商売は突き詰めると、お客さんから『捨てられる』か『拾われる』か。
じゃないかと思う訳です。
そうでしょう!!そう思いませんか。
拾ってもらえてることに、感謝を忘れてはないか。
拾ってもらえるよう日々の業務に『心を注いで』いるか。
心を込めるのではなく心を注ぐんです。
込めるには『力み』が感じられるんですが、注ぐには『丁寧さ』を感じられるから、
エモーションでは『心を注ぐ』ことを言葉にしています。
お客さんから、捨てられるか、拾われるか、二つに一つなんだ。
ということを自分自身はもちろんのこと、社員全員の胸に留(とど)めさせねばならんと思うんです。
そういうことを毎朝、胸に呼び起こすことが『今を生きる』ということなのかもしれんのです。
そういう指導をしてますか?
社長自身が本心から思ってないと、指導なんて出来ませんよ。
商売人と商人の違いって、考えたことありますかねぇ。
『売り込み』が、ついつい無意識に強くなってませんか?
商売人の漢字。売を除くと商人に成りますよ。
『あの人、商売上手やなぁ。』って聞いて、どう感じます?
ワシは、あんまり善い感じは受けません。
『あの人、商人道を貫いてるよねぇ。』って聞いて、どう感じますか?
ワシは善い感じです。
商人道が、突き詰めるたら、お客さんから拾われるんじゃないかなぁと感じる訳です。
商売人の域を本心から超えないと、お金儲けは出来ていても、お金以外の事で、
辛い思いをしてしまうんじゃないかと感じて仕方ないと思うのは、ワシだけでしょうか?
勤め人(サラリーマン)の人達も、商人道を歩むのが、人生を想像したら、
納得ゆくものに成って行く気がするんやけどねぇ。