老後の2000万円問題と言われて久しいですが、ワシには関係ありません。
理由はワシは22歳で、当時勤めていた銀行を脱サラ独立自営の道に入る覚悟をした時に、終身現役を志たからです。
昭和59年7月20日(約40年前)に社会教育家の、田中真澄先生の『積極的に生きる』という講演を聴いた時に
『終身現役』という言葉を初めて聞いて胸を打たれた記憶が、今も残っておるんです。
田中先生、今年米寿を迎えられます。今も現役を続けらておるんやから、有言実行されてます。
ワシは22歳で脱サラ独立を志たから、思考習慣が『独立自営』の脳になったので、想念の波動が受信したと言うか出逢いの波動を引き寄せたんでしょう。
8カ月後の23歳でルイボスティーに出逢いました。
そして個人でルイボスに取り組み、26歳で脱サラ独立しました。
田中先生には、数年置きに自分の近況を手紙と共に、自分の価値観綴りを送っています。
それが人の道であり、恩に感じている人に対する自分の気持ちであり、礼義やと思うとる訳です。
※礼儀(社交辞令:儀礼)でなく礼義(本心)
田中先生は、かなり喜んでくれています。
返信のメッセージが、それを物語っていますから(自分の魂の講演を聴いた人が心に響いて実践し、人間として成長していると感じてくれていることが発信者の喜びというもんです)
ワシは『終身現役』で歩みたいから定年退職という概念や引退という概念は無いんです。寿命を迎えた時が人生の引退やからです。
つまり、何歳になってもエモーションの仕事をしていたいから、
当然収入を毎月稼ぐ訳やから(収入の高低や多少に関係なく)、
極端に言って、多額の貯金がなくても老後2000万円問題も関係ないんですよ。
※年金(月換算)と毎月の額面収入の合計が47万円までなら年金は満額支給されます。(現在の法律では)
まぁ、ワシの場合は、体力を使う仕事じゃないから、歳を重ねても出来得るんだけどね。社員達も同じ、チームワークで仕事している訳やからです。
世の中の、定年を迎えた人達が終身現役で働いていたら、
所得税は納める訳やから、国は税収になり、国民は痴呆症にならずに、健康体維持で健康保険財源も疲弊せずに済むんやけどなぁ。と、思う訳です。
今『勤め人』の人達には、縁あればこう言うてます。
いずれ会社の定年が来るんやから、第二の人生設計を今のうちから考えて、
将来『終身現役』で出来る仕事を続けるんがええよ。
『個業繁栄』が、出来るでぇ。って言うてます。個業だから、繁栄出来るんですよ。
40年前から田中先生が提唱していました。
一所懸命、勤めている会社の仕事を貫き、定年が来たら、個人で出来る商売を
終身現役でやるのが、幸福の道なんだ、と。
「商は、笑なり、勝なり!」と言われていました。
毎日笑顔が出る商売をしていれば、人生は勝てる、と。
この『毎日笑顔が出る商売』というのがミソやなぁと、つくづく感じとるんですよワシはね。
人生百年時代。『元氣に笑顔で寿命まで、個業繁栄で!』
つまり、個業でやるのが、繁栄して行く確率が高いんです。
毎日、笑顔が出る商売を続けるには、人生観や社会観や価値基準の確立が根底に無いと、出来得ないんです。
個業で商売していて、繁栄していない、笑顔が出ない商売になっているとしたら、あなたの人生観や社会観や価値基準が、天の眼から見て、的外れな価値観だからじゃないでしょうか?
『お金第一主義』だから、笑顔が出ない商売に陥っているんやと感じます。
人数規模に関係なく、人間性を磨き続けることと、的を射た戦略を磨き続けること。この二つは、欠かす事は出来ませんから。
天(神さん)が『お前やったら、ちと応援してやろか。』と思ってもらえる人間性に成る努力はせんとねぇ。
あなたの身近な人達に愛を注いだらいいだけなんやけどねぇ。
自分の利益しか、考えられなくなると、どうなるか?言いましょうか。
あなたの人生が『行き詰まる』ようになってるんです。
何で?身近な人達を、自分のことのように、同じくらいの気持ちで接したいと思わんのかなぁ?
自分のこと50%。自分の身近な人達のこと50%。
神道や仏教哲学を勉強した方が、人生観や、社会観や、価値基準を確立する糸口に成るから、勉強したらええのに。と投げ掛けています。
どういう人生を歩むのが本望なのか?その理由を明らかにせよ!
その理由は腹の底から納得ゆくものなのか?を自問自答せな、いかんですよ。
そうしないと、上部(うわべ)の欲望に流されてしまうからね。
常に、もう一人の自分が『お前そんな生き方でいいのかよ?!』と言う心の声を、素直に聴き、納得ゆく人生を歩む『決意』こそが、個業繁栄につながりますから。
決意が責任感を生み、責任感が方法を生むんです。そうでしょう。
決意せんから、責任感が強くならんのです。
責任感が強くないから方法が浮かばないんです。
だから、方法が浮かばないというのは責任感の欠如であり、あなたが、どんな人生を歩むのか!という決意の無さなんです。
と言っても、そんなにストイックに考えなくていいんです。
よぉ~し!元氣なら、なんとか成るから、
好きな事で仕事するぞぉ~!くらいでいいから、心に留めておけばいいんです。
だから、ワシは人生の優先順位の第一は、体調のコンディションを整えることを貫いてます昔から。
世の中の会社で『少数精鋭主義』を唱えていながら、出来の悪い者を首切るのは、真の少数精鋭ではなくて、単に利己主義なんよ、それは。
エモーションは『少数素人精鋭主義』です。素人(しろうと)を、素直な人と解してますワシは。
だから、少数の素直な人で『一致団結して仕事で鍛練する』からこそ、
精鋭に成れるんだと。定年だから辞めないといけない。なんてナンセンス。
一定の年齢が来たから会社の理由で、辞めないといけないというのは、
人間性を阻害していると思いませんか?
やはりその本人の体力的、心理的要因つまり『能力』の如何によって自分で決めるべきであり、周囲の同僚なりの判断で、辞め時を決めるべきもんであり、
規則や組織によって縛られるべきものでは無いと、ワシは思う訳です。
人間として素直で真面目な人が、お互いに信頼し合って全体をつくり『鍛練されれば』、
これは人間として最高の在り方です。
素直な人達が一致団結だけでは、モノに成っていかんのです。
全員が『鍛練』しながら、でないと。
それが少数精鋭と成って最大の力を発揮する訳です。
自分一人で個業繁栄をめざすも善し。
少数素人精鋭主義で、個業繁栄をめざすも善し、です。
ワシの人生観を一言で言うと『スモールイズビューティフル』なんです。
全てはこの『スモールイズビューティフル』が根底に、人生経営を歩んでおるから、ブレない、他人に何と思われようと、愉快な人生を歩んでおれるんです。
皆さんも人生観と社会観と価値基準の確立をしてほしいと願う者です。