今居る会社が『居心地が良い』と言う社員には、二つの理由があるなぁと感じた今週でした。
一つは、働き甲斐があるから、居心地が良いと感じているので本人は、出来るだけ長く、将来年金もらいながらでもその会社で働きたい。と思っている人。
もう一つは、年金もらいだしたら、会社辞めて年金が減額されない額までを稼ぐフリーターをしながら、気ままに過ごしたい。と思っている人。
同じ人間でも、その人の生きる価値観の違いを窺い知れた感あり。
この事実から、その人の『居心地』の思考や哲学の深浅というか、質の違いというか、生きる価値観、生き様の美学というか、
善い悪いというのではなく、後者の場合は、今の居心地が『ぬるま湯』に、
ずっと成っているんだろうなぁと感じてしまうんです。
『ぬるま湯の居心地』なら、その人の進歩や成長は止まっていると思う訳です。
『働き甲斐の居心地』とは、違う訳やから。
『ぬるま湯の居心地』の人は、やっぱり働き甲斐よりお金という『心の要望』が、強く占めているからなんだと窺い知れるんです。
まぁ『人の幸福感』というのは、その人それぞれなんやけどね。
ワシの好みじゃないなぁ、と思っただけですが。今居る会社が居心地が悪い会社なら、年金もらいながら年金が減額されない額(給料と年金受取額の合計が月48万円まで)を、その会社辞めて、フリーターで稼ぎながら年金をもらう。って言うのなら、まだしも。
何が言いたいか!
あなたの居心地の良さの深層心理を、見つめてみんと、心底から魂が充実せんのでは?と投げ掛けたいと思うた次第です。
今居る会社で、今居る仲間達と、ずっと一緒に仕事したい!って、思っている人は果たして、どれくらいの比率なんだろう。
人生を歩む価値観が、同じ方向を向き、このチームで、ずっと一緒に働きたい。と思える人は、世の中には少ないんだろうなぁ、と感じてしまう。
『お金』や『気まま』から、日々を営むのが果たして、生を活きる『生活』に
成るんだろうか?単に『生存』しているだけに過ぎはしないだろうか?って、
たまには考えてみてほしいもんです。
日本人の道徳心から湧いて出る行動が生活に成ってゆくのでは?と思えるからです。
ちなみに、ふと思いついたので、日本人の道徳心を普及しているワシの20年来の友人(年下)に突然こんなラインを(思い付くまま)しました。
モラルと道徳の違いについて、です。
モラルというのは西洋で生まれたもの。
欧米の主とした日本以外の国の多くは、征服の国。
大衆は征服され、搾取されて来ているから、大衆はこれに対して反発する。
そこで征服者は法律、規則、組織を作って、非征服者を治める。
その法律、規則、組織を守ることが『モラル』であって、
言い換えれば合法的、順法精神であれば、何をやってもいいということで、
その姿が戦後の時代から今も続いている。これがモラルである。
ところが道徳は、人の真心から出て来たものであって、
作ったものでも書いたものでもない。そういうことをしてはいけませんよ。
それでは平和に害があったり、福祉になりませんよ。
という人間の真心から自然に湧き出るものでそれが日本人の真心のあり方が道徳だよね。ってメッセージしました。
働いている多くの人に、モラルでなく、
道徳心の行動をしてほしいもんやなぁと思う訳です。