危機感を常に一人一人が持っていないと、調子良い状態が突然、崩れて行くのが商売、会社経営です。
不安感は持ってはいけません!
危機感は、持たないといけません!
危機感はなぜ持てるのか?それは目的が明確に在るからです。
目的の不明瞭な人は、ピンチに陥った時に、不安感が湧いて来るもんです。
会社の一番の危機に陥る傾向は、マンネリ化です。
マンネリ化が『会社の根』を知らず知らずに腐らして行く根源やからね。
恐れねばなりません。
常に危機感を一人一人が持って仕事をしていると、工夫が浮かんで来て、行動に現れて来るもんです。
工夫が浮かばないなら危機感の欠如じゃないでしょうか。
うちは注文の電話がない日が続くと、更に危機感が強くなります。
それが何日も続くことも、無きにしもあらずです。
間接的にコロナの影響もあるんだろうと感じます。
そういう時ワシは躊躇なく指示を出しています。
こうこうこういう理由で、これをする!当面それを頭に置いてやってくれ!と。
そういう時うちの社員達は、サツと一致団結して動いてくれます。
なるほど!と感じてくれてるんだと思います。
飲食店や美容室などの店舗で商売をやってる店で例えると、
一日来店客がゼロの日が、続いたとしたら、危機感を通り越して、不安感が湧き出て来ると思うんです。
でも、不安になりそうな気持ちを、自分で奮い立たさないといかんのよ。
自分で自分を奮い立たさんと、誰が奮い立たせてくれると言うんですか!
確りせないかんのは、トップです。トップの姿勢です。
自分で自分を奮い立たせるには、将来を見据えた哲学が芯に成っていないと、
単なる、その日を繕ってしまう空(カラ)元気に過ぎませんから。
自分がやっている事が的を射た戦略になっているか?を冷静に考えて、
的を射てると感じるなら、勇氣が湧いて来る筈です。
自分の商いが、人の道に叶っていて、一時的でなく、継続的に収益になって行くものなのか、が納得行けば自信が湧いて来ますから。
会社は、大体に於いて『敢えて小さいままの規模で、事業領域を決めて絞り込み、深堀りを続ける為に、マイナーチェンジを欠かさずに、コツコツと新規顧客を作り続けながら既存顧客の年間購入金額を上げて行く努力』
が、あらゆる面で気分よく歩めるという信念ですワシは。
いわゆる『ニッチトップ』を目指すのが気分よく経営できます。
ニッチつまり狭い市場の中で得意な点で一番に成るんです。
市場規模が小さいから大企業がターゲットとしていない市場や、万人受けではないが、一定数の需要があり、少々価格が高くても、求める人がいる商品などを『ニッチ』と言います。
何か一つでいいから、
同業者が『そこまではようせんなぁ。』と感じるもので、
ピンキリのピンを持ってないとプロじゃないなぁと感じる訳です。
プロは、何か一つ同業者に秀でるモノを持っているもんやと思うからです。
あれもこれも出来るっていうのは、本当にプロなのか?
プロは『これに於いては、誰にも負けない』ものを持っているもんです。
プロに慣れは無い!
プロはいつも初心!
あなたは、何のプロに成りますか?
何のプロを目指しますか?
自問自答あれ。