの凄く大事で大切なんやと感じてくれてるんやなぁ。そういう事を皆んなに訴えたいんやなぁと感じました。
また、うちの会社を知ってる人は、なるほど!と頷いてくれると思いますよ。
9月8日19時から中小企業家同友会・高松第4支部にて話してほしいとのこと。
約60名の経営者を呼ぶようです。
ワシは言いました。
話聞いて「あぁ、ええ話やったなぁ」だけで終わってもろては困るでぇ。
ほんまに、ええと思うたんやったら、翌日から何か実践してもらわんとぉ。
だから参加者に、社員何人か連れて来てやぁ。
自分とこの社員と一緒に、ワシの話、よぉ~に聴いてくれんと、いかんぜぇ~。と言うてくれ。と言いました。
そしたら主催者「それ勇気要りますねぇ。おもろいですねぇ。でも僕は連れて参加します。」と言うてました。
経営者自身が太っ腹にならな、いかんと思うでぇ。
ケチ臭い人に、誰も付いて来んでぇ。
ワシは、経営者から個人的相談を受けることがあります。
まず、その時「社員に給料何ぼ出しとん?」って聞きます。いきなり。
相談を受けてない時は、
聞きません。
ただこう言うとります。
「社員の人達に何ぼ給料出してやりたいぃ?」って。
何ぼ出しとん?とは聞きません。
何ぼ出してやりたいの?と聞いとるんです。
で、大概の人が、即答出来へんのですよ。
情けない!
気持ちが無いから即答出来へんのとちゃうかい?と、感じてしまうんです。
出来る、出来ん。を言うとんやないんよねぇ。
経営者の気持ちを確かめてるんです。
ワシなら即答して来たもん。
全然出来る状態やない時期から。
気持ちが有るから。
ワシならこう言うてます。
「そりゃ、香川さん、出来ることなら月給50万くらい出してやりたいわぁ!」って。
うちは、経営指針書に明記してます。
「給料について」の項目に。
給料は会社に対する貢献度で決める。
会社に対する貢献度とは、
一、社長の考えを理解する努力をすること50%。
(理念の習熟度)
一、与えられた職責を全うすること50%。
(能力と責任感)
プラス自己啓発と健康管理に身銭投資し続ける生活習慣を身に付ける努力をしない社員は、利益が上がっても給料は上げない。というのがエモーション流。と。
ハッキリ書いとりますから。
但し、利益がようけ出たから給料や待遇を上げるんじゃダメなんです。
人間は待遇を良くするだけじゃぁ「腑抜け」になりかねません。
権利と義務の関係が本質や無いんです。
責任と感恩の関係が本質やからね。
経営の目的や理念に相応しい社員に、どんだけ近付いているか。で評価せな、
何の為の目的なん?
何の為の理念なん?
と言うとるんです。
だから経営目的も経営理念も確り打ち出してない会社は、どうやって評価してあげるんだろぅねぇ???
評価の仕様が無いわなぁ。
理念が社員に浸透しとったら、社長が不在の時、社員が業務で迷った時、いちいち社長や上司の指示を待たんでも、社員自身がこう思うもんです。そして、そのように行動するもんです。
「社長なら、自分がこうすることを望むと、きっと思ってくれるはず。」と。
能力は当然大事なんやけど能力を発揮する前提があるんです。
それが「気持ち」です。
経営者も社員も、気持ちが通じてない会社運営で、
何が経営でしょうか!?
何が社員一丸となって、
でしょうか!?
そう思いませんか?
人間関係って、そういうことやと思うんです。
充実って、そういうことやと思うんです。
同友会の会員でない人も、興味あれば、9月8日ワシの話、聴きに来て下さいやぁ。香川県産業頭脳化センターの2階でやるようですから。
懇親会で、一杯やりましょう。