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『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和6年11月15日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和6年11月15日

『善い会社』の評価の重要な一つに、社員からの本音があります。

社員とはフルタイム社員もパートタイム社員も、という意味です。

ワシの評価は第三者が、その会社で働いている社員の、

仲の良い友達を調査してみると社員の本音が窺い知れますから、それやってみい!って言うてます(笑)

その友達に、社員がどう思っているかを聴いてもらうんです。

お前んとこの社長のこと、どう思ってるん?待遇はどうなん?って。

まぁ、だいたいの会社は、待遇(給料や休日や福利厚生)良いとは言えないのが多いよぉ~。

で、会社は一億近い経常利益出しているのに。

利益を高額に出している会社は、業績の良い幹部には、まぁまぁな高給を出しています。

けど一般社員達は月給18万か、せいぜい20万ですよ。

しかも五年経っても、十年経っても変わらない。

上がっても18万が、20万になる程度。

自分がその立場なら、ハイ喜んで!って働けますか?

手取り何ぼ?

家賃払って光熱費払って、心穏やかな生活なんて出来ないわなぁ。

生活って、日々が活性化しているから生活って書くんです。

そうでないなら生活でなく『生存』です。

ただ存在しているだけで、日々が活性化なんて無縁の状態です。

そういう社員は『観てる』んです。

実は、先日うちの社員が、そういうことの実例を言うて来たんですよ。

自分の仲良い人が、こんな事言うてたわ。って。

実例の当事者は、38歳の男性で、その会社に5年社員として勤めても、

18万から上げてくれなかったのと、社長が嘘つきやから辞めたって。

で、そこの社長のフルネームで○○○○○○○は、嘘つき!や。

自分は高級車何台も乗り回して、俺らの給料上げてくれん。って。

社長は、口では大義名分を言いながら、高級車を何台も乗り回している光景を。

そういう社長が安月給の社員達に、何話しても聞く耳なんて持つはずないんです。

事業優先主義だから、つまり『始めに金ありき』の商売です。

だから、安月給の社員しか雇用できないんです。

人優先主義でないと、つまり『始めに人ありき』でないと、本来『経営』とは言えないのに。

そういう心が無いんだと感じる訳です。そういう社長は。

ワシなら最低月給30万を払えるくらいの稼ぎがないなら、

よぉ人を雇えないんやけどねぇ。

18万や20万しか出せない事業なら、人は雇わんけどなぁワシは。

事業優先主義の社長は自分の銭儲けの道具にしか感じてないんですよ。

口では大義名分を言いながら。

そんな安月給でしか雇わないと成り立たない事業でも、やりたいのは事業優先主義だからです。

それでもやりたいなら銀行借入して、月給を30万くらいに上げながら、

仕事を熱く語らないと、付いて来る筈ないやろうに。

下の立場の人達は上の立場の人を、観察してますよ。

そんな観点も感覚も無い人が、上の立場に立ってはいかんと思うんです。

そういう自分の行動がカッコ悪いって、感じてないんやと思う訳です。

逆に高収入がカッコ良いって感じてるんだろうね。

自分と、業績を上げる一部の幹部だけが高収入なだけなのに。

ワシの価値観では有り得ません!

安月給で長年、従業員を雇っていても、会社の利益を上げていたら、

ほんまにカッコイイと思ってるんやろうね。

ワシは、そんなの風(ふ)が悪い。不様という感覚やわぁ。

一般社員の一人一人にまで、想いを馳せてやりたいと思わんのやろうねぇ。

『想いを馳せる』

経営で大事なんは社員と社員の家族の現在と未来です。

そこに、想いを馳せていない社長は、ワシに言わせると、哀れやなぁと感じるんです。