アフターフォローとかアフターケアの源泉は『気に掛けてあげる』という想いであり、心やなぁ、とふと思い浮かびました。
その観点から想像したら、アフターフォローの徹底している会社、
どれくらいあるかなぁと。
例えば、ホームページ製作を業としている会社、多いですが、
自分とこが作ったHPの相手の会社を、心に気に留めているんやろうか?
気に掛けてあげてるんやろうか?
って、思う事があります。
お客さんから言われたら『する』けど、別に言われなかったら『しない』
『どうですか?』の声掛けもしない。
何百、何千とHP 製作手掛けたお客さんが居ても、気に掛けていたら、
そのお客さんのHPをたまには、見る筈やのに気に掛けてないから見ない
会社、多いんちゃうかなぁ。
数々の手掛けたお客さんのHPを、その会社の顧客目線で見てたら
『ここ、こう改善したらええかなぁ』的な、
発見するもんやし、お客さんに声掛けしてあげれるもんやけど。
例えば、保険会社のファイナンシャルプランナー。
自分のお客さん全てとまでは言いませんが、
大多数のお客さんを『気に掛けて』あげてますか?
気に掛けてたら、たまにはコンタクト取ってコミュニケーションするけどなぁ。
誰だって、自分のことを気に掛けてくれてるなぁ、と感じたら、
嬉しいもんやし、信頼感が増して行くと思うんやけど、
何で、自分のお客さんやのに、気に掛からんのかなぁ、と思うことがありますね。
一度ご縁のあったお客さんに対して、継続的に向き合い続けることが、
やがて、顧客を積み重ねて行き、その顧客の客単価が上がって行くんだと思う訳です。
商売は、自分がアフターフォローし続けられる客数を見極めて、利用してもらう額を増やして(客単価向上)行く活動とも言えます。
またその商売のビジネスモデルが儲かるビジネスになっていれば、
社長の人間的資質や、経営能力が、そんなに優れてなくても事業は儲かって
行くもんなです。こういう会社、多いのも事実。
何で、あの会社の社長自分の利益ばっかりで社員の待遇良いとは言えないのに、儲かってるわなぁ、という会社です。
ワシが思うに、こういう会社の社員の心の充実感は、少ないと感じるし、
そこの従業員は、労働と給料の交換所が会社だと認識してると感じます。
逆に、社長の人間的資質や経営能力が優れていても、
ビジネスモデルが時流に乗っていなかったり付加価値(粗利額)が少ない仕事だったり、
構造的に儲かりにくいビジネスモデルだったら、儲からないもんです。
だから、先ずは継続的に儲けて行けるであろうビジネスモデルの構築と実践が大事。
物販なら、お客さんが自社商品を使っているシチュエーションを提案することで、
新たな販売カテゴリーが開発できるもんやと思うし、仕組みが先やと思う訳です。
自分の商売の概念整理をして行くと、自社らしい仕組みが出来て来ますから。仕組みが出来ると教育が断然、し易くなる。
その仕組みが、人間性と科学性と社会性が、バランス良く、しかも高いものに成るように構築してほしいもんです。
そういう会社を幸福な会社と言うんです香川湧慈的には。