人生長いようで短い。60が来たら、あっと言う間に80が来るでぇ。
『人生勝負は後半にあり』と、
昭和59年7月20日に、大阪は、箕面観光ホテルで社会教育家の田中真澄先生(昭和11年生まれ)の講演を初めて聴いた時に教わったことを、
37年経った今も忘れていませんし、根付いています。
約40年前から田中先生は『人生100年時代』を提唱していました。
人生60歳から黄金期を迎えられるような思考と哲学、行動が大事だという内容でした。
そのような生き方をして来たつもりですワシは。
年明け一月、誕生日が来たら還暦、つまり60歳。
振り返って、じっと思い起こしたら、黄金期を歩める感じが湧いて来とるなぁ、と実感しとるんです。
オセロで例えると、
ワシの体験は振り返ってみると『世間一般で言う表面的な成績』の見方で見ると、
ずっと黒で塗り広められて来た感あり、です(笑)
例えば、
会社の数値業績で言うと、30年ちょい商売をやっているのに会社は無借金経営じゃないし、会社借入金も売上に対して多額やし、
内部留保金は、決算上は、売上の半分くらい有るけど、90%は社員が60歳になった時に支給するものと、
65歳になった時に支給するお金で、実質会社の内部留保金と言えるのは10%くらいのもんやし。
なんやけど、
内面的には、ずっと信ずる念い、つまり信念を貫きながら経済活動をやって
来て、
心は納得で歩んで来たからか、60歳からは、その黒が徐々に白に転換されて
行く気配を感じておるんです。😃✌
人生100年。40年掛けて、黒を白で塗り潰せるなぁ(笑)と感じておる次第です。
念じるほどの信ずる価値観で人生を歩んでいるなら、結果がどうであろうと
納得行く人生に成る筈。
もし、納得できないんなら、それは信念じゃなかったという訳よ。
言い訳無用です。
昔から人間関係は20年くらい掛けて本物を見抜いて行こうと思って来ました。
人は、お金の利益損得で動く者が大多数。
しかし、そういう人でも魂は、情を信念に行動を貫いている人のことを好きに成るものなんよ。無意識に理屈を超えて魂の感情は。
商売は『経営の指針を打ち立ててから』30年は、モノに成るまで掛かると思って実践して来ました。
エモーションの経営の指針作りに取り組んだのが平成5年。
経営の『あらゆる概念』を打ち立てたのが平成12年。
だから、平成12年から30年後は平成42年になるなぁと覚悟して来ました。
平成で言う42年つまり2030年に、オセロの黒の大多数を、白に塗り替えると。
皆さん、人生、勝負は後半にあり!です。
商売している人で未だ経営のあらゆる概念を整理していない、指針を打ち立てていないとしたら、
『流される人生』になっとるんじゃないかと感じる訳です。
己れを立てる。理想像を描く。
それが『芯』に成っていれば、60歳以降に黄金期を迎えられると思えてなりませんね。
人生、焦ってはいけません!焦って、納得行く人生は歩めんと思います。
人生の後半と言える60歳から、黄金期を歩めたら、それまでの災難とも言える、あらゆる事象が報われると思う訳です。
流されない人生にして行くには、
相手に勘違いを起こさせない、コミュニケーション能力が必要なんです。
だいたいの人間関係の『ごじれ』は、勘違いさせてしまっている話の仕方が
起点になっとると、感じる訳です。
どれだけ、自分を正当化しようとも、
相手が勘違いを起こさない、勘違いの起こり様がない、あなたのコミュニケーション能力が問われます。
『自分は、ちゃんと言うたのに、、、』
けど、意図する事が伝わらなければ『納得』に至らず『流される人生』になって行きますから。
話の仕方は、詰まるところ、あなたの思考哲学に起因するんです。
自分の仕事や人生に、真摯に向き合っていれば、自分の仕事や人生を、
愛していれば、いくらでも伝える言葉は出て来る筈です。
相手に伝えるメッセージに、工夫が出来る筈ですから。
そのような『ちゃんと伝える』訓練の継続がやがて、60歳以降の黄金期の素養に成って行きますから。
めんどくさがらずに、伝える能力を磨き続けましょう。
もう一つ大事なことは人生の目的を果たす為に、目標を立てたならば、
絶対に変更しては成らんのです。
飽くなき執念で、妥協してはいけません!どうにか、工夫し続けて行くんです。
工夫に工夫を重ねて行けば、必ず方法が見えて来ます。
目的は、絶対に譲れないという念(おも)いが責任感を湧かせるんです。
その責任感が工夫を生みますから。
『決意が責任感を生み責任感が工夫を生む』
人生を充実させたいなら。人生、勝負は後半にあり!そう信じて、己れを立てましょう。