人生の目的と、仕事の目的は、一緒です。
これは香川湧慈の価値観だから、他者に同じ価値観を!とは言いません。
世の中には多種多様な価値観が存在します。
多様性、多様性と声高に言われますが、
そもそも多様性や自由というのは秩序の中にのみ、存在するもんです。
決して無秩序に多様性だとか、自由だとか、存在しないんです。
秩序の無い中で多様性と言うのは単なる自分勝手を言うんです。
秩序の無い中での自由も、自分勝手と言うんです。
『そんなのワタシの自由でしょ』は、その組織のルールを無視した自由は許されませんから。
なのに、多様性だとか、ワタシの自由だとか、無茶苦茶言う人、多い気がしませんか?
秩序とは、その組織の人の道に則ったルールです。
あの自由の国と言われているアメリカ合衆国でも、共産主義の自由は認めていません。当たり前です。
何でもかんでも、好き勝手し放題、言い放題は、多様性でも自由でもありませんから。
民主主義、民主主義とこれまた声高に言いますが、民主主義は政治の手法であって、
人間の最高の結び付きではないんです。そう思いませんか?
何でも多数の意見が、人間の幸福につながるのか?甚(はなは)だ疑問なんです。
様々な組織つまり家庭から始まり会社や地域や国家、民族の中に於ける、
人の道に則ったルールが秩序。
その秩序の範囲内での多様性や自由は認められる。ということに、全く思いが
行かない人達が多い感ありの世の中です。
これが争いになって行くんです。
そういう人達に、理念は無いんだと感じてしまうんです。
理念とは、一生を懸けて成し遂げたい人生の哲学を言います。
悲しいかな、この理念が『経済至上主義』の人が、これまた圧倒的に多数です。
だから、世の中に争いが絶えない。
経済至上主義つまり、人生の目的が突き詰めたら『お金』という人達です。
経済至上主義が人間の不幸を起こすんです。
お金よりもっと大事な大切なもんがあるやろうに、と思う訳です。
理念つまり自分の人生哲学を、飽くことなく追求しなくて、
生き生きとした、充実した人生になる筈ないんです。
会社の経営は、飽くなき理念の追求しなくて意味や充実を為さないんです。