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『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和5年11月17日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和5年11月17日

一日に一度くらいは、神妙な気持ちになる事は、とても大切。

ワシは毎日、会社の神棚に向かって、お榊の水を換え、三宝に載せている水を換え、

ロウソクに火を灯し、線香に火をつけ(神棚に線香は特殊ですが、事情があり昔からしています)

祝詞を奏上していますが、自分が神妙になるひとときです。

日に一度くらいは何か自分の心が神妙な気持ちになれると言うか、

なってしまう行動を習慣にしていると浄化されるんじゃないかなぁと思う訳です。

自浄作用を習慣化してると、ピンチを克服出来てゆく風が吹いてくれるんだと感じます。

自浄作用とは『反省と感謝』の気持ちになってしまう行動のことです。

皆さんは、何か自浄作用の行動をしてますかねぇ?

また、それを習慣化してますかねぇ?

人間、芯が強い人と、我が強い人は、違うと思うんです。

芯が強い人は、大体好まれるんですが、

我が強い人は、好まれないと思う訳です。

芯が強い人って、神妙な気持ちになる習慣が身に付いているんじゃないかと思う訳です。

我が強い人って、自浄作用の習慣が無いんだと感じる訳です。

つまり、反省と感謝の気持ちに中々なれないんやと感じます。

ニュースで宝塚歌劇団員の自殺問題を聞いていると、

何が伝統や?って感じるのはワシだけでしょうか?

そもそも、伝統と因習の違いすら世の中の多くは分かっていない。

『昔からやって来た習慣』には違いないんですが伝統も因習も。

因習とは、何の哲学もなく、ただ昔からやって来たから、という理由で今でも続けている習慣のことです。

伝統とは、これを貫いて来たからこそ今の糧になっている。

繁栄とまでは行かなくても、心地好い状態が続いている。

という習慣です。

つまり、伝統には哲学が存在し、尚且つ人間性豊かな想いと行動の

習慣があるんです。

ニュースを聞く限り、後輩を思いやる温かい心は微塵も感じない。

宝塚歌劇団経営陣が、人格教育、品格教育をしていない証拠です。

厳しさとは、必ず愛情が存在しています。

愛情がないなら、それは自分の鬱憤(ウップン)を晴らしている自我やから。

トロくさい後輩でも、呼吸を合わしてあげたり、時に歩幅を合わしてあげる想いと行動が愛情じゃないでしょうか。

見下さない。

見下している感情が湧いたら、もう、その人は人格者ではないんです。

人格的に後輩の尊敬の念や、親しみの情を感じてくれていないとしたら、厳しさには捉えられないんです。

宝塚歌劇団のような歴史ある、人々に感動を与える舞台を仕事としているんだから、

先ずは人格者を育てる風土を作ることを第一義にせな、いかんのやけどねぇ。

神妙な気持ちになる習慣の無い日々なんだと感じてしまいます。

日に一度くらいは神妙に成る、成ってしまう環境を自ら作らな、

善い風土を組織に作ることは出来ません。

会社も同じ、家庭も同じです。