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『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和6年3月1日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和6年3月1日

今週、自分とこの従業員に、コミュニケーションの不満を抱いている状況が続いているので、

その解決策のヒントを得たい。と話している『社長』の言を耳にしました。

何か良い方法はないかと模索している様子。

ワシは心の中で思いました。

それはテクニックじゃないんやけどなぁ。

根本的原因の主要は、業務的コミュニケーションよりも、人間としての信頼関係が良好でないからなんやけどなぁ、とワシは心の中で言うたんですが(笑)

そもそも、そこで働く従業員からトップが好かれていない。

の、一言に尽きるんじゃないかなぁ。

好かれていればトップの話す事に『聞く耳』を持ってくれるはず。

だから、人間としての良好なコミュニケーションを図って行け、

人間として深く関わり合うから、やがて信頼関係が結ばれてゆけるんです。

人間として、深く関わり合いたくないと思ってるんでしょう。

業務をスムーズにやってくれたら、良い。だけなんでしょうね。

また『好かれている』というのは、働いている人が給料や待遇を、ちゃんとしてくれている。

と感じていて尚且つ、仕事の厳しさを通じて人の道を学べていると感じていないと、真に好かれることはないんちゃうかなぁ。(責め心の無い厳しさがトップの心に根付いていないと、いかんと思うんです。)

そういう人柄を気に入ってくれている。ということです。

従業員から『社員』に昇華させていないトップに、原因があるんです。

業務に従ずるだけで、給料を得たい、という深層心理が働いている人達を

『従業員』と、ワシは言うてます。これが世の中の多くじゃないかなぁ。

『社員』というのは、トップに対して共感して働いている人のことです。

トップが、自分の人生観や社会観や価値基準を、しょっちゅう発信し、

その発信内容に人の道が感じられていたら、従業員から社員に昇華して行きますが、労働と給料の交換所の域を超えてないから、

人間としてのコミュニケーションが良好に成って行かないんです。

やっぱりトップの全身全霊を懸けた言動に尽きます。

従業員全員に、トップ自らの考えや価値観を伝え続けることをやりながら、

給料や福利厚生を、喜んでくれるような待遇にしていなければ、

また給料が多くても、業務を通じて人の道を説いていないと、

従業員から社員に昇華はしないと感じます。

そして『風通し』の良い社内風土を作ってゆくトップの行動が無いと、

従業員から社員へは昇華して行きづらいものです。

トップの考えや価値観に、働いている人達が理解納得して且つ共感の域に成っているからお互いが気分よく働けるというもんです。

業務のことばっかりを伝えても、信頼関係は結べません。

業務を通して、人間としての生き方を説くことが大切なんです。

人生観、社会観を日常的に語って、語っている通りの行動が伴って初めて、

人柄を感じるんです。

中小零細規模の組織で働いている人は、トップの人柄に付いて行きますから。

そして、働いている人達は、自分がトップから『愛されている』と感じているから、

嬉々として働けるし、トップの語ることを素直に聴きたいと思うもんです。

そもそも、自分とこで働いている一人一人の人生を、トップは考えているんだろうか?

自分の金儲けの道具的な思いが、心に無いでしょうか?

給料や福利厚生は大事です。

しかし、それだけでは労働と給料の交換所にしか、過ぎません。

職場って、それだけではダメなんです。

人の道の実践をしながら経済活動をしている状態でないと、

真に『心地好く』は成らないんです。

そもそも『人生とは』を職場で語れないような人はトップの立場に居たらいかんと思うんです。

言い方きついかも知れんですが。

今週、そんなことを思った次第です。