『出来る事なら、してあげなさい。』
『出来る事なら、差し上げなさい。』
これを40年くらい前に、あの船井総研創業者である船井幸雄さんの講演会で間近に聴きました。
当に同感で納得したから実践して来ました。
そういう性格だから、経営にも反映されています。
経営戦略は、経営者の性格が色濃く反映されます。
良い悪いではなく社長の皆さん、あなたの性格が反映されるもんです。
勿論、商売は先ず計算が大事です。
が、計算のまま終わったんじゃ自分らしくないし、味気ない。
『計算』とは、自分だけの損得計算ではなくて『相互利益』『三方よし』の計算です。
『商売は、先ず計算せよ。そして計算を超えよ。』が持論です。
人は、計算を超えた行為に感情が動きます。
『有情活理』ですね。
情が根底に流れていることを感じるから、行動が活きて行くんですが、
自分が計算ばかりの人は、他者の『情』も、何か計算があるんじゃないかと感じる心の傾向性があるんだと感じます。
商売に関しては、先ずは『計算』は大事。商売やから。
そしてその『計算』を超えた情が感じる行為が大切です。
お互いの為です。
これが欠如している人が、商売で騙されている人達を見て来ましたから要注意です。
自分が『してあげたい人』なら、計算せずにしてあげたら善いんです。
金銭的な損得を超えた行動を続けていると、
尊徳が身に付いて来るような気がするので、
損得より尊徳を目指しませんか。