人間は、欲望の追求の度合いが高まるに応じて、
精神が貧困になってゆくということが理解出来ん人が多過ぎる!!
『足るを知る』とは、
『適正を知る』こと。
つまり『バランス』感覚が大事で大切。
欲望は、ある意味ヤル氣に繋がる。
だから、捨てることは無いし、人間でいる以上、
捨てることは出来ない。
煩悩(人間の欲望)を捨てずに、涅槃を得る心境が大事なんや。
涅槃とは、一切の苦しみから解放された境地。
事業でも、病でも、理不尽な事でも、一旦受け止める。
常に自分の『適正』を探究していれば、そういう心境になって来るもんです。
このワシの言う『適正』っちゅうのは、自分の可能性にトコトン、チャレンジする中で、
掴んで行くものなんよ。
充実する感覚が味わえて来るんです。
決して、自分の未知なる可能性を否定するもんやないでぇ。
会社で言うなれば、
一人一人の特性を見出して、それが十分発揮出来る環境を作っていれば、
自ずと掴めて来ますから。
掴めてないんやったら、
一人一人の特性を見出してないっちゅうことやと思うなぁ。
人を時間で使ったらいかんでぇ。能力を生かしてあげんと。
能力を生かしてやりたいなら、一人一人の特性を把握せんかったら、出来んでぇ。
トコトン自分の可能性にチャレンジしよったら、必ずと言ってええ程、下手打つもんなんや。
もし、下手打ってないなら、それはトコトン自分の可能性にチャレンジしてないっちゅうことやと思うでぇ。
ワシも昔、売上と同じ額を下手打ちました。銀行、銭貸してくれんかったから、ホンマの「ど壺」や。
皆さん、想像してぇ。(その人にとっての比率やから)
自分の会社の売上と同じ額を損失して、補填に銀行の融資ダメやったとしたら。
生きとれる??
下手打ったら困るわなぁ、窮地に陥るっちゅうことやわなぁ。
その時や、その時、天から試されとんやで。
お前の目的っちゅうのは、本氣なんか!?って。
試されとんやで。
『窮すれば、通ず。』?
ありゃ、ウソやで。
窮したら、通じるんやったら、誰も困らへんで。
窮したら、なぁ、変ずるんや。己の中に変化を見出して、考えと行動を変化させなぁ、いかんでぇ。
己の中に変化を見出した者だけが、通じてゆくんやで。
つまり、『窮すれば、変ず。変ずるが故に、通ず。』なんや!
トコトンやってみなはれ!
自分の自社の『適正』が見えて来るから。
適正規模を確立出来た時、何とも言えない充実感を味わえるから。
だからワシは昔から言うとんのよ。
事業の目的は、適正規模の確立やって。
そして、経営の目的は、理念の実現なんやと。
ここ、勘違いせんとってや。