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『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和3年6月25日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和3年6月25日

この数十年の間、日本の中小企業の70%が、赤字企業だと、統計は語ります。

 

毎年、毎年、利益が出てる訳じゃないのが、多くの会社です。

 

そして、この20年近くは、会社設立から10年生き残る率は数%だとこれまた統計は語ります。

 

エモーションを設立した30年前は、20%という統計だったように思うんだけど、この20年間は、生き残る会社数が激減してるんやなぁと。

 

ワシが思うに、会社を設立して業務を進めながら事業を拡大することを目指している会社が、多いように感じるんだけど、

 

社長の人生哲学を磨こうとしない、深めようとしないから、

事業と哲学のバランスが取れない。

 

だから、会社は成長ではなく、膨張企業へと進んで行くんです。

 

ワシの場合は逆やなぁと、今週ふと思いました。

誉められたもんではないんやけどね。

 

脱サラ、独立自営の道を志した22歳の時から人生哲学を深めて行くのが何より好きになって行ったんですね。

 

それを裏付ける事実を言うと、18歳で銀行に就職し、独立を志ざす22

まで、一番の関心は、

パチンコ、麻雀、ゴルフだったのが、人生哲学を深めることに、熱中し出したら、ギャンブルは一切止めましたからね。

 

しょうもないギャンブルは止めたんだけど、独立自営という人生のギャンブルの世界に入る訳ですが()

 

やっぱりワシはホームドラマより大河ドラマの人生が愉しいと感じる人種やと思うから。

 

振り返って感じるのは独立を志して約4年後の26歳で、独立自営の道を歩み始めた訳なんやけど、

 

事業が中々、思う様に伸びて行かなかったから、ある意味『膨張企業』に成らんで良かったなぁ、と()

 

もちろん、逆に哲学と事業のバランスが取れてなかった訳です。

 

さっき言いました事業が伸びて哲学が深まっていない状況と、

 

ワシの様に、事業が伸びずに哲学は深まって来た状況となら、

どっちが善かったか?

 

ワシは選んだ訳じゃないんだけど、先に哲学を深めて来たのが、

会社が30年以上継続して来た理由の大きな要因かも、と。

 

まぁ長く継続して会社経営をやって来られた最大の資源は?

 

『人の道』に外れた事をしなかった。

 

つまり『人の道』を実践しながら、経済活動をやって来たからだと今週浮かんだという訳です。

 

あぁ運が善かったなぁと、心から思いましたね。

お金の面だけは、事業が伸びて来なかった訳やから、かなり、困窮して来ましたが、

 

これも、哲学を深める実践なんやと感謝の念が湧くんやから、面白いねぇ()

 

たぶん、独立自営の道に入って順調に事業が伸びていたとしたら、

 

今、エモーションは無かったなぁとつくづく感じるんよね。

 

分かりやすく言うと、

 

小学生低学年レベルの社長が、事業がヒットして拡大しているからと言って、

 

従業員を沢山採用し、社内の人間関係のことに関心を持って良好にして行こうという思いもなく、事業拡大にしか関心が無く、

そして的を射た戦略も構築できずに、会社運営しているようなもんですよ、

ほんまに。

 

こんな会社、危なっかしいと感じませんか?

 

で、事業の数値だけが伸びているから銀行は良客と思い、多額の貸付をする。で、やがて不良債権で泣く銀行。

 

もっと分かりやすく言うと、あなたの子供が小学2年生だとして、

 

その子供が5万円ちょうだい。って言うたら『何に使うんや?!』って言うでしょ()また理由を聞くでしょう。

 

それと一緒ですよ。

 

人生哲学を深めてもない社長(小学2年生レベル)が多額のお金を扱う商売をやっているのと同じなんです。

 

しかも、沢山の従業員の生活を抱えているんですよ。

 

そんな意識も無く商売してる社長連中、多い気がするなぁ。

従業員と社員は区別せないかんですよ。

 

(業務)に業ずるだけの人を『従業員』と言います。

 

経営者の経営に対する考えを理解し、納得し共感して社業に励んでいる人を『社員』と言うんです。

 

あなたの会社で働いている人達は、従業員ですか?それとも社員ですか?

 

従業員から社員になると、やがて『人材』に昇華できる土台が出来て来るんです。

 

人材とは、自分で考え自分で問題を解決して行こうとする社員のことを言うんです。

 

『社長』と『経営者』もワシは区別しとるんです。

この意味、もう分かるでしょ。

 

社長足る者、人間は本来、どうあるべきか。人間の幸福や充実した人生とはどういう状態を言うのか。

 

自分なりの価値基準、人生哲学を明確にして歩む。商売をする。社員指導をする。

 

そして、それに相応しい、的を射た戦略を考えて、社員の人間性が豊かに成るように、

 

戦略を社員達に理解させる、そして納得させる指導力、説得力を持つと、

社員達は共感して社業に励んでくれるんです。

 

それが社長から経営者に昇華する唯一の道ではないだろうかと思う訳です。

 

『経営者』に成ると、ワシの価値観ですが、

 

社員の給料と福利厚生は『人件費』とは全く考えないもんやと思うんです。

 

『人件費という経費』と考えるから、少しでも削らないと、

と脳は無意識に判断してしまうんよ。

 

ワシは、多くの社長と捉え方が違うと思うとるんですが『人の道』に則った考えなら、

社員の給料と福利厚生は、会社の『資産』なんやけどなぁ、本来。

 

何で損益計算書の費用の部に記載されるんやろうかねぇ()

 

資産だと考えるから、脳は無意識に増やしたい。と判断するんちゃうかなぁ、と。

 

世の中の会計法変えれないもんでしょうか?

 

ワシの言う『経営者』が増えないと、そこで働く人達が、いつまで経っても、従業員から社員に、人材に昇華して行かんのよ。

 

責任者の信念なき行動は、花は咲いても実は成らんのです。花が咲いて喜んでいる社長達。要注意ですよ皆さん!

 

中心人格(社長や父親や組織の長達)の信念無き行動は、花は咲いても実は成らない。なんです。

 

よぉ~に肝に命じて、ちゃんとして行かんとね。