社長が従業員との人間関係で悩んでいる。と言うことをよく耳にします。
ワシは人間関係で悩むのが、一番嫌やなぁ。
悩むのは仕事だけでいいんだ。という価値観です。
仕事にも人生にも迷いは一切無いんです。
悩みというのは成長過程で必ずと言っていい程、生じるもんです。
仕事も『どうやれば、売り込めるか?』より『どうすれば求められるか?』で悩む方が、自分らしいんです。
皆さんは、お客さんに『どうやれば、売り込めるか』ばっかり考えてないですか?似て非なるものなんです。
売り込むことを考えるより、求められることを考える方が、善くないですか?
売り込むことを考えるというのは、自分本位の心やと思う訳です。
ま、それが悪い事ではないんですが、好みかな?
求められることを考えるのは、相手の心中を察する洞察力です。
だから自身の人生哲学を深め続けていかないと人間洞察力は磨けませんよ。
と言いたい。
働いてくれている従業員を、経営者の価値観に共感する社員に導いて行くしか、
人間関係の悩みからは解放されません。ほんまに。
ワシは自分の価値観をしょっちゅう、うちの社員達に発信し続けて来ましたし、現在進行形です。
経営者自身の人生観、社会観、価値基準を、
丁寧に一人一人に理解納得できるように呼吸を合わせ、歩幅を合わせて来ました。
それが『誠実さ』じゃないでしょうか。
結局、人は『人柄』や『誠実さ』に心地好く付いて来るもんです。付いて行くもんです。
善い会社とは『社員がおもいっきり働きたくなる会社』です。
その為には、社員一人一人が、ある意味死に物狂いで仕事に取り組んで、
お客さんから求められることをを考え、行動するしか、有り得ないんです。
それが現実を理想に近付ける唯一の方法なんです。
『理想』って意味知ってますか?夢見る『夢想』とは違いますから。
ここ勘違いしないように。
漢字を観てみて。
『理』とは『ことわり=道理』つまり自身の哲学を深めてゆくことで、
その想いは道理に敵っているか、と言うことです。
道理に敵っていない未来像は、理想には成らないんです。
自分の考え方を考えることを哲学する、と言います。
自分の未来像が哲学に根付いた想いが理想像です。
だから、経営者は自分の価値観を懇切丁寧に説明する責任があるんです。
やっとりますかぁ?!経営者と呼ばれる人達の皆さん。
求められることを洞察し、会社は売上を稼ぎ利益を上げ続けて行かないと生活が維持発展して行かないんです。
つまり、当然の欲望を持って、飽くなき挑戦をするんです。
但し、理念を超えての欲望じゃあ、いかんのよ。
『何の為に経営するのか?』から外れたら、本末転倒やからです。
欲望、大いに持って、行動し、理念を超えない欲望を持て‼️ですから。
理想と思って、夢想になってるから、自分の理想像を超える欲望を持ってしまうんです。
だから自滅して行くんです。あなた‼️