正直に生きる。
究極的に言うと、生涯を通して、自分の人生の充実を感じたいなら、
自分に正直であれ!やなぁと思う。
この意味深いんです。
本当に自分に正直な人は、自分勝手ではないんです。
これ、分かるかなぁ?
正直という文字は、正しく、真っ直ぐ。と書いているから、
自分の都合、好き嫌いではないなぁと。
自分の都合や、好き嫌いを自分勝手と言うから、
いや、何も自分勝手が全て悪いと言うとるんじゃないんです。
例えば軽い嘘をつく。
人は皆、事実でない事を、些細な事なら言うもんです。
事実でない事を嘘(ウソ)をつく。と言います。
軽い嘘が、相手の人間性の為になっているのか?
はたまた、その場しのぎの自分勝手で言っているのか?
自分の機嫌が良い時は『いいよ!』って軽い気持ちで言っているのに、
機嫌が悪い時は、同じ行動なのに、嫌だ、と感じる。
これが多くの人間の性(サガ)です。
だから、真に正直に生きている人は、ほんまに極わずか、かなぁ。
人生で、普通の人達は体験しないだろう大変な出来事を体験し、
克服して来て、愚痴や悪口や泣き言を口にしない人は、心が純粋なんだと、
ワシの体験から言えます。
いわゆる『甘いも酸いも体験』して来て尚且つ、根っから純粋な生き方をしている人が、実は『正直』に生きれているんだと思う訳です。
そういう人は、そうじゃない人達から見ると、子供が大きくなってる人としか
見られない傾向があるんです。
皆さんも周囲で『あの人、配慮の無い子供のまんまやなぁ』と感じる人が居れば、表面だけを捉えるんじゃなくて、その人の過去の人生体験を知ることが出来れば、なぜ、あそこまで純粋なんだろう?って、人物像を窺い知れると思います。
また、それを知ったなら、自分だったらどうか?
愚痴ったり悪口言ったり、泣き言を言ってないだろうか?
と、自分に置き換えてみると、その人の理解が深まるんじゃないかなぁと思う訳です。
正直に生きようとするには、たった一人でもいいんですが『友』という存在が要る。
コロナ禍で、やっと、マスク自由になった時期に、満を持してサントリーがコマーシャルを打ちました。
『人生には飲食店が要る』には、心中が伝わって来て、ほんまや!ほんまそやわ。と、涙がジワジワっと出ましたよワシは。
『人生には飲食店が要る』
『正直には友が要る』だねぇ。
何でも言い合える間柄の人を「友」と言うんです。
少し下ネタを言うと、セクハラ。
部下に少々キツく指導すると、パワハラ。
世の中、建前ばかりがドンドン広がって行くから、疲れる人が多くなっている。
人間関係は本来、もっと気楽で、ざっくばらんなものなんやけどねぇ。
そう思いませんか?