そうでしょう、皆さん!
「世の中一寸先はハプニングですよ、香川さん。」と
平成15年4月に六本木のアントニオ猪木の彼女のbar(ズッコ)で、
ユーミンと橋本大二郎元高知県知事夫妻と飲んだ時の、猪木の言葉です。
誰も、先のことなんかハッキリ見える人なんていないと思うのです。
だからと言って、行き当たりばったりの生き方をしていいことにはならんと思うのです。
昔から自分に、こう言い聞かせて来ました。
「先の見えない、将来を指し示せない指導者(社長)に付いて来ている社員ほど哀れな者はない。」と。
これは、世の親にも言えることやと思います。
自分に対する戒めであり、奮起の言葉です。
だから、理想像を描いて来ました。
何の為に経営するのか、
何の為に生きるのか、を自問自答し続け、感じたら動くこと(気付いたらスグする。いかんと感じたらスグ止める)を実践する中で、理想像を確立して来たのです。
皆さんも、出来る出来ないじゃなく、理想像を愉しみながら描いてみてはどうでしょうか。
少しずつ霧が晴れて来て、見えて来ると思うのです。
見えないから決めれないのではなく、あなたが将来像、理想像を決めないから、
見えて来ないのです!
理想像を描くには、数多くの問題意識を持ち、何事も深めてゆくことだと思うのです。
また、企業規模(商売規模)(個人で言うならお金持ち)が大きくなることと、
経営者(自分の人生の経営者は自分)の能力、識見が育つということは全く別問題だと言えます。
やはり、自分と自分を取り巻く人達の人格的成長に、心と時間とお金を掛け続ける姿勢が、実は心穏やかに理想像を描ける唯一の道だと思えてならないのです。
皆さん、いかが?
自分自身が成長しないで、高い理想に向かって努力していないと、自分を取り巻く人達の中で、フツフツと不満が蓄積するんですよ。
自分を取り巻く人達の、
将来像に希望を感じさせてやらないと自分自身の充実は中々見い出せないんじゃないでしょうかねぇ。
自分の理想像、つまり経営理念を確立することに尽きると思うのです。
泥臭いくらい、丁寧に取り組むことが大事で大切。
その経営理念を噛み砕いて繰り返し語ることが、自分と自分を取り巻く人達の、
生きる希望を見出だすことにつながるんだということを訴えたいし、
うちの社員には『筋金入りの人間』になってほしいのです。
社員全員が『筋金入りの人間』に成れれば、人生で起こる様々なハプニングに、自分で考え、自分で解決出来る人間に成れると思うからです。
一言で言えば、それがワシは本望なんです。
だから、そういう人格教育に心と時間とお金を掛けているのです。
下記写真、アントニオ猪木と橋本元高知県知事ご夫妻と小林先生(猪木の気功の先生当時36歳)と、この写真にはユーミンは写っていませんが。目の前で、「真夏の世の夢」をカラオケで歌ってくれました。そしてユーミンが僕のことを「あぁ~、ラビット関根だぁ~」って、当時今よりふっくらしてたので、言われたのを思い出しました。