B’zがデビュー35年だとクローズアップ現代に出演して話してた。
そう言えばワシも脱サラ独立自営の道に入って35年経ちました。
同じ昭和63年にスタートなんやぁ、と思いました。
ルイボスティーと言うお茶に出逢って38年。
個人でルイボス普及に取り組んで38年です。
ルイボスと出逢って、3年後に、脱サラ独立自営の道に、か。
ルイボスと言う素材を生かした商品開発と、お客さんを積み重ねる『額』の経営を続けたいから、やり甲斐があります。
メーカー思考で企画開発するのが、やっぱり仕事が面白い。
自分達のスタイル(生き方)で、縁ある人達への役に立つことが『らしい』かな、と。もし、そんなワシのことを周囲の人達から、何て言われたいか?って聞かれたら、こう言われたいねぇ。
『しぶといねぇ!』って(笑)
皆さんは、周囲から何と言われたいですか?
創業当時、こんな事をよく言われてました。
聞いた事もない名前のお茶やでぇ、って(笑)そんなお茶一筋で38年かい?
しぶといねぇ!って、言われるなら、言われたいかなぁ(笑)
創業当時ブームになっていたお茶に、杜仲茶がありました。
日立造船グループが、金にもの言わせて、何十?の新たな事業を取り組んでいた中、昭和62年に杜仲茶の製造販売権を取得して、60億くらいの大ヒットで、
杜仲茶ブームを作りました。
でもブームになった物は、去ってゆくのも、早い感じです。
だから、大ヒットさせない。ブームを作らないのが、長く、細く、着実に愉しんでゆくコツかなぁ、と思う訳です。
皆さんは、自分の商品をブランディングと称して、ブームを起こそうとしていませんか?真のブランディングを自分なりに考え、深めたことがありますか?
世界のスーパーブランドと呼ばれるものは、ブームを起こして来たんだろうか?
ワシは違うと感じますね。
確りと、何のために、誰に使ってもらい、どんな生活スタイルを描いてもらうかに精力を注いで来たんじゃないかなと思う訳です。
ただ単に、売れりゃあいい。じゃないと思います。
まぁ事務所(会社)で居ると、しょっちゅう、営業の電話が掛かって来ますよ。
つい先日も、東京の出版広告会社か知らんけど、うちのルイボスクレンジングジェルをぜひ!弊社の月刊誌(有名女優が表紙を飾っている)にタイアップ企画で載せませんか?って。掲載料が掛かるのに、しかも、うちの商品を使ってもないし、吟味もしてないのに、よ。ワシは伝えました。
成功報酬型なら、考えてもいいけど、売れてもないのに、経費は掛けられないけどねぇ。って。
なぜ?自分で使ってもない商品を、自分が、これ!いいなぁ。絶対うちの誌面で宣伝したら、売れるなぁ!と、感じてもない商品に対して、タイアップしませんか。って、よう言えるよねぇ(笑)
タイアップってワシの価値観では、志と技術レベルが同等だから、成り立つんです。単に、いわゆるネットワークのような軽いもんじゃないんです。
日本語では『連携』って言うんですよ。だから、志と技術レベルが同等でない
状態で連携しませんか?って言ってはダメよ。
その広告会社は、結局何でもいいんでしょ?掲載料取れりゃ。が、見え見えじゃない。
道徳のない商法。人格を伴わない教育。人間性のない科学。良心のない営業。
こういうのが氾濫横行してる感ありです。
丁寧に生きることが、社会を変えるんやけどなぁ。
豊かな暮らしとは丁寧に暮らすこと。丁寧に仕事をすることじゃないでしょうか。そこの会社の経営陣が自分とこの従業員に、社内で人格教育をしていない
証拠だと、感じざるを得ません。だから従業員から社員に昇華しないんです。
会社は社員を幸福にするために存在するもんなんやけどなぁ。
会社は、快適で愉しくなければ、幸福感は味わえません。
この『快適で愉しい』と言う意味は深いんですが、まぁ軽い気持ちで業務しないように!会社は社員を幸福にするために存在する。
その気持ちが無いんなら、人を雇ってはいかんのです、本当は。
自分一人で、せえっ!ちゅうの(笑)
社員の幸福には当然、お客さんの支持があるから成り立つんです。
つまり、お客さんに喜んでもらっている、ということが社員の幸福に繋がるんです。
社員自身に自分の『最も望ましいライフスタイル』を描かせることが幸福のスタートなんです。
経営の目的が『金を儲けること』しか眼中にないから、末端従業員への人格教育なんて、考えたことも無いんだろうねぇ。
全く『教えざるの罪』を犯し続けているわ。
枝葉末節にこだわっては、いかんのやけど、枝葉末節を大切にせないんのです。
これ分かりますか?皆さん枝葉末節を大切にしていますか?
その観点と感性がありますか?
枝葉末節にまで丁寧に行き届く配慮が仕事です。
枝葉末節を疎かにしてはいかんのです。疎かにしてませんか?あなた!(笑)
社員の人達にも、仕事は、全体を観察する眼を持って、自分の果たすべき役割を自覚せないかんですよ。
プロスポーツの優秀なチームは、皆、そのような選手ばかりです。
サッカーも野球もバスケも、ラグビーも。よぉ~に優秀なプロスポーツチームを観察したら、分かるやろぅ。えっ?分からんのぉ?分からなダメやでぇ。
必ず、全員が全体を観て、自分のポジションを守っていますから。
だから、強いのよ。会社もそうでなきゃ、いかんのです。
社員一人一人が、全員が会社全体を常に観て自分は何を為すべきかを考えて行動している状態を『仕事』をしている、と言うんです。
そういう状態を哲学用語では『らしく』と言うんです。
自分らしい仕事とは、そういう事が出来ている状態です。
『らしく』とは、自分の所属する組織(会社)の発展のために、
自分は何を以て役に立つのか、を自覚して、役割分担している状態です。
つまり『自覚のある役割分担』を『らしく』と言うのが本来の意味です。
皆さん、らしい自分でありましょうねぇ。
社員の皆さん、自分の与えられた業務の枝葉末節に心を砕いていますか?
配慮をしていますか?自分の業務を軽く思っていませんか?!
軽い業務なんて無いんやけどねぇ。
日々の業務を軽々しく思っていると、あなたの人生が軽い、薄っぺらいもんになるのよ。だから、指摘するんですワシは。
同じミスやウッカリを繰り返しているなら、業務を軽く見てる証拠です。
プロスポーツチームで選手が自分の業務を軽く見てる人、おらんでしょ。
給料もらって仕事するんだから、プロとしての自覚を、ちゃんと持たないと、
幸福の反対の実人生になるよぉ、ほんまに。
社長の皆さん、そういう指導をしてますか?
枝葉末節にこだわってはいけないが、
枝葉末節を大切にする配慮が本来『仕事』です。