『決めた事を続ける』
この徹底こそが、運がそっと背中を押してくれるんじゃないかと感じとるんです。と言うのは、8月1日から毎日続けている事があるんですが、
運が、そっと背中を押してくれていると感じとるんです。
あぁ、有り難いなぁ。と感じる気持ちが自然と湧いて来るんです。
勿論『自分の種蒔きという行動』があっての事ですが。
人生は偶然性と必然性のミックス。神と人間の合作。
と、亡き師匠は教えてくれましたから。
『ある事』を続けるキッカケになったのは元南海ホークスの門田博光選手の、
回顧録の一節を読んだ瞬間、決意が生まれました。
『よぉ~し!これは続けないかん!』という感情が湧いたんです。
で、一ヶ月以上続いているという訳です。
今まで何十年の間に、よぉ~し!続けるぞ!と決意した事って、
皆さんも、何十回もあるはず。でも、毎日、続けた事あります?
ワシは、中々『決めた事』を毎日続いたこと無かったかなぁと自省しとります。
『毎日』やからねぇ。
恥ずかしながら、決めた事を毎日、続いたことが無かったように思うんです。
好きな『水風呂』(温浴施設での)は、何十年と、ほぼ毎日のように続いているのは、決めた事じゃない『好きな習慣』だからですが(笑)
腹が減るから飯を食べる。みたいな習慣だからですが(笑)
自省とは自らを省みることで、後悔とは違います。
皆さん、過去の自分の行為を悔やむことを、後悔と言います。
反省は、過去の自分の行為を省みて、将来に対して実践するものを反省と言います。つまり二度と同じ反省すべき行為をしない事を以て証拠とし、どう改善したかで反省と言います。ここまでやらんと反省とは言わんのです本来は。
これが、後悔と反省の違いです。
話を戻します。
元南海ホークスの門田選手は、日本プロ野球史上ホームラン数が、王貞治、野村克也に次ぐ、第三位の記録保持者。高校時代は無名に近い存在の選手で、大学には行かず、ノンプロに入った時に、上司に『自分は四年後にプロに行きますから、仕事は教えないで下さい』と言い、同世代の連中が大学卒業する年に、
プロに成るはず。自分もプロに成ると決意した、と。
毎日、真剣な素振りを百回。それを四年間続けたそうでした。
で、門田曰(いわ)く、毎日素振りを千回したという選手を聞くが、
それは真剣に振ってない。一振り一振り真剣に振ってたら、百回が限度だ。と。
社会人四年経った時にスカウトの目に留まり南海ホークスに入団。その時に、
自分と境遇の似た先輩が居たお蔭で、腐らずに勇氣を持って、野球に打ち込めた、と。テスト生から入団し、三冠王になった野村克也という見本、手本が居たから、勇氣が湧いた、と。あれ、野村が甲子園優勝打者だったら、門田は勇氣は湧いてなかったかも?です。皆さんはお手本に成る人が身近に居ますか?
それが自分とよく似た境遇だったら、勇氣が湧いて来ますよねぇ。
『確かに』でしょう。
一つ一つを真剣にやってますか?ココに、充実した人生の秘訣が在るように思います。
『日々の業務をトコトン丁寧に、一つ一つを何の為にこの処理をしているのかを、考えながらやる。』『一つ一つ真剣に続ける』が、命運を担っているんです。命運を握っているんです。
ワシは、この門田博光回顧録の一節にある『毎日の真剣な素振り百回を四年間』に、ビビビ!と来たんです何故か。何十年と、これは毎日続けないかん。と思ってた事、なのに三日坊主的な事の繰り返し。皆さんも、そういう事あるでしょ。
『これは、毎日ちゃんとせないかんなぁ。』と思っている事。
人間何が心のスイッチ入るか、分からんですねぇ。スイッチが入ったら、もう大丈夫やと思う訳です。入ってしまったんだから(笑)続きますよ。
続いてないなら、心のスイッチは、入ってなかったんよ、たぶん。
心のスイッチが入らずにやっている行為は、たぶん、身に付かないんです。
ある一定期間続いていると、たぶん習慣に成ると感じます。
皆さんも『これだけは続ける』という何かが発見出来れば、ええですね。
中小零細会社の充実の真理は、何だと思いますか?皆さん。
働いている人達が自分の会社の社長と一緒に働きたい。という気持ちが『収入や待遇より一番』という感情に成っている状態なんだと、思える訳です。
人間って本質はそういうもんじゃないでしょうか。
このメッセージを読んでくれている社長の皆さん。
皆さん方の会社で働いている人達は、あなたと一緒に働きたい!が、一番になっているでしょうか?
そのようになってくれている会社の一員のことを『社員』と言うんですよ。
単に、業務に従事している『従業員』じゃないんよね。
社員と従業員を区別していますか?また、経営者と社長も区別していますか?
会社は、経営者と社員達で、運営するもんなんです。
まぁ、立志殿中の人の生き方を本で読んだり聞いたりして来ましたが、
何でだろう7月31日にたまたま読んだ元南海ホークス門田選手の回顧録の
一節。
翌日8月1日から自分にとって運を後押ししてくれると頭では分かっていた事が、今まで続かなかったのに、続けることが出来ている。
何十年も前から、せないかんなぁと決意してたのに、ありゃ決意と勘違いしてたんだろうね。決意じゃなく『単なる思い』だったんだろうね。
心のスイッチになってなかったんだろうね。
そういう意味で捉えるなら、皆さん。
決意しているようで、心のスイッチが入っていないから決意に成っては、
無いのよ。
運があなたの背中を押してくれる行為は何なのか?
人生の究極の充実は、何なのか?
決意に至るキッカケの種蒔きを毎日続けてみてはどうですか。
という今週のメッセージでした。