目の前の事を大事にする。
目の前の物を大事にする。
目の前の人を大事にする。
壮大な事を考えられなくても、いいんです。
この三つを、いつも心に置くだけでいいんです。
目の前の、事・物・人を大事にしてますか!って言いたいんです。
この三つの『目の前』に誠実になれないならば、
何を描いても上手く行くはずないと思うんやけど。
この三つの『目の前』に誠実に行動していると、自分の人生の『問い』が浮かんで来ます。
その『問い』と自身が一体化する境地に至れば充実した人生に成って行けます。
逆に、自身と一体化された大きな問いが無いことが問題なんです。
『問い』とは解りやすく言うと、自分は何の為に生きるのか。という問いです。
自分が、この世に生きる意味を見出だせた人は、それが人生を懸けての問いですから、自身と一体に成れるということです。
努力したから上手く行くとは限らないが、努力しなければ、善くは成って行かない。ひたすら小さな努力を積み重ねる。
この三つの『目の前』に、社員全員が努力を積み重ねる会社は強いと思うんです。
勘違いしてもらっちゃ困るのは、ワシの言う努力って、重くないんです。
重くなったら、ダメなんです。
語弊を恐れず言うと、軽やかな努力です。
軽やかって、愛が溢れてるんです。
あなたの会社、職場は愛が溢れてますか?
あなたの家庭は愛が溢れてますか?
気持ちは、いつも軽やかに、愛が溢れている考え方やコミュニケーションを、
努力って言うんです。
愛が溢れていると、明るくて、軽やかに誰だって成れるんです。
あと、他人(ひと)に対して、憤りの感情を抑えられる事象なら、
奥さんや旦那さんにも憤りの感情を抑えられるはず!
なのに、身内に憤りの感情が抑えられないのは、なぜ?(笑)
他人(ひと)に対して抑えられるんなら、抑えられる能力があるという証拠。
なのに、身内になら、爆発してしまうのは、あなたの甘え。
それを『幼児性』と言うんです。
幼児性との決別をしませんか?!
他人(ひと)の機嫌を取る前に、自分の機嫌を取りませんか。
自分の機嫌を上機嫌にして行くんです。
不機嫌になることがあっても、自分で自分の機嫌を上機嫌にして行くのが、努力です。
そもそも自分で自分の機嫌を取れない人は、
たぶん、人生に充実が来るんだろうか?って思ってみて下さいね。
不機嫌でもないが上機嫌でもない状態を中機嫌って言うって、今週聞きました。
どんな出来事にも上機嫌で、軽やかに。
自分で自分の感情がコントロール出来ない人とは、あんまり近付かない方が善いですよ、ホンマに。
人権、人権って声高に言う人も、ワシに言わせると、自分で自分の機嫌が取れない人格の乏しい人やわ。
人権というのは、社会的任務の自覚を持って生きている、
いわゆる『まともな人間』だけに与えられるもんなんです。
大人として、社会人としての行動を取れる人間だけに人権は与わっているんです。
毎日の仕事に於いて、自分は『まともな人間』として、立派な社会人として、
立ち居振舞いが出来ているだろうか。と振り返ってみませんか。
自分は『まともな人間』つまり『集団の中の一人としての自覚がある』立ち居振舞いが出来ているということが、
自分と周囲の人達の『仕合わせ(幸福)』につながると思うのです。
人並み以上の『仕合わせ(幸福)』を得たいと思うのなら、
人並み以上の努力をしなければならないのは当然だと思うんです。
要領だけで、幸福に成れるもんじゃないんです。
縁ある自分の周囲の人達に、どれだけの愛情を注いだか。
これが、その人の人格なんです。人柄の深さなんです。
自分で自分の機嫌を上機嫌にして行く訓練をしていきませんか。