皆さん。『人事を尽くして天命を待つ』って言葉知ってるでしょ。
これでは、ついつい、人事を尽くす=一所懸命やっている。
つもり?になっているという感覚に陥りやすいと思う訳です。
それよりも、こっちにしませんか。『人事を尽くすことが天命なり』なんだと。
人事を尽くす=日々、一所懸命。が、自分の天命なんだ。と自覚する方が、
自惚れ防止になるんです。
大体の人は、自分は精一杯やっている。と、思っていると思うんです。
つまり、人事を尽くしていると思っているだけやから、天命なんて自覚出来ませんから。
せめて、人事を尽くすことが天命なんだ。くらいには、気持ちを持って人生を取り組むと善いと思う訳です。
何の為に自分は生まれて来たのか?
どういう人生を歩むのが、自分の人生の充実なのか?
自分の過去の体験を通して、自分の将来像をストイックに考えることに一所懸命になり、トコトン内観していると、
あぁ自分の人生の充実は、こういう生き方やなぁ。という自覚が生まれて来ることが幸福やと思う訳です。
自らの体験を通して、自分の果たすべき役割は、これかなぁ、という自分独自の
人生充実の歩みを生み出す、その自覚こそ『天命』だと思います。
そう成って来ると当に『天命に従って、人事を尽くすのみ』の境地に到達します。
ワシは、自分の人生の目的、つまり天命はこれやなぁと自覚していますから、
唯ひたすらに、その事に人事を尽くす毎日を歩んでおるんです。
だから、他人に迎合しないし、群れないし、
生き方がブレない毎日を歩めています。
つまり、覚悟が備わり観念して生きておるんですね。
『縁ある人に、勇氣と感動を与えるための、キッカケを与え続ける人生を歩みたい。』
突き詰めれば、この一点です。
自分は相手に善い影響を与えるキッカケを与えたと真心から思っていても、
相手の心の許容量や、寛容量に差があるのは当然だから、必ずしも、自分の真心の行為が、相手に伝わっているとは限らないから、人間関係は難しいのも事実ですが。
でも、例えば毎日2~3人に、善い影響を与えていると、
一年で約千人に善い影響を与えたことになります。
十年で約一万人に善い影響を与えたことになります。
そういう日々を歩んでいる人の人生が、行き詰まることは無いと思うのです。
そう思いませんか?
充実を感じる人生で、寿命まで生きれると思う訳です。
皆さんの『人生の充実とは?』を、深く深く考えることを、
『もう一人の自分』に聴いてみる。自問自答してみる事を、内観すると言うんです。
長い人生の中で半年間くらい考えを深めてみてほしいなぁと思う訳です。
うちの社員達は全員が『心温かい人間』ですが『心温かい人物』を目指しておるんです。
『人間』と『人物』とは違いがあるんです。
人物は、どんな事も、肯定的に捉えられる心100%の人間です。
この条件なら肯定的に捉えるけど、この条件は無理。ではないんです。
如何なる状況をも肯定的に捉えられるマインドの持ち主なんです。
他人の価値観を区別できる器量が備わっていて、
心の許容量や寛容量が深い人間を人物と言うんです。
だから、全員でそのような人物に成れれば、本望なんです。
人間から人物へ。
それがエモーションの社員です。