『自分と同じように感じられる習慣』これ、中々なんよ。
相手のことを、自分のことのように感じられるあなたの心の感性が実は、
あなたの精神性を高め、運が味方してくれる秘訣のように感じて仕方ないんやけどねぇ。
これを神道では『一元生命』と言います。
生命の元は一つ。ということやから、他人と自分の元が、一つとは理屈では、そうかも知れんけど、
感情は中々納得には至らんから、これまた理解を得るのが難しいんよ。
例えば、社員の立場にある人に問います。
あなたの給料や福利厚生に掛かる費用を、あなたが社長なら、あなたに払いますか?
あなたは、自分の給料や福利厚生に見合う、仕事や『心の姿勢』が出来てます?
って、一旦考えてみて下さい。
あなたが社長なら今の自分に、その給料と、福利厚生を『ハイ!喜んで。』って気持ちで払いますか、
ということを、たまには自問自答してみるのは、心を洗う善い習慣になるんよ。
他人にウソはつけますが、自分の心や、やって来た行動は、誰も見てなかっても、自分が見てるというか、
自分は知っとるしね。自分の日頃の心の様相や、仕事に向き合う姿勢を振り返る習慣が、
生きる上で大切なことなんやけどねぇ。
自浄作用しか、自分の心を澄ませて行く方法はないように感じるんです。
自分で自分の心を浄化させる習慣の一つが、相手の心情を慮る。自分だったら?と考えてみる。
自己反省やと思う。
反省とは?
『二度と同じ過ちを犯さないことを以て証拠とし、更に、どう工夫改善したかを見せなければ反省したことにはならない。』
とワシは思うんです。
同じ過ちを犯しているなら、反省していない証拠なんです。すべては、あなたの心の姿勢と行動しか、
自分の運氣を上げて行くことは出来得ないというのがワシの信念です。
だいたいの勤め人つまり、サラリーマンは、自分は自分の給料以上に仕事してるって、
勝手に思っている人は多いんじゃないかなぁと感じとるんですよ。
だから『有り難い』って感じてる社員の人達が少ないんじゃないかなぁと。
営業職は、数字に表れるから把握しやすいけど、営業職以外の職種は、中々、数字に表しにくいから、
経営者はよくよく洞察力を磨いていないと、
社員の心の能力と業務能力を把握できんからねぇ、確りせないかんと思いますよ。
経営者の『価値基準』を確り持って、合意と納得の経営を心掛けないと、社員に不満が生じますよ。
合意とは、理屈で『なるほど!』と感じる事。納得とは、感情で『なるほど!』と感じる事。
この二つが大切なんです。
社員の人達。
社員の第一の仕事は、何か分かっていますかねぇ?
社員の第一の仕事は、経営者の考えを理解する努力をすることなんです。
そもそも社長の考えを理解しようともしない人が『社員』が務まる訳、無いんです。
社長の考えを理解せよとは、社長の言うことを聞け!ではないんです。
そもそも社長足る者、自分の考えを文章にして、社員達に理解をしてもらおうと努力して来ましたか??
常に社員に接して、自分の価値観を本音で本氣で語ってますか?
それせな、理解したくても、理解のしようが無いでしょう。
だから、それをしてない社長は、反省してもらわな、いかんわな。
反省しているという、証拠を見せなければ、理解は中々してもらうことは出来ません。
組織で最も大切な事は『共通目的』です。
共通目的の無い所に、チームワークは生じませんから。共通目的の無い所に、魂の躍動は生じませんから。
だから、社長の第一の仕事は、共通目的を作り、社員と合意と納得の経営をすることなんです。
共通目的を作ることで社長から経営者に昇華して行くんだと思うのです。
例えば甲子園目指している高校球児。
甲子園出場とか甲子園優勝という共通目的があるやろぅ。
監督の考えを理解しようと努力しとるはずなんです。甲子園出場、甲子園優勝を目指している選手は。
この間柄は、チームワークも良好だし、充実感に溢れているはずなんです。
組織の最小単位は家庭です。組織の最大単位は民族です。
家庭に於いてもしかりです。家族の共通目的。
夫婦の共通目的を作って行く、家長の心の姿勢と行動が幸福な家庭の基礎なんよ。
会社の共通目的を作って行く、社長の心の姿勢と行動が幸福な会社の基礎なんです。
国家も、同じなんやけど、国家運営者達に、共通目的っていう概念あるんやろうか?って思うのはワシだけでしょうか?
人格というのは本を読んだから、何か研修をしたから、と言って、磨かれるとは言えないんです。
人格は、やっぱり仕事に向き合う姿勢しか、磨かれ無いんです。
ワシの言う仕事とは、何も経済活動だけを言うとるんではないんです。
あなたの『人生』を懸けて、やり通したい事を仕事と言うとりますから。
ワシで言うならエモーションの経営目的に書いていることが香川湧慈自身の人生を懸けて惜しくない仕事なんです。
『縁ある人に、勇氣と感動を与える為のキッカケを与え続ける人生を歩むこと。』に、
人生目的を決めた時から歩んでいます。
例えばサービス業。
飲食店を例に取ると、同じ規模の飲食店でも繁盛している店と、全然と言っていいほど閑散としてる店。あるやろぅ。
結局は、その店の社長の『全方位的な努力』に尽きるんです。全方位ですよ全方位。
経営に於けるあらゆる方面に於いて、社長の視野や、自己啓発自己変革の努力を、常にやっているか、そうでないか、なんよ。
それが『運』を味方に出来るか、そうでないかに別れるんです。
皆、それなりの努力はしとるとは思うけど、
繁盛していないとしたら、それは社長が全方位的な努力が出来てないんやと思う訳です。
反省してほしいなぁ(笑)