会社経営の最初の動機が我欲(時間的自由と経済的な高収入や物質的欲望)というのは、

ほとんどの人やと思う訳ですが、やがて究極的には社会に貢献したい！

という心境に変化して行かないと、心底からの充実感は湧いて来ない。というのがワシの価値観なんです。

お金に貴賤はありません。

貴賤つまり貴(とうと)いとか、賤(いや)しいとかは無いんだけど、

お金には因縁が付くんです。ほんまですよ😱❕

お金を得るということは同時に、因縁のゴミがくっ付いて来るんです。

だから、自分を浄めてゆく生活が大事なんです。

そうしないと、自分が因縁のゴミだらけになる。っていうことを知らない人ばかりです。

つまり、お金は使い方で、因縁を祓うかゴミだらけになるか、なんです。

もっと言うならば、お金に対する、あなたの心底に渦巻いている価値観が、

あなたの運命に、かなりな影響を与えている。という事を、たぶんほとんどの人達が気付きもしていないんです。

お金に貴賤は無いが、因縁が来るんです。その人の運命の因縁が来るんです。

だから、お金は自分を取り巻く縁深いであろう人達の人生の充実の為に使うのが、

因縁浄化に成るんじゃないかと思う訳です。

だから、大いなる意味の社会貢献に使うのが自分の人生が穏やかになってゆくんじゃないかなぁと思う訳です。

会社規模に関係なく、どんな会社にも、トップがやろうと思えば、

出来得る社会貢献があるんです。それは、縁あって働きに来ている、

つまり業に従事する従業員を、社長の考え方や生きる価値観や仕事の価値観に、

理解と納得、そして、共感の域まで導いて、従業員から社員へ昇華させながら、

社員一人一人に、自分の『最も望ましいライフスタイル』を描かすことなんです。

そして社員一人一人に人格教育をしながら、人生に意義目的を見い出させることが、

どんな規模の会社にも出来る社会貢献なんです。

なぜ社会貢献なのか？

それは、社員が自分の人生に意義目的を見出だすと、

それが社員の家族にも波及し、社員の家族が自分の人生の意義目的を模索してゆくようになることが、

社会を生き生きとさせてゆく事につながってゆくと思えるからです。

これがワシの価値観であり、信念です。

やっぱり『社員の人生の充実』が我が人生の『喜び、悦び、慶び』という心境、

人間性に成ることじゃないかと思う訳です。

その為には、人生には『勢い』が大事なんです。

そして、会社経営にも『勢い』が無ければ、魂が躍動しないんです。

『勢い』とは、責任感と信念が充満している状態を言います。

責任感の無い人に勢いを感じますか？信念の無い人に勢いを感じますか？

感じんでしょ。つまり、何の為の人生なのか！を、社員一人一人に自覚させてゆく、

責任感と信念が満ちていると、自ずと生命力が躍動し、姿に勢いが付いてゆくんです。

姿に勢いがあることを『姿勢』と本来言います。

姿勢を正す。ってそういう事を言うんです。

およそ会社内で、人間関係が上手く行っていないとか、社長の考えに共感がなくチームワークも無い状態なら、

勢いなんて付く筈ないんです。

勢いが無いということは、責任感と信念が無いということです。

ワシの言う信念とは、何が為の人生か！を考え抜いた信念のことです。

如何にトップが正論を発しようと、皆の協力が得られないような施策は、成就の仕様が無いんだから。

今、ニュースでやっている、どこかの知事のように、職員から嫌われているとしか感じない。

当然皆の協力が、自主的な心境と行動で得られない筈です。

嫌々『やらされ感』では、勢いなんて出る筈無いんやから。

如何にトップが正論を言っても、皆から嫌われ、協力が得られないようなら、

組織に勢いなんて付く筈ないんです。

勢い＝責任感&信念なんだから、人生が躍動しないんです。

今、社員からの自主的な支持を得られていない社長の人達に言います。

先ずは、好かれることです。『好かれる』って？どういうことなのか？

それくらい自分で考えましょうや。

責任感と信念のない人が、気を遣っても却って嫌がられるだけやと思う訳です。

どういう自分に成れば賛同を得ながら、人生の充実へ皆を導いて行けるのか？

自分で考えないかんですよ。それが仕事じゃないかなぁ。

『魅力的な人間』に成るには？

魅力って、何かが欠けているから、魅力を感じるんです。

まぁ完璧な人は居らんと思いますが、完璧な人には何か魅力は感じません。

やっぱり、人情味の無い人には魅力は感じない。

有情活理(うじょうかつり)やなぁ。

情が根底に流れている人がリードするから、理つまり、システムや仕組みが活きて来るんです。

勢い、人情味、この人に付いて行けば、自分の人生、充実に向かうと感じるから、整ってゆくんです。

人生って、そういうもんじゃないでしょうかねぇ？