『根性』とは何ぞや?辞書は、どう解説してるのか知りませんが。
定義によって解釈が変わる訳やから、理解が変わって来るんです。
だから『定義に依る』んです。
先ず意見を言う前に、あなたの定義を明らかにせよ。なんです。
自分なりの定義付けをする思考習慣を身に付けると、相手に誤解を与えずに、
理解してもらいやすく、自分がブレない生き方が出来ます。
人の数だけ、価値観は有るんやから、何事も自分なりの定義付けをしたら、
ええのに。と思う訳です。
世界共通の答えは四則演算くらいじゃないかなぁ。
四則演算つまり、掛け算、割り算、足し算、引き算は、世界中同じです。
2×3は6ですが、外国では8。ってことはないでしょ。
だから、生きる上に於いて『正解』は、人の価値観の数だけあるんです。
だから、多様なる価値観を持ちましょう。
自分なりの定義付けをする思考習慣は、ブレない人生を手に入れることに繋がるんです。
香川湧慈の定義する『根性』とは、三つです。
一、方針の一貫性
一、行動の持続性
一、自主独歩性
この三つを総合したものを『根性』とワシは定義しておるんです。
『自分の方針を貫いて』いて、それに沿った『行動が持続』していて、
且つ誰に『振り回されることの無い、独自の歩み』が出来ている。
この三つを併せて根性と言う。
だから、昔からワシのことを知っている人達は『香川さんはブレないなぁ。』と評してくれてます。
自分の価値観を『言行一致』してるから信用や信頼をしてくれるんやと感じます。
あと『信じる。信じない』になりますが、人生は『因縁』が左右します。
しかも、かなりな影響を与えているんです。
つまり、人間の努力では『どうしようもない事』が起きるのは因縁の為せる術なんです。
だから、と言って努力は意味が無いのか?そうではないんです。
特に、人間関係がギクシャクしている事への努力とは、自分の言動如何によるんです。
他人からの信頼を得られるか否かは、自分の言動が、かなりなウェートを占めます。
言動つまり、表現力を磨き続ける努力と、自分の言うている事を体現しようと行動する努力です。
まぁ『言行一致』出来ているかということ。
つまり、ワシの定義する『根性』があるか?と言うことに尽きるんです。
自分の価値観を、価値観の異なると感じられる人に対して、理解や納得を得ようと思うなら、
自分の表現力を磨く以外に無いんです。
相手がどんな人であろうと、相手が『なるほど!』と理解してもらえる話が出来ると、
好き嫌いの別は当然ですが、理解してもらえないより、理解してもらう方が、良いんじゃないでしょうか。
また、口で如何に立派な事を言っていても、
行動が伴ってなかったら、理解なんてしてくれる筈、無いでしょうに。
信頼を得ようと思えばある意味、自分が言うことを行動したら、ええだけなんやけどなぁ。
高尚な努力を言うとるんじゃなく、高尚でなくても、自分の言動を一致したらいいだけなんです。
そして、相手が理解してくれそうにないならば、相手が理解してくれそうな表現力を磨き続けることに尽きるんです。
商売も同じ。宣伝費を少なくしたら売上が下がったり、
お客さんが欲しい物しか、売れていない。品揃えが有るから買ってもらえる。
これだけでは力のある営業とは言えません。
あなたの関わり方次第で、
取り敢えず問い合わせしてくれた人を『買う気にさせ』
その人が『目的にしていた商品以外の物も一緒に、感謝して買ってもらえる。』
こういうコミュニケーションが出来ること。
それが真の営業力であり『商い』です。
商(あきな)い=飽きない経営=持続力。
お客さんに飽きられない工夫、工夫、工夫の連続を楽しむんです。
経営にはユーモアと、工夫が要るんです。